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(GALLOレーベル)※新規取り扱いレーベル
鬼才ラビノヴィッチが振る幻想交響曲! ラビノヴィッチが弾くベートーヴェン、ブラームス! 他新譜13タイトル

(GALLOレーベル)※新規取り扱いレーベル
鬼才ラビノヴィッチが振る幻想交響曲! ラビノヴィッチが弾くベートーヴェン、ブラームス! 他新譜13タイトル

gallo.daiGALLOレーベル(スイス)
※新規取り扱いレーベル

※スイスの歴史あるGALLOレーベルを取り扱うことになりました。当レーベルはDISQUES VDE-GALLOのクラシック部門で、現役のタイトルだけでも500タイトル以上あるという大レーベルです。スイスの作曲家を取り上げたものが多いですが、バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持っています。タイトル数があまりに多いため、ここ半年ほどの新譜を紹介させていただきます。
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鬼才ラビノヴィッチが振る幻想交響曲!
鬼才ラビノヴィッチが弾くベートーヴェン、ブラームス!
GALLO 1448
gallo1448①ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
②シューベルト:即興曲Op.90-3
③ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49

アレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキー(①指揮、②③ピアノ)
①ノヴォシビルスク・アカデミー交響楽団
録音:①2004年3月21日 アルノルト・カッツ国立コンサート・ホール(ノヴォシビルスク)
②③2014年1月14日 ラフマニノフ・ホール(モスクワ)、TT:69’11

※1945年アゼルバイジャンの首都バクー生まれ。モスクワ音楽院で研鑽を積み、アルゲリッチとの数々のピアノ・デュオ演奏で知られるアレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキー。作曲家、指揮者、ピアニストなど多彩な顔を持っています。
2004年に行われたコンサートの録音である“幻想交響曲”は、直線的に突き進むロシア的な野性味溢れる演奏です。武骨にむき出しにされる音楽。2014年に行われたピアノ・リサイタルから2曲。心のままに奔放な演奏です。ピアノ独奏録音は意外と少なく貴重です。

GALLO 1472
gallo1472ベートーヴェン:ディアベリの主題による33の変奏曲Op.120
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番Op.5

アレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキー(ピアノ)
録音:1989年10月5日ヘルクレス・ザール,ミュンヘン(ライヴ録音) TT: 79’38
※かつてアルゲリッチとのモーツァルトやラフマニノフ、ブラームスなどのピアノ・デュオで名演を数々残してきた作曲家でありピアニストのラビノヴィチ。
1989年10月5日ミュンヘンのヘラクレスザールで行われたリサイタルのライヴ録音です。録音状態は決して良好ではありませんが、力強く情熱的、個性的な解釈に引き込まれずにいられません。

※その他GALLOレーベル新譜
GALLO 1192
gallo1192「スイスの交響的作曲家VOL.4」
アロイス・フォルヌロ(1890-1965):鎖につながれたプロメテウス(1948)
アルフォンス・ロイ(1906-2000):バラード(1950)
ベルナール・レイシェル(1901-1992):交響的小品(1944-46)
ローラン・メトロー(1970-):影(1995-98)、
ローラン・メトロー:内在的なヴィジョン(1992/2006)

エマニュエル・シフェール(指揮)
ヴォルゴグラード交響楽団
録音:2005、2006年ヴォルゴグラード、70’26
※20世紀に作曲されたスイスの新しい交響的作品を集めた意欲的なシリーズ第4集。第1集は「アレクサンドル・ドゥネレアズ(1875-1947)作品集」(GALLO1227)、第2集は「フォルヌロ、メトロー、バリサ、マフェイ作品集(GALLO1234」、第3集は「ラフマニノフ、シャピュイ、マロン、ティラボスコ作品集(GALLO1258)。シフェールは1967年生まれのスイスの指揮者で、世界的指揮者ジュリーニのもとで研鑽を積み、現在アルゼンチンのサン・フアン交響楽団の指揮者を務めています。

