[東武商事] クラシック音楽CDの輸入・製作・卸を行っています。

(STRADIVARIUSレーベル)
①まさに美の極致!フーガの技法のシェルヘン編曲管弦楽版を 最新録音で!
②名カウンターテナー、マイケル・チャンスのダウランド歌曲集!
③伴奏をギターで弾き、 新しい魅力が生まれたバッハのチェロ・ソナタ!
④ハイドンのフルート四重奏曲「エルデーディ四重奏」!? 他新譜14タイトル

(STRADIVARIUSレーベル)
①まさに美の極致!フーガの技法のシェルヘン編曲管弦楽版を 最新録音で!
②名カウンターテナー、マイケル・チャンスのダウランド歌曲集!
③伴奏をギターで弾き、 新しい魅力が生まれたバッハのチェロ・ソナタ!
④ハイドンのフルート四重奏曲「エルデーディ四重奏」!? 他新譜14タイトル

stradivarius1STRADIVARIUSレーベル(イタリア)

フーガの技法のヘルマン・シェルヘン編曲管弦楽版を
最新録音で!まさに美の極致!
STR 37008(2CD)
str37008J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080
~ヘルマン・シェルヘン編曲版(1963年ショット版)による

マルコ・アンギウス(指揮)
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
録音:2014年11月, 62:52 / 41:05
※元来、楽器が指定されていない「フーガの技法」は鍵盤楽器のほかに様々な編成に編曲(トランスクリプト)されて演奏されることがありますが、ここでは珍しいヘルマン・シェルヘンによる管弦楽編曲版を使用。「フーガの技法」の管弦楽用編曲は、かのストコフスキーでさえ手をつけていませんが、シェルヘンはこのトランスクリプション版の完成に40年近くの歳月をかけたとされ、ほぼ音楽家人生の大半をかけて取り組んだと言ってよいでしょう。これまで、この版による録音はシェルヘン自身のものしかなく、今回、最新の録音で聴ける意味と価値は計り知れません。シェルヘンは特に現代音楽を得意としており、ブーレーズに通じる極めて理知的で透徹した眼差しでスコアを読み込む指揮者でした。自らも作曲し、同時代の作曲家に深い理解を示した、そんなシェルヘンならではの厳しい視点から思索、推敲を重ねた「フーガの技法」管弦楽編曲版をSTRADIVARIUSの鮮やかで解像度の高い録音技術陣の精鋭を結集して制作。すべての声部がはっきりと個別に生命が与えられ、歌いだす、その驚きを体感して下さい。

名カウンターテナー、マイケル・チャンスのダウランド歌曲集!
STR 33914
str33914「暗闇の中で」~ジョン・ダウランド歌曲集
前奏曲/
暗闇の中に私を住まわせよ/
甘美はしばし佇む/
私は務める/
真実の愛を語ってよ/
あなたは強大な神/
ほか全18曲

マイケル・チャンス(カウンターテナー)、
ポール・バイアー(Lute)
録音:2011年5月/2013年10月/2014年9月 [78:19]
※リュート伴奏によるダウランドの世俗歌曲をカウンターテナーの名歌手マイケル・チャンスがじっくりと聴かせる一枚。名曲「流れよわが涙」こそ収録されていないものの、ダウランドの真骨頂ともいうべき人生を憂うメランコリーにあふれている。マイケル・チャンスの最新録音でもあり、衰えを知らぬ伸びやかな歌声は健在。

伴奏のチェンバロのパートをギターで弾き、
新しい魅力が生まれたバッハのチェロ・ソナタ!
STR 37036
str37036J.S.バッハ:チェロ・ソナタ集(ギター伴奏版)
(ソナタBWV1027/ソナタBWV1028/ソナタBWV1029)

セバスティアン・ジンガー(Vc)
アンドレ・フィッシャー(G)
録音:2013-14年 [48:49]
※バッハのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタのチェンバロによる伴奏パートをギターで弾き替えた意欲的な一枚。ヴィオラ・ダ・ガンバは、ここではもちろんモダン・チェロで演奏。伴奏がギターになることで音色の違いはもちろんのこと、音楽の機動性が増し、全体に軽やかな印象を与える。なおチェロを弾いているジンガーは現代音楽にも積極的に取り組んいる期待の若手。

