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(OTAKEN RECORDS新譜)
辻井淳の新録音2タイトル!ライナーとクライバーンのディレクターズ・カット盤からの板起こし!

(OTAKEN RECORDS新譜)
辻井淳の新録音2タイトル!ライナーとクライバーンのディレクターズ・カット盤からの板起こし!

OTAKEN RECORDS(日本)

レコード芸術4月号準推薦!辻井淳のオタケンレコード第2弾!
TKC-102(オープン価格)
tkc102「カヴァティーナ」~辻井 淳 ヴァイオリン小品集
フバイ:「6つの小品」より第1番「祈り」Op.121-1(5:09)
シューベルト:「12のバガテル」より「蜂」(ミツバチ)Op.13-9(2:12)
フルッフ:イン・メモリアムOp.65(12:22)
ハルフター:「2つのキューバ風小品」より「ハバネラ」(シェリング編)(3:09)
シューマン:「3つのロマンス」より第2曲イ長調Op.94-2(クライスラー編)(4:34)
ヴィエニャフスキ:キャプリス風練習曲イ短調Op.18(クライスラー編)
ブラームス:ワルツ イ長調Op.39-15(ホッホシュタイン編)
オルンシテイン:ヘブライ風幻想曲
ポッパー:妖精の踊りOp.39(ソーレー編)
ドヴォルザーク:「ジプシーの歌」より「わが母の教え給いし歌」Op.55-4(クライスラー編)
ドリゴ:バレエ「百万長者の道化師」より「セレナーデ」(アウアー編)
ハルフター:バレエ「ソナティナ」より「羊飼いの踊り」(マンソ編)
レフ:「6つの小品」より「カヴァティーナ」Op.85-3
ブロッホ:アボダー
アラール:「16のサロン風小品」より「ブリンディジ ワルツ」Op.49-16

辻井 淳(ヴァイオリン)、藤井由美(ピアノ)
2014年8月 滋賀県高島市ガリバーホール、プロデューサー:太田憲志(オタケンレコード)
エンジニア:松田淳一(アンサンブル・ベガ ステージ・プランナー)

※音楽は実演で聴いてこそ、真の感動が得られるものです。このことに異議を唱える人はいないでしょう。しかしそうだからと言って、録音がなおざりにされるのは、いかがなものかとも思われます。かつて演奏家の多くは、録音というものに興味を持たなかったし、今でもそのような方がおられます。かく言う辻井さんもそのお仲間の一人でした。
ところが磯田博士との出会いによって、録音に開眼されたようです。博士の理論は、録音が音楽をありのままに捉えることが出来るなら、録音は実演と同等あるいは時にそれ以上の感動を伝えることが出来ると言うもので、実際私達はそれを体験しました。以来、毎年ソロ作品一作のペースで今日までやって参りました。
辻井さんの録音の目的は、実演と同様、音楽の感動を伝えることで、これは首尾一貫変わることがありません。今日では、パソコンの進化によって、テイクごとの良いとこ取りで外見的により完璧なものに仕上げることが出来るようになりましたが、辻井さんはそのことに最小限の興味しか示しません。むしろ録音期間中、実演風にプログラム通りを何度か弾いていただくという音楽の流れを重視した録音方法も変わることがありません。
そんな中で私が毎回驚かされるのは、これだけヴァイオリン小品集の回を重ねるにあたり、もうマンネリ化してもよさそうなのに、録音当初から伴奏を引き受けてくださっているピアニスト藤井さん共々毎回進化しておられること。それと回を重ねる度に、当然有名曲は減ってくるわけで、勢い埋もれた秘曲が増えて来るのですが、これが又魅力的に聴こえ、聴いたとたんに親しみを覚えさせるものとなっていることです。
近年録音に関して、同じスタンスに立つ松田さん強力なエンジニアとして加わってくださることになり、かくなう上は辻井さんには末永く小品集を録っていただき、有名曲はもちろん、歴史に埋もれた秘曲の魅力をも発信し続けてほしいと願うのは私だけではないでしょう。(オタケンレコード  太田憲志)

レコード芸術4月号準推薦!辻井淳率いるマイ・ハート弦楽八重奏団
珍しいエネスコの弦楽八重奏曲も収録!