GALLO 1334
gallo1334「リファレンス・ハルモニウム第4集」
 ~カルク=エーレルトのエキセントリックなハルモニウム作品集
芸術的ハルモニウムのための演奏会用小品Op.26/
ソナチネ ホ短調Op.14-2/
象眼細工Op.76~15の小さな性格的小品

ヨリス・フェルダン(ハルモニウム&オルガン=チェレスタ)
録音:2015年1月26、28、29日 ライプツィヒ、64’15
※ユニークな「リファレンス・ハルモニウム」シリーズの第4集です。既発売は第1集「ハルモニウム名曲集(GALLO1326)」、第2集「ルフェビュール=ウェリ作品集(GALLO1327)」、第3集「ギルマン作品集(GALLO1328)」。
ドイツの作曲家カルク=エーレルトはライプツィヒ音楽院でヤーダスゾーンやライネッケに師事。リードを用いたオルガン=ハルモニムのための作品を多く作曲しました。後期ロマン派の作風で、この楽器の特徴でもあるアコーディオンのような音色が郷愁や、憂いそして可愛らしい雰囲気を醸し出しています。

GALLO 1439
gallo1439「タラゴットとオルガン」~バルカンの音楽
収録曲:「ロマネスカ組曲」、ルーマニア、ボスニア、ノルウェー、ブルガリア、アルメニア、アゼルバイジャン、ルーマニアなどの民謡編曲、など

サムエル・フライブルグハウス(タラゴット、フルラ、Cl、バセットHr、ティリンカ)
ティロ・ムステル(Org)
ネールン・アリエフ(カホン、ダラブッカ、ベンディール)
録音:2014年、67’20
※ハンガリーやルーマニアで人気の楽器タラゴット。シングルリードの木管楽器で、ソプラノ・サックスとクラリネットの特徴を兼ね備えています。この珍しい楽器とオルガン、そしてカホンやベンディールといった打楽器とのアンサンブルです。あまりの音色の美しさにびっくり。ソプラノ・サックスのような高音で、芯のあるクリアな音色。オルガンとの相性もバッチリで、オルガンの音色が更に音楽にエキゾチックさを増すことに成功しています。楽曲もルーマニア、ブルガリア、アゼルバイジャンなどの伝統音楽をアレンジしており、素朴で魅惑的なメロディと踊りだしたくなるようなリズム、すべてが魅力的!

GALLO 1451
gallo1451ジュリアン=フランソワ・ツビンデン(1917-):弦楽四重奏作品集
弦楽四重奏曲第1番Op.60/
アリグン Op.69/
弦楽四重奏曲第2番Op.108

シネ・ノミネ弦楽四重奏団
録音:2014年3月30日、48’24
※スイスの作曲家でジャズ・ピアニストとしても活躍したジュリアン=フランソワ・ツビンデンによる弦楽四重奏のための作品集。スイス・ローザンヌで結成され、メロス弦楽四重奏団の薫陶を受けた人気実力派シネ・ノミネ弦楽四重奏団が演奏したアルバムです。無調の中でせわしなく動き、音が重なりあい響く浮遊感のある音楽。この録音は作曲家本人も立ち合いのもと行われた充実の演奏です。

GALLO 1453/54(2CD)
gallo1453J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232

ミシェル・ジョルダン(指揮)
ロマンモティエ教会合唱団
アンサンブル・ムジカ・ポエティカ
アン・ラモニ(S)、
ジャン=ミシェル・フュマ(A)、
フレデリック・ジンドロー(T)、
ファブリス・エヨーズ(B)
録音:2014年、55’01/54’17
※スイス、ローザンヌ近郊の小さな村ロマンモティエ。スイスで最も古い教会がある美しい村です。その聖ロマンモティエ教会で行われた、素朴な雰囲気溢れるJ.S.バッハの“ミサ曲ロ短調”。中世から時間が止まったような静かで落ち着いた場所で、地元の合唱団と、崇高な情感が流れる。

GALLO 1455
gallo1455「20世紀の無伴奏ヴァイオリンのための作品集」
ジャニーヌ・アラニック:序奏とバディヌリ/
プロコフィエフ(1891-1953):無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.115/
ブロッホ(1880-1959):無伴奏ヴァイオリンのための組曲第2番/
ストラヴィンスキー(1882-1971):エレジー
イザイ(1888-1931):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番Op.27-5/
クライスラー(1875-1962):レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース/
ベルナルド・スタルマン(1910-2004):もしもし、オオカミ?/自由、自由、自由!

