[東武商事] クラシック音楽CDの輸入・製作・卸を行っています。

(STRADIVARIUSレーベル)
①パスカル・ガロワ&下野竜也+都響登場!!藤倉大のバスーン協奏曲、他
②イタリア映画音楽の巨匠ガスリーニによるアヴァンギャルドな傑作!
③ベートーヴェンのフルート・ソナタ集!? 他新譜8タイトル

(STRADIVARIUSレーベル)
①パスカル・ガロワ&下野竜也+都響登場!!藤倉大のバスーン協奏曲、他
②イタリア映画音楽の巨匠ガスリーニによるアヴァンギャルドな傑作!
③ベートーヴェンのフルート・ソナタ集!? 他新譜8タイトル

stradivarius1STRADIVARIUSレーベル(イタリア)

パスカル・ガロワ&下野竜也+都響登場!
サントリー作曲家の個展で初演された藤倉大の注目の新作を収録!
STR 37031
str37031「パスカル・ガロワ・プレイズ・グリゼー、ベリオ、藤倉大」
①ジェラール・グリゼー(1946-98):《タレア》または機械か雑草
 ~フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための
②ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):《レクイエス》
 ~室内オーケストラのための
③藤倉大(b.1977):バスーン協奏曲

①②パスカル・ガロワ(指揮)プラハ・モデルン
③パスカル・ガロワ(Fg)、
下野竜也(指揮)東京都交響楽団
録音:①2015年12月7日、②2015年6月15日、③2012年10月11日(サントリー・ホール作曲家の個展ライヴ)
①16:15、②12:38、③24:48 

※バスーン奏者で指揮者のパスカル・ガロワによる世代も異なる3人の作曲家の代表作を収録。ガロワはブーレーズのもとアンサンブル・アンテルコンタンポランで首席バスーン奏者を長らく勤め多くの現代曲の初演に携わっており、同時代の作曲家より絶大な信頼を得て作品が献呈されている。ここでは2012年にサントリー・ホールの作曲家の個展で世界初演された藤倉大の協奏曲を目玉にスペクトル楽派の巨匠グリゼーと全盛期のベリオの代表作を聴く。

イタリア映画音楽の巨匠によるアヴァンギャルドな傑作!
STR 37038
str37038「ジョルジョ・ガスリーニ(1929-2014)作品集」
①ムラレス・プロムナード(2008)~ピアノと管弦楽のための
②アダージョは美しい(1998)~16の弦楽器のための
③ピアノ協奏曲(2013)

杉山洋一(指揮)ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
①③アルフォンソ・アルベルティ(Pf)
録音:2015年9月 [ 55’11]
※ガスリーニはジャズ畑出身でイタリアの映画音楽を数多く手掛けたことで知られる。同時代のモリコーネやニーノ・ロータほど知られた存在ではなかったが担当した作品ではナタリー・ドロンとスーザン・ストラスバーグが共演した「姉妹」、ラウラ・アントネッリ主演の「バリ」、オカルト映画「サスペリアPart2」が有名。ミラノ・ヴェルディ音楽院で作曲を学び、演奏会用の作品も多く、ここに収められた作品は彼の代表作。前衛ジャズ、現代音楽の語法と映画音楽を思わせる甘いメロディとハーモニーが融合した、まさに映像のない映画音楽といった独自の世界。普段は硬派な現代曲ばかり指揮している杉山洋一の粋なジャズ・センスも聴き逃せない。

ベートーヴェンのフルート・ソナタ集!?
STR 37049
str37049「ベートーヴェン:フルート作品集」
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
①フルート・ソナタ へ長調Op.17(原曲:ホルン・ソナタ)
②フルート・ソナタ 変ロ長調Op.A4
③フルートとピアノのためのセレナードニ長調Op.41

エンリコ・ディ・フェリーチェ(Fl)
フランチェスコ・ジャンマルコ(フォルテ・ピアノ)
録音:2015年6月[68:48]
※ソナタOp.17はホルン・ソナタOp.17をフルートで演奏したもの。ソナタ変ロ長調Op.A4は作曲者の死後発見されたもので1790年頃の作品とされる。楽器は19世紀前半製作のThibouville社製フルートと1803年製のMcNulty社製フォルテ・ピアノを使用、ベートーヴェンが生きた時代の音を忠実に再現。

ダラピッコラと弟子のカミーロ・トーニの管弦楽作品集!
STR 37041
str37041「ダラピッコラ&トーニ作品集」
ルイージ・ダラピッコラ(1904-75):
①ミュリエル・クーヴルーのための小さな協奏曲(1939-41)
②アン・マティルド(1955)~ソプラノと管弦楽のためのカンタータ
カミーロ・トーニ(1922-93):
③5つの歌曲《トラクルのエリアン》(1955)
④変奏曲(1946) Op.27~ピアノと管弦楽のための

マルコ・アンギウス(指揮)
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
②③リヴィア・ラド(Sop)
①④アルド・オルヴィエト(Pf)
録音:2016年1月-3月 Total time:[70:26]
※イタリア現代音楽の父ダッラピッコラの代表作、新古典主義期の「小さな協奏曲」と12音技法に移行してからのカンタータを収録。「小さな協奏曲」ではドビュッシーの影響が感じられる美しい佳品。トーニはダラピッコラ、マデルナの弟子でイタリアにおける12音技法の作曲家のひとりだが、ソプラノと管弦楽のための歌曲「トラクルのエリアン」は厳しい作風のなかにイタリアらしいカンタービレが随所に聴こえる秀作。

