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(ミッテンヴァルト・レーベル)
令和元年度(第74回)文化庁芸術祭参加作品
先駆的女性たちの瑞々しくしなやかな響き 日本女性作曲家の歩みⅡ~室内楽作品~

(ミッテンヴァルト・レーベル)
令和元年度(第74回)文化庁芸術祭参加作品
先駆的女性たちの瑞々しくしなやかな響き 日本女性作曲家の歩みⅡ~室内楽作品~

ミッテンヴァルト・レーベル(日本)

令和元年度(第74回)文化庁芸術祭参加作品
先駆的女性たちの瑞々しくしなやかな響き
日本女性作曲家の歩みⅡ~室内楽作品~
MTWD 99068 ¥3,000 + 税
日本女性作曲家の歩みⅡ~室内楽作品~
①-④松島 彝(1890-1985):弦楽四重奏曲 変ホ長調(1924)[17:58]
⑤ 吉田隆子(1910-56):青年の歌(1933)~2つのヴァイオリンのための[4:20]
⑥-⑧吉田隆子:弦楽三重奏曲「ソナチネ」(1932)[7:13]
⑨⑩ 渡 鏡子(1916-74):ピアノ、ヴァイオリンとチェロのためのトリオ(1950)[15:00]
⑪-⑬金井喜久子(1906-1986):ピアノ五重奏曲(1966)[19:01]

高良仁美(ピアノ)
印田千裕弦楽四重奏団:
【印田千裕(1stヴァイオリン)、竹内 弦(2ndヴァイオリン)、横畠俊介(ヴィオラ)、印田陽介(チェロ)】

録音:2016年5月31日-6月14日 海老名市文化会館 [64:03]
※21世紀の幕開けと前後して、洋楽受容史の研究が活況を帯び、これと連動したコンサートが各地で催されてきた。「日本音楽の歩み」をテーマとしたCDもリリースされ、当時の音楽への新たな評価にも繋がっている。とはいえ、女性の手による作品が演奏される機会は滅多にない。女性の作曲家は確かに存在していたにもかかわらず、なぜ看過されたのだろうか。
このアルバムに収録された室内楽曲は、1890年から1916年の間に誕生した4人の女性作曲家~女性作曲家のパイオニア松島彜、女性解放と反戦運動を訴えた吉田隆子、沖縄音楽の伝播に努めた金井喜久子、チェコ音楽の研究者としても名高い渡鏡子~によるものである。同時代の作曲家には、山田耕筰、信時潔、伊福部昭、橋本國彦、柴田南雄等が名を連ね、いずれも日本作曲家の礎を築いた重鎮と仰がれている。一方、彼女たちの作品や名前はほとんど忘れられてしまった。しかし、彼女たちが置かれた環境や目指した音楽は全く異なるが、どの作品にも真摯なメッセージや感性が溢れ、実に個性的である。彼女たちが残した足跡は、日本の作曲界の歩みとオーバーラップするだけでなく、従来の洋楽史に新たな可能性を与えてくれるだろう。
(辻浩美 ライナーノートより抜粋)

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※好評発売中!「日本女性作曲家の歩みⅠ」
MTWD 99038 \2,858+税
「日本女性作曲家の歩み」~ヴァイオリン作品~
幸田 延(1870-1946): ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調、第1番変ホ長調
松島 彝(1890-1985):プレリュード、ファンタジー
外山道子(1913-2006):日本民謡による組曲(子守歌、追分、籾引歌)
吉田隆子(1910-1956):お百度詣

印田千裕(Vn)
堀江真理子(Pf)
録音:2008年9月、二宮町ラディアンホール

ミッテンヴァルト・レーベル・カタログ

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