ハイドンのフルート四重奏曲「エルデーディ四重奏」!?
STR 37019
str37019ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.76 Vol.2
(第1ヴァイオリンをフルートが担当、フルート四重奏曲として演奏)
弦楽四重奏曲第75番ト長調 Hob.III:75 op.76-1
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調 Hob.III:78 op.76-4「日の出」
弦楽四重奏曲第80番変ホ長調 Hob.III:80 op.76-6

モドゥス四重奏団:
【ロベルト・パッパレッテーレ(Fl)、
クラウディオ・マッフェイ(Vn)
ファブリツィオ・メルリーニ(Va)
カルロ・ベンベヌーティ(Vc)】
録音:2015年7月[66:25]
※ハイドンの名作弦楽四重奏曲集Op.76をフルート四重奏で演奏するというユニークな試みの第2弾。第1集(STR 33874)と合わせてOp.76の全6曲が録音された。
ハイドンのOp.76の6曲からなる四重奏曲は「エルデーディ四重奏曲集」と呼ばれ、ハイドンの弦楽四重奏曲の中でも最も人気のある作品群。ここでは「日の出」を含む3曲が選ばれ、第1ヴァイオリンのパートをフルートで演奏しているところが大きな特徴。楽器を変えて演奏することはバロック、古典派時代にはよく行われていたことだが、フルートが入ることにより音楽に華やかさが増し、作品の別の一面が見えてくる。

※その他STRADIVARIUS新譜
STR 33851
str33851イル・フィント・パリジーノ(パリの偽物)
チマローザ:私たちの希望は結婚/
パイジェッロ:ああ、私は胸にそれを感じます/
レオーネ・デ・ナプレ:ラルゲット/
ドゥニ:あなたは私のよき愛をみた/
サルティ:私の愛する偶像/
グレトリー:彼と夜に話すのは怖い/
クルンプホルツ:私が望む理由/
グルック:その印象はあまりに悲しい/
モーツァルト:満足K.349/来なさい愛するチター!K.351/ヴァイオリン・ソナタKV30~アダージョ、ロンド/「フィガロの結婚」~カヴァティーナ「失くしてしまった」、アリア「私の心のため息」/カンツォネッタ(3曲)

マリネッラ・ペンニッキ(S)
マウロ・スキランテ(マンドリン)、
マラ・グラッシ(クロチェット・ハープ)
録音:2010年6月、61:18
※18世紀後半パリで活躍したのイタリア、フランス、オーストリアの作曲家たちの歌曲を収録。いずれも芸術歌曲というより世俗歌謡という性格が強く、ハープとマンドリンを伴奏にソプラノが艶やかな声で恋や春の訪れを歌う。モーツァルトを頂点として18世紀古典派の爛熟した美の世界がこの一枚に凝縮。ソプラノのペンニッキはバロックと古典派を専門としフランス・ブリュッヘンの18世紀オーケストラと長く活動をともにした。

STR 33937
str33937F.S.ジェミニアーニ(1687-1762):
ヴァイオリン・ソナタ集Op.4Vol.2
(第4番/第8番/第2番/第5番/第9番/第11番)

リアナ・モスカ(Vn)、
アントニオ・モスカ(Vc)、
ルカ・ピアンカ(Fl)、
ジョルジオ・パリヌッツィ(Cemb)
録音:2012年6-8月[73:04]
※イタリア後期バロックの作曲家ジェミニアーニのヴァイオリン・ソナタ集Op.4からの第2弾。第1集(STR33853)と合わせて全12曲が揃った。
ジェミニアーニはコレッリからヘンデルをつなぐ重要な作曲家として認識されている。ヴァイオリンのリアナ・モスカはスイス出身でヴァイオリンを日本の鈴木メソードで学んだ後、ミラノ音楽院で研鑽、イル・ジャルディーノ・アルモニコと共演、その後、アンサンブル・クラウディアの楽員として活動している。その雅やかな音色はジェミニアーニの耽美的な作品にぴったり。

STR 37018
str37018①ロカテッリ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.3-1
②ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲ト短調RV531
③ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲RV580
④レオナルド・レオ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調