※その他STRADIVARIUS新譜
STR 37042
str37042サルヴァトーレ・シャリーノ(b.1947):《パージネ》(1998)
~4本のサクソフォンのためのコンサート・プロセッシング
(ジェズアルド:マドリガル集第5巻より/J.S.バッハ:「これらは聖なる十戒」によるフゲッタ/J.S.バッハ:キリエ「永遠における神の父」/D.スカルラッティ:アレグロL.223/D.スカルラッティ:アンダンテL.257/モーツァルト:アレグロ・ダラ・セレナータ/コール・ポーター:あなたはしっかり私のもの/作者不詳(14世紀モンセラートの朱い本より):カッチャ《おお、輝く聖処女よ》/作者不詳(14世紀):トレ・ドゥ・コンパン/ガーシュウィン:誰も気にしない?/D.スカルラッティ:アレグリッシモL.215)

ブロス・サクソフォン四重奏団
録音:2015年12月 Total time:[46:49]
※《パージネ》は過去の作曲家の様々な作品をイタリアの前衛作曲家シャリーノがサクソフォン四重奏用に編曲したもの。ならば単にシャリーノ編曲と書けばよいところだが、シャリーノは何をどのように編曲するかも創造として、自分の作品と位置づけているようだ(この辺りの考え方はベリオに似ている)。さて前衛作曲家による編曲だけに、さぞや大胆なアレンジかと思いきや意外に特殊奏法もなく、オリジナルに近い穏健な仕上がり。されどジェズアルドのマドリガルや14世紀作者不詳の宗教歌などをサックスで聴くとポスト・モダンの現代音楽のように聴こえるから不思議。サックス・ファン、レパートリーを探しているプロ、アマ奏者の方々にもお薦め。

STR 37046
str37046「アリア・ビザンティナ」
~アルベルト・カプリオーリ(b.1956)作品集
①「歌を歌う前に」~ルイジ・ノーノの追憶に(1990/1992)
 ~Fl,Cl,Vn,Va,Vc,Pf
②アンダンテ・アダージョ(2013) ~Pf solo
③-⑤ボグスワフのための3つのピアノ小品(2009)~Pf solo
⑥ジル・ドゥルーズのための小品(2009)~Vaと微分音による5楽器のための
⑦センツァ・テンポ(2007)~Pf solo
⑧アリア・ビザンティナ(2007)~7人の楽器奏者・歌手のための
⑨フジェンテ(2010-11)~M.Sop,Fl,Cl,Pf,Vn,Va,Vc

アルベルト・カプリオーリ(指揮)
エクス・ノーヴォ・アンサンブル
モニカ・バチェッリ(MS)
アルド・オルヴィエト(Pf)
カルロ・ラザーリ(Vn)
マリオ・パラディン(Va)
録音:2008-2013年 Total time:[78:00]
※カプリオーリはパルマ音楽院で作曲をカミーロ・トーニ、ウィーンで指揮をオトマール・スイトナーに師事した。全体にポスト・ウェーベルン風の寡黙で点描的な作風が特徴的だが、微分音や音色へのこだわりも深く、生楽器で演奏した電子音楽といった側面もある。作品はウィーン・モデルン、ワルシャワの秋、ボローニャ・フェスティヴァルなど多くの現代音楽祭で取り上げられている。複雑さを極めたスコアから繊細で未聴感のある響きが生まれる。

STR 37048
str37048「マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):ミゼレーレ&宗教作品集」
前奏曲H.528/
ミゼレーレH.157/
主を思いだし給えH.95/
ドミネ・サルヴムのための前奏曲H.535/
主が家を建てられるのでなければH.150/
前奏曲H.520/
聖母を讃えるアンティフォナH.25/
サルヴェ・レジーナのための前奏曲H.23a/
ラウダテ・ドミヌムH.159/
あなたの保護の下にH.20

アンサンブル・ラポテオーズ(器楽アンサンブル)、
アンサンブル・ヴォカーレ・リチェルカーレ(声楽アンサンブル)
録音:2005年7月 [51:50]
※フランス・バロック音楽の巨匠マルカントワーヌ・シャルパンティエの数多い宗教曲から聴きどころをコンパクトにまとめたディスク。アンサンブル・ヴォカーレ・リチェルカーレはバロックに定評のある声楽アンサンブルで入手できるディスクはいまのところ当ディスクのみ。2005年録音。

STR 37055
str37055J.S.バッハ:リュートのための4つの組曲
①組曲イ短調BWV995/
②組曲ホ短調BWV996/
③組曲イ短調BWV997/
④組曲ホ長調BWV1006a

①ジャコモ・コピエッロ(Gtr)
②ヴィクトル・ヴァリゼナ(Gtr)
③ミケーレ・テデスコ(Gtr)
④ジャコモ・スザーニ(Gtr)
録音:2015年 [76:59]
※4人の若手イタリア人ギタリストによるバッハのリュート組曲。ギターはいずれもモダン・ギターによるものでBWV995が1930年、BWV996と997が2014年、1006aが最も古い1926年製である。ギタリストは全員が1990年代生まれ。みずみずしさにあふれた珠玉のバッハ。特にバロック、室内楽を得意とするストラディヴァリウス独特の美しい録音も聴きどころ。

STRADIVARIUSレーベル・カタログ

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