BRIDGE(アメリカ)

第3集はグラミー賞受賞!ギャリック・オールソンの
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4集、第5集

品番 曲目 演奏者

BCD9249

「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第4集」
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26

ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90


※ギャリック・オールソンはクラウディオ・アラウに師事し、1970年第8回ショパン国際ピアノコンクールで1位を獲得して以来アメリカを代表するピアニストとして活躍してきました。BRIDGEレーベルでのギャリック・オールソン・エディションはバッハにベートーヴェンと今までとイメージの違う古典を録音しています。前回のベートーヴェン・ピアノ・ソナタ集第3集(第3、9、10、25番、品番BCD9207)は「グラミー賞ベスト・ソロ・レコーディング」を受賞。今回も好調を維持し、メリハリがきいた演奏となっています。特に第12番、第15番共に第1楽章の柔らかい演奏が印象的です。

ギャリック・オールソン(P)
録音:2007年5月14〜16日


BCD9250

「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第5集」
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」Op.13
ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27-2

ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」Op.53


※好調オールソンのベートーヴェン・ソナタ・シリーズ第5集は「悲愴」「月光」「ワルトシュタイン」と超有名曲を収録。最近円熟味をましたオールソンの聴くものを自然に引き込む演奏です。今年60歳を迎えるオールソン(1948年生まれ)も超絶技巧に頼るばかりではなくなり、例えば「月光」での第2楽章では、活発な雰囲気を抑えて、テンポも遅く、活動的な第3楽章との対比が強調されています。

ギャリック・オールソン(P)
録音:2007年5月14〜16日


ロシアの逸材プリマコフのベートーヴェン・ソナタ集
「熱情」に第32番で勝負!
品番 曲目 演奏者

BCD9251

ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第23番へ短調Op..57「熱情」、
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1、
ピアノ・ソナタ第32番ハ長調Op.111


※プリマコフは1979年モスクワ生まれのピアニストです。ロシアで学んだあと、17歳でジュリアードにてJ・ローウェンタールに師事。1994年仙台で行われた「若い音楽家のためのチャイコフスキー・コンクール」でラン・ラン、上原彩子に次ぐ3位、2002年YCA(Young Concert Artists)国際オーディションにて1等賞を獲得。「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は熱情的だった」とニューヨークタイムズ誌に絶賛されました。変化の大きいピアノ・ソナタ第32番では、きめ細かさと大胆さを窺い知る事ができます。

ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
録音:2006年11月


BRIDGEらしい企画ガーシュイン:ピアノ協奏曲全集
品番 曲目 演奏者

BCD9252

「ガーシュイン:ピアノと管弦楽のための作品全集」
ラプソディ・イン・ブルー/
セカンド・ラプソディ/
「アイ・ガット・リズム」変奏曲/
ピアノ協奏曲へ調


※ガーシュインのピアノと管弦楽のための作品全集です。きらびやかなダラス響をバックにマクダーモットが雰囲気豊かに弾いています。マクダーモットはN.サレルノ=ソネンバーグの共演者としても知られ、1997年ニューヨーク・フィルにデビュー(ティーレマン指揮)、プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ&室内楽全集(ARABESQUE)を録音するなど高く評価されている女流ピアニスト。東京フィルに客演したこともあるジャスティン・ブラウンはイギリスの新鋭。現在アラバマ響の首席指揮者で2008年よりカールスルーエのバーデン州立歌劇場の音楽監督に就任する予定です。

アン=マリー・マクダーモット(Pf)
ジャスティン・ブラウン指揮
ダラス交響楽団

録音:2007年6月10-12日ダラス



ジョージ・クラム・エディション第11集
今回は初期の代表作「変奏曲」と「4つの衛星の夜」を収録!
品番 曲目 演奏者

BCD9253

「ジョージ・クラム・エディションVol.11」
@変奏曲(1959)/
A別世界のロマンス(2002/2005)/
B4つの衛星の夜(1969)/
C眠る人(1984)/

D3つの初期歌曲(1947)


※BRIDGEレーベルのクラム・エディションもなんと11集目の発売です。1曲目の変奏曲は初期の代表的大作で30分に及ぶベルクやウェーベルンの影響が大きい作品です。続いて一気に40年以上後の作品「別世界のロマンス」(初録音)。B〜Dは現代音楽を得意とし、クラム作品には欠かせなかった名歌手デガエターニ(1933-89)による歌曲。Cはアポロ11号が月へ着陸した1969年にロルカのテキストに書かれた名作。

@ポール・マン指揮オーデンセ交響楽団
Aクアトロ・マーニ(ピアノ・デュオ)
B〜Dジャン・デガエターニ(MS)
Bエオリアン室内プレイヤーズ
CDギルバート・カリッシュ(Pf)