TKC-202(オープン価格)
tkc202①メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調Op.20
②エネスク:弦楽八重奏曲 ハ長調Op.7

演奏タイミング:
①[14:43][8:07][4:48][6:28]
②[12:15][9:04][8:52][9:06]

マイ・ハート弦楽八重奏団:
【辻井 淳(Vn)、 釋 伸司(Vn)、
若松亜由(Vn)、赤松由夏(Vn)、
沖田孝司(Va)、中島悦子(Va)、
雨田一孝(Vc)、山岸孝教(Vc)】

録音:2014年9月ガリバーホール、
プロデューサー:太田憲志(オタケンレコード)
エンジニア:松田淳一(アンサンブル・ベガ ステージ・プランナー)、73:27
※辻井淳が率いるマイ・ハート弦楽四重奏団のメンバーにマイ・ハート室内管弦楽団から4人を加えた八重奏団の初のアルバム。
当録音の楽器配列は、舞台に向かって左側より第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、第2ヴィオラ、第1チェロ、第2チェロ、第1ヴィオラ、第4ヴァイオリン、第3ヴァイオリンでチェロをセンター奥とする半円上に各奏者は位置し、ヴァイオリン、ヴィオラは両翼配置となっています。
これらの八重奏曲では、多くの場合、各パートが違う動きをするため、メンデルスゾーンではまだ第1ヴァイオリン主導の感があるものの、エネスクに至っては、各パートが、ほぼ対等で、この録音での楽器配列により、大変聞き取りやすくなるようにいたしました。これらの八重奏曲は、各奏者にソリステックな技量と合奏に適した資質が要求されており、マイ・ハート八重奏団のメンバーは、その両方を兼ね備えた面々と言えるのではないでしょうか。
この録音の演奏により、今まであまり明らかにされて来なかった八重奏曲の魅力をお楽しみいただけましたら、幸いです。
(オタケンレコード  太田憲志)

ライナーのR.シュトラウス蔵出し未開封ディレクターズ・カット盤より復刻!
TKC-358(オープン価格)
tkc358リヒャルト・シュトラウス:
①交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30
②交響詩「英雄の生涯」作品40

フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
②ジョン・ワイチャー(ヴァイオリン)
録音:①1954年3月8日、 ②1954年3月6日
原盤:米RCA音源の白レーベル非売品見本盤

※レコードにおけるディレクターズ・カット盤とは、量産プレスに入る前に、関係者に配布される手焼きの試聴盤のことで、昔から通常プレス盤より音が良いと言われて来ました。今回入手したライナーのR・シュトラウスはそのディレクターズ・カット盤であるばかりか、蔵出し未開封品でした。この度、その又とないチャンスを生かすべく、処女通針の一発録りを敢行いたしました。はたして結果は? 私の予想をはるかに上回るものとなりました。従来のアメリカ録音盤には、LP, CDを問わずある種の粗っぽさがあったのですが、それが皆無であること。それに伴い、アメリカ録音盤がいわゆる本場物の代用品の立場を返上し、独自の地位を獲得したことが主な成果と言えましょう。実際、この音で聴きますと、ライナーがかってドレスデンのシェフであったことを想起させ、その理想をここで甦らせただけでなく、さらに突き抜けた世界を実現していることを目の当たりに出来ました。
それにしても、1954年3月と言えば、フルトヴェングラーは存命中であり、毎度のことながら、歴史に“たられば”は無いのですが、あの反対さえなければ、将にこの音でフルトヴェングラーを聴けたかもしれないと思うと胸が締め付けられます。
まあ、何はさておき、百聞は一聴に如かず、是非ご一聴くださいませ。
(オタケンレコード  太田憲志)

クライバーンのチャイコフスキー
蔵出し未開封ディレクターズ・カット盤より復刻!

TKC-361(オープン価格)
tkc361①チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23
②ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調Op.30

ヴァン・クライバーン(ピアノ)
キリル・コンドラシン(指揮)
①RCA交響楽団
②シンフォニー・オブ・ジ・エア

録音:①1958年5月30日、ニューヨーク、カーネギー・ホール(スタジオ録音)
②1958年5月19日、ニューヨーク、カーネギー・ホール(ライヴ録音)
原盤:①米RCA音源の白レーベル非売品見本盤、②米RCA音源

※レコードにおけるディレクターズ・カット盤とは、量産プレスに入る前に、関係者に配布される手焼きの試聴盤のことで、昔から通常プレス 盤より音が良いと言われて来ました。
今回入手したクライバーンのチャイコフスキーはそのディレクターズ・カット盤であるばかりか、蔵出し未開封品です。この度、又とないチャンスを生かすべく、処女通針の一発録りを敢行致しました。はたして結果は? 予想をはるかに上回るものでした。従来アメリカ録音盤にはLP、 CDを問わず、例えそれが日本プレス製であれ、ある種の粗っぽさがあったのですが、それが皆無であること。
それに伴い、アメリカ録音盤がいわゆる“本場物の代用品”の立場を返上し、独自の地位を獲得したことは、今回の主な成果と言えましょう。実際、この音で聴きますと、アメリカンドリームの申し子のように思われ、とかく外面的なことが語られることの多かったクライバーンが、実は確かなテクニックによって、新しい時代の知性に照らしだされたチャイコフスキー像を、しっかりと打ち立てていたことが如実に理解出来ます。
尚、余白に入れましたラフマニノフの3番は、以前評判になった鏡面復刻CDで、これ又、リアルな音で名演奏をお楽しみ頂けると存じます。
(オタケンレコード  太田憲志)

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