ロベルト・サヴィツキ(ヴァイオリン)
録音:2014年、67’20
※サヴィツキはアルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。1970年から1975年までスイス・ロマンド管の第1ヴァイオリン奏者を務め、1975年にランシー=ジュネーヴ管弦楽団を創設した実力派のヴァイオリニストです。このアルバムは20世紀に作曲された独奏ヴァイオリン作品を集めたもの。名曲から、民族的な作風の作品まで多彩で超絶技巧の楽曲をセレクト。軽やかな音色は肩肘張らずに居心地良く聴くことができます。ベルナルト・スタルマンは同郷アルゼンチンの作曲家で、タンゴ風のリズムが躍動しています。

GALLO 1456
gallo1456「イタリアのピアノ作品集」
ドメニコ・パラディーシ(1707-91):トッカータイ長調/
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタニ短調K.9/ソナタト長調K.201/
ステファノ・ゴリネッリ(1818-91):チカラータ/
アドルフォ・フマガッリ(1828-56):ピアニストの近代的学校Op.100~「悪魔の岩、勇敢なエチュード」/
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲より「イタリアーナ」、「シチリアーナ」/
ジャン・フランコ・マリピエロ(1882-1973):秋のプレリュード/
マリオ・ピラーティ(1903-38):バガテル第1集より第1番「マルシア」、第2番「ニンナ・ナンナ」/
ルイジ・ダッラピッコラ(1904-1975):パガニーニの奇想曲によるソナティナ・カノニカ/
ジュリオ・チェザーレ・ソンツォーニョ(1906-1976):ファヴォレッタ

アダルベルト・マリア・リーヴァ(Pf)
録音:2013年7月、62’46
※ピアノの歴史を紐解くと、ピアノの原型を発明したのは1709年頃イタリアのチェンバロ製作家バルトロメオ・クリストフォリでした。その後ドイツやフランスなどで発展していきます。イタリアのオペラや管弦楽作品の名作の影に隠れてしまったピアノ曲。このアルバムではあまり知られていないイタリアのピアノの歴史を年代順に収めた興味深いアルバムです。「ピアノのパガニーニ」と称された作曲家フマガッリ。“悪魔の岩、勇敢なエチュード”は超絶技巧の連続。レスピーギの有名な“シチリアーナ”を美しくピアノ・ソロで演奏しています。ダッラピッコラのパガニーニの「24のカプリース」をモチーフに作曲されたもの。古典と現代が見事に融合した作品です。

GALLO 1462
gallo1462シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲/
ライネッケ:ウンディーネ/
ウェーバー:フルート・ソナタ変イ長調

ギー・ラファリ(Fl)、
アダルベルト・マリア・リーヴァ(Pf)
録音:2014年9月、79’24
※フランスの実力派フルート奏者、ギー・ラファリによるフルートの名曲3曲。シューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」の中の第18曲「しぼめる花」の旋律を主題にしてシューベルト自身がフルートとピアノのために作曲したもので、哀愁のあるメロディをフルートが瑞々しく奏でていきます。
“水の精”という意味の「ウンディーネ」。ドイツの初期ロマン主義作曲家、詩人であるフリードリヒ・フーケの小説「ウンディーネ」を基に作曲されました。切ない悲恋の物語。音楽から澄んだ水を感じさせ、美しく儚い旋律が流れ出します。とても神秘的な音楽です。