※その他BRIDGE新譜
品番 曲目 演奏者

BCD9231

タニア・レオン(1943〜):作品集
@バイラリン(1998)/
Aシンギン・セピア(1996)/
B軸索(2002)/
Cアレナス・ドゥン・ティエンポ(1992)/
Dサティネ(2000)/
E日の出(1999)


※タニア・レオンはキューバ生まれの女性作曲家。このアルバムでは無伴奏の器楽から大管弦楽のための作品まで幅広く収録されています。@はノスタルジックなわかりやすいギター小品。Aはリズミックな部分もありますが、基本的に無調で静謐な歌曲。Bは木村まりが開発したヴァイオリンの音域外の低音を出す「サブハーモニック奏法」を駆使した難曲。Eはザルツブルグ音楽祭の芸術監督も務めたことのある作曲家ルジツカの指揮によるもので、硬派な無調音楽。ラテンのノリなど求めてはいけません。

@デイヴィッド・スタロビン(G)
Aコンティヌウム(ソプラノとクラリネット、ヴァイオリン、四手ピアノのアンサンブル)
B木村まり(Vn)

Cスペクルム・ムジケ
Dクアトロ・マーニ(ピアノ・デュオ)
Eペーター・ルジツカ指揮北ドイツ放送交響楽団


BCD9241

ホルヘ・リデルマン(1957-2008):管弦楽作品集
@バルセロナーゾ/
Aほのかな光/
Bリフレインズ


※リデルマンはブエノス・アイレス生まれでエルサレムで学んだ作曲家。惜しくも今年(2008年)2月に亡くなっている。@は2003年秋、バルセロナに滞在中に作曲され、腰の軽いミニマル風な音楽が30分にわたり延々と続く作品。Aは1分程度の小品12曲からなり、大オーケストラによる色彩豊かな作品です。Bはフルート、クラリネット、オーボエ、トランペット、ピアノ、打楽器、弦楽器のための作品で、クセナキスの問題作エヴリアリを引用した作品です。

@マーク・スカッターデイ指揮イーストマン・ムジカ・ノヴァ
Aロバート・イアン・ウィンスティン指揮キエフ・フィル
Bホセ・ルイス・カスティーリョ指揮カメラータ・デ・ラス・アメリカス


BCD9244

「ツェムリンスキー:歌曲集」
7つの歌曲(遺作)(1889-90)/
メーテルランクの詩による6つの歌曲Op.13/
トスカーナ民謡によるワルツ・ソングOp.6/
5つの歌曲(遺作)(1895-96)/
2つのキャバレー・ソング(遺作)(1901)


※オーストリアのメゾ・ソプラノ ハーゼルベックによるオーストリアの作曲家ツェムリンスキー:歌曲集。ツェムリンスキーはシェーンベルクの義兄で、アルマ・マーラーやコルンゴールドの師でもあります。マーラーと新ウィーン楽派をつなぐ作曲家として注目されています。この歌曲集もたゆたうようなものからマーラー風のものまで真摯な作品がそろい聴き応えのある1枚です。

ヘルミーネ・ハーゼルベック(MS)
フローリアン・ヘンシェル(Pf)

録音:2003年6月ティボール・ヴァルガ・スタジオ、スイス、シオン


BCD9245

リチャード・フェスティンガー(1948〜):室内楽作品集
どんでん返し(クラリネット、ヴァイオリン、チェロのための)/
変奏曲(ピアノのための)/
三部作(無伴奏フルートのための)/
金属と木材の建造物(ピアノ、打楽器のための)/
アフター・ブルー(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、打楽器のための)

※サンフラシスコを拠点に活動しているフェスティンガーは1948年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で作曲を学び、ジャズのプレイヤーとして自らグループを率いていたこともあります。現代音楽のアンサンブル「イヤープレイ」を設立し、サンフランシスコ州立大学で作曲の教授を務めています。調性音楽ではありませんが、耳あたりのよいメシアン風な作風です。

ニュー・ミレニアム・アンサンブル
録音:2001年、2006年


BCD9248

アレン・ショーン:歌劇「音楽教師」

※アレン(作曲)とウォレス(台本)のショーン兄弟によるオペラです。アレン(1948〜)はシェーンベルクに関する著作で賞を受賞するなど多彩な活動をしています。このオペラは室内アンサブルと少人数の歌手で演じられ、歌手陣にはミュージカル歌手や、パーカー・ポージーのような映画女優まで登場しています。

ティモシー・ロング指揮アンサンブル
サラ・ウルフソン(S)、
ジェフリー・ピコン(T)、

ジェイソン・フォーバック(Vo)、
レベッカ・ロビンズ(Vo)、
パーカー・ポージー(Vo)


BCD9254

「アメリカのオーケストラ伴奏歌曲集」