グリ・アルキ・ジナイーダ(ジナイーダ弦楽合奏団)
録音:2014年9月 [50:26]
※グリ・アルキ・ジナイーダ合奏団はジナイーダ・ギレリス・スクールのマスター・クラスの学生たちによって結成され、2010年に最初のコンサートを行った新しいバロック演奏団体。現在はヴァイオリニストで彼らの教師でもあるマリア・カテリーナ・カルリーニがリーダーを務めている。優秀な若手ばかりで構成されており、一種のユース・オーケストラと言えるが、学生オケという域をはるかに越えた極めて優秀なバロック・オーケストラである。

STR 37022
str37022「RAW」~ニコラ・サーニ(b.1961)作品集
①AchaB(2002)~Cl solo
②砂漠の空間を越えて(1999)~Fl,Cl,Vn,Vc,Pf
③無限の一種(1997)~Vc,Pf
④もうひとつの西方へ(2001)~Fl,Cl,Va,Pf,Perc
⑤ロウ(2005)~Vc solo
⑥夕暮れに向かう時(1997)~Cl,Vn,Vc,Pf
⑦私は天使の衣装を見た(2011)~ensemble
⑧お金について(2008)~ルイジ・ペスタロッツァのテキストによる語り手とアンサンブルのための

マウロ・チェカンティ(指揮)
コンテンポアルト・アンサンブル
⑧モーニ・オヴァディア(声)
録音:2011年11月[69:23]
※サーニは現在、イタリア現代音楽の中核を担う作曲家のひとりで日本でも度々作品が演奏されている。ドメニコ・グアチェーロに作曲を、ジョルジオ・ノットーリに電子音楽を師事し、後にシュトックハウゼンの指導も受けている。またトリスタン・ミュライユ、ジョージ・ベンジャミン、ジョナサン・ハーヴェイらスペクトル楽派の影響も少なからず受けている。ここに収められた作品はソロから大規模アンサンブルまで、作曲年代も多岐に渡っており、サーニの多様な作風を知るのに最適の一枚。

STR 37025
str37025「マルシャン&クレランボー:チェンバロ作品全集」
ルイ・マルシャン(1669-1732):組曲ニ短調、組曲ト短調、ヴェニス風、ガヴォット、子供たち)
ルイ・ニコラ・クレランボー(1676-1749):組曲ハ長調、組曲ハ短調

ルカ・オベルティ(Cemb)
録音:2014年8月、62:55
※バロック全盛期の二人のフランスの作曲家のチェンバロ作品を収録。二人が作曲したチェンバロ独奏曲としてはここに収められた作品が現在残っている全てとなる。ルイ・マルシャンはチェンバロの名手としてJ.S.バッハとドレスデンで音楽の腕前を対戦したとも伝えられる。ハープシコード奏者のルカ・ベルティはクリストフ・ルセ、ピエール・アンタイらに師事、ピアノ・フォルテ奏者、指揮者としても活動している。2014年にはミラノでバロック、古典派を専門とするアンサンブル、Xarabande Ensembleを自ら設立し今後の活躍が期待されている。

STR 37027
str37027J.S.バッハ(1685-1750):トッカータ集
(嬰ヘ短調BWV910、ト短調BWV915、ト長調BWV916、ハ短調BWV911、ホ短調BWV914、ニ短調BWV913、ニ長調BWV912)

ステファノ・インノチェンティ(Cemb)
録音:2014年7月 [70:20]
※インノチェンティはフィレンツェ出身の鍵盤奏者でマリー=クレール・アランらにチェンバロ、オルガンを師事した。BWV910で始まる7曲のトッカータ集はいずれもバッハの充実した創作期の代表作。バロック音楽の録音に定評のあるSTRADIVARIUSならではの鮮明な音質でチェンバロの弦一本一本のふるえが目に見えるような鮮烈の出来栄え。

STR 37028
str37028「エマヌエーレ・カサーレ(b.1974)作品集」
①11(2014)~アンサンブルとエレクトロニクスのための
②集団と平和(2014)~弦楽三重奏とピアノ、エレクトロニクスのための
③「湖の存在、時間」(2006)~アンサンブルのための
④7(2005)~弦楽四重奏のための
⑤5(2003)~フルート、クラリネットとエレクトロニクスのための

