[東武商事] クラシック音楽CDの輸入・製作・卸を行っています。

(BRIDGEレーベル)
①フェルドマン晩年期の代表作《ジョン・ケージのために》
②アメリカ作曲界の隠れた巨匠! クルシェネクの弟子ジョージ・パール作品集!
③田舎のゴールドベルク変奏曲(?!)ドミトリ・ティモーチコ作品集

(BRIDGEレーベル)
①フェルドマン晩年期の代表作《ジョン・ケージのために》
②アメリカ作曲界の隠れた巨匠! クルシェネクの弟子ジョージ・パール作品集!
③田舎のゴールドベルク変奏曲(?!)ドミトリ・ティモーチコ作品集

BRIDGEレーベル(アメリカ)

フェルドマン晩年期の代表作《ジョン・ケージのために》
BCD 9498
「モートン・フェルドマンVol.6」
モートン・フェルドマン(1926-1987):「ジョン・ケージのために」(1982)

エリック・カールソン(Vn)
アレック・カリス(Pf)
録音:2017年3月23、24日、コンラッド・プレビズ・ホール、サン・ディエゴ,71:46
※フェルドマン晩年期の代表作。初演はポール・ズーコフスキのヴァイオリン、高橋アキのピアノで行われた。ディスクは1トラックのみ、演奏時間71分あまりを一貫して静謐な音空間が持続する。ピアノの繊細な和音を引き伸ばすヴァイオリンの一筋の光。時にヴァイオリンとピアノは枝分かれしそれぞれ別の運動をしたかと思えば、いつしか互いに連動し、また同じ和音のなかに溶け入ってしまう。ロマン的なドラマ性を一切排除しつつも、そこから香り立つリリシズムは絶品。ヴァイオリンのカールソン、ピアノのカリスはフェルドマンの意図と詩学をよく捉えて秀演。

アメリカ作曲界の隠れた巨匠!
クルシェネクの弟子ジョージ・パール作品集!
BCD 9499
「ジョージ・パール(b1915-2009):管弦楽作品集」
①ダンス・ファンタジー(1986)
②6つのバガテル(1965)
③チェロ協奏曲(1966)
④シンフォニエッタI(1987)
⑤短い交響曲(1980)

リュドヴィク・モルロー(指揮)
シアトル交響楽団
③ジェイ・キャンベル(Vc)
録音:2016/2017年、69:56
(全曲世界発録音)
※ジョージ・パールはエリオット・カーターと並ぶアメリカ作曲界の中心的人物。エルンスト・クルシェネクに私的に師事、新ウィーン楽派に深い共感を寄せ、以降、基本的に12音技法または無調による作曲を行った。それは「シンフォニエッタ」や「短い交響曲」など比較的小規模な作品でも同様で様式上の厳しさでは一切妥協していない。しかし新ウィーン楽派のなかでも特にベルクに傾倒するパールの音楽は独自のロマンティシズムが感じられ、アメリカ東海岸の作曲家のなかでも作品の美しさは群を抜いている。

田舎のゴールドベルク変奏曲(?!)ティモーチコ作品集
BCD 9492
「ルーベ(田舎の)ゴールドベルク変奏曲」
~ドミトリ・ティモーチコ(b.1969)作品集
①私は従うことができない
②ルーベ・ゴールドベルク変奏曲
③S・センセーション・サムシング

①フレキシブル・ミュージック
②アトランティス金管五重奏団
 ジョン・ブラックロウ(Pf)
③アマーネット四重奏団
 マシュー・ベンストン(Pf)
51:15
※ドミトリ・ティモーチコはマサチューセッツ州出身の中堅作曲家。アカデミックな教育課程を経たものの、作品はジャズ、ロックの影響が濃厚でその辺りはイギリスのマーク・アンソニー・タネジ、ギャヴィン・ブライヤーズを彷彿とさせる。エレキ・ギターを含む室内アンサンブルのために書かれた「私は従うことができない」は初期のブライヤーズの、「ルーベ・ゴールドベルク」はマイケル・ナイマンと英国実験音楽をまぜこぜにした雰囲気。「S・センセーション・サムシング」は最近のブライヤーズを思わせる癒し系ミュージック。

BRIDGEレーベル・カタログ

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