GALLO 1465
gallo1465「ローリング・ドリームス」~アレッサンドロ・ルケッティ(b.1958):ヴァイオリンとピアノのためのオペラ編曲集
プッチーニ:歌劇「トスカ」の主題によるファンタジー
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」の主題によるファンタジー
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」の主題によるファンタジー
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」の主題によるファンタジー

アルベク・デュオ:
【アンブラ・アルベク(Vn、Va)、フィオナ・アルベク(Pf)】
59’46
※スイス出身の双子デュオ、アルベク・デュオ。ルガーノにあるスヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院と、チューリヒ芸術大学で研讃を積む。イタリアの不滅のオペラを、イタリアの作曲家アレッサンドロ・ルケッティが編曲。オペラの名アリアなど、有名な旋律を盛り込んだ、美しく華やかな作品に仕上がっています。

GALLO 1468
gallo1468「スイス・ピアノ作品集1890-2008」
エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):バラードOp.46-1/
ジョージ・テンプルトン・ストロング(1856-1948):4つの詩Op.36/
アロイス・フォルヌロ(1890-1965):春への旅路Op.27/
エミール=ロバート・ブランシェ(1877-1943):フーガ ハ短調/舟歌第1番Op.24/舟歌第2番Op.24/エチュード・パストラールOp.107-1/警告:1914年8月3日/
ファビオ・マッフェイ(1968-):パンくず/
ハインリヒ・ズーターマイスター(1910-1995):主題と10の変奏/フーガ

アダルベルト・マリア・リーヴァ(ピアノ)
録音:2015年9月、71’57
※世界初演のスイスの作曲家のピアノ作品集。世界的にはあまり知られていないその国の「偉大な」作曲家たち。興味深いピアノ曲、さらにスイスはフランス語圏とドイツ語圏など4つの言語が公用語であり、その多彩さが音楽にも表れています。ジャック=ダルクローズは音楽教育法の一つである「リトミック」を考案し世界に広めた作曲家で音楽教育家。この“バラードOp.46-1”はソナタ形式のような3部構成からなる美しく雄弁な作品。ストロングはヤーダスゾーン、ヨアヒム・ラフに師事したアメリカ生まれのスイスの作曲家。1885年交響詩《ウンディーネ》はリストに献呈され、称賛を受けたジュネーヴ楽壇の重要な作曲家の一人です。“4つの詩Op.36”はイギリスの哲学者ジェームス・ビーティ、アメリカのロマン派詩人ウィリアム・カレン・ブライアント、アメリカの小説家で詩人のエドガー・アラン・ポー、イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアの詩にインスパイアされた4つのロマンティックなメロディを持つ作品です。フォルヌロの“春への旅路Op.27”は5楽章からなる組曲で、地元ローザンヌの風景や牧歌的な自然、舞踊などが詰まった作品です。

GALLO 1469
gallo1469「私のメロディ」
~メル・ボニ(1958-37)ロマンティックな印象派の歌曲集
願い/子守歌/穏やかな非難/ル・ムーラン/小川/青い鳥/夜明け/古風な社会のエレジー/変わらぬ優しさ/海/屋根の上の猫/Couboulambou a Paris/最後の思い出/愛の歌/ノエル・パストラル/オ・サルタリス/言わずにいてもらえる?/波打ち際で/夕べに/私はここにいる/鐘/春の歌/レジーナ・コエリ エリアーヌ・ガイザー(MS)

アンヌ=マリー・アレン(Pf)
フルーリン・チュール(B)
録音:2015年、69’09
※19世紀末から20世紀前半に活躍したフランスの女流作曲家メル・ボニ。近年再評価が進んでいる作曲家の一人です。後期ロマン派の作風で、女性らしい柔らかさや繊細さを含んだロマンティックなメロディを持ち、ここに収録されている歌曲は、どれもが愛らしい。録音の少ないメル・ボニの歌曲を集めた貴重なアルバムといえます。

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