杉山洋一(指揮)mdiアンサンブル
[58:59]
※カサーレは当初コントラバスを学び後に作曲をアルド・クレメンティ、サルバトーレ・シャリーノに学んだ。日本の入野賞受賞のほか、ブールジュ国際電子音楽コンクールなど多くの賞を受賞している。生楽器とライヴ・エレクトロニクスのための作品のほか、アコースティックな楽器だけの作品でも電子音楽の研究の成果が反映され、さらにイタリア人らしい色彩感覚が作品にパウル・クレーの絵画のようなリリシズムとユーモアを生み出す。

STR 37029(2CD)
str37029フランツ・トゥンダー(1614-1667)オルガン作品集
CD1)
前奏曲ト短調/「ああ、わが愛すべき神よ」/カンツォン ト長調/キリストは亡くなられた/イエス・キリストこそ真の神の子/イエス・キリスト、我らの救い/如何なる辛苦が我らを襲えども
CD2)
前奏曲ト短調/「来たれ、聖霊の神よ」/主よ、汝のうちにのみわれ望みをもつ/主なる神よ、われらはみな汝をたたえん/前奏曲ヘ長調/如何なる辛苦が我らを襲えども/前奏曲(断章)

マヌエル・トマディン(Org)
録音:2014年10月/2015年4月 [50:06] / [40:52]
※フランツ・トゥンダーはJ.S.バッハヘと繋がる北ドイツ・バロックの作曲家。ブクステフーデの更に一世代前にあたり、合唱カンタータの開祖と言われている。バッハヘつながるバロックの礎を築いた重要な作曲家にも関わらず作品はわずかしか残されていない。このディスクでは2枚に渡って彼の主要なオルガン曲を収録。オルガンは最新の2011年製デル・オルト・ランジーニ・オルガンを使用、レジストレーションも多彩で色彩豊かな音色を楽しめる。

STR 37032
str37032「ルイス・デ・パブロ(b.1930)フルートの作品集」
①独り言(1997/98)
②メリスマ・フュリオーソ(1990)
③フルートのために(2010)
④“キウ”の4つのフラグメント(1986)

ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)
④マッシミリアーノ・ダメリーニ(Pf)
録音:2012年 [59:26]
※ルイス・デ・パブロは現代スペインを代表する作曲家。かつて武満徹が高く評価し、サントリー・ホールにおける国際作曲委嘱シリーズに招聘されたこともある。このディスクにはフルートの名手ファブリツィアーニを想定して書かれた独奏およびピアノとのデュオ作品が収められている。作曲年代も多岐に渡っており、1986年の「キウのための4つのフラグメント」では旋律的要素、モード、調性的要素が現れ、現代音楽特有の厳しい雰囲気の中にも叙情性が感じられる佳品。

STR 37034
str37034「クリスタルス」
~ドイナ・ロタル(b.1951):フルートを中心とした作品集
①カントゥス・アウステルス(禁欲的な歌) (2008)~Fl solo
②クリスタルス(2002)~Fl,Pf
③ドラゴン・フライ(2000)~ピッコロ
④ドール(Dor)(2005)~Fl
⑤日本の庭(2006)~B.Fl,ピッコロ,Tape
⑥エピストローフェ(2003)~Fl,Cl,Electronics
⑦柳(2003)~Fl,Cl,Electronics

マリオ・カローリ(Fl)
ホリア・マキシム(Pf)
アンサンブル・ゲーム
録音:2010-11年[67:26]
※ドイナ・ロタルは現代ルーマニアを代表する女流作曲家で、作品は湯浅譲二が監修した際のサントリー国際作曲委嘱シリーズに取り上げられたほか、ISCM世界音楽の日々横浜大会でも入選したことがある。現代音楽の語法の中に豊かなロマンティシズム、ファンタジーを湛えた作風は世界的に高く評価されている。日本との縁が深いからなのか、彼女の音楽からは日本の伝統音楽のエコーが多く聴かれ、特に「日本の庭」ではエレクトロニクスまで動員し雨に煙る神秘的な音の風景が描かれている。

STRADIVARIUSレーベル・カタログ

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