STRADIVARIUSレーベル(イタリア)
フーガの技法のヘルマン・シェルヘン編曲管弦楽版を
最新録音で!まさに美の極致!
STR 37008(2CD)
J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080
~ヘルマン・シェルヘン編曲版(1963年ショット版)による
マルコ・アンギウス(指揮)
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
録音:2014年11月, 62:52 / 41:05
※元来、楽器が指定されていない「フーガの技法」は鍵盤楽器のほかに様々な編成に編曲(トランスクリプト)されて演奏されることがありますが、ここでは珍しいヘルマン・シェルヘンによる管弦楽編曲版を使用。「フーガの技法」の管弦楽用編曲は、かのストコフスキーでさえ手をつけていませんが、シェルヘンはこのトランスクリプション版の完成に40年近くの歳月をかけたとされ、ほぼ音楽家人生の大半をかけて取り組んだと言ってよいでしょう。これまで、この版による録音はシェルヘン自身のものしかなく、今回、最新の録音で聴ける意味と価値は計り知れません。シェルヘンは特に現代音楽を得意としており、ブーレーズに通じる極めて理知的で透徹した眼差しでスコアを読み込む指揮者でした。自らも作曲し、同時代の作曲家に深い理解を示した、そんなシェルヘンならではの厳しい視点から思索、推敲を重ねた「フーガの技法」管弦楽編曲版をSTRADIVARIUSの鮮やかで解像度の高い録音技術陣の精鋭を結集して制作。すべての声部がはっきりと個別に生命が与えられ、歌いだす、その驚きを体感して下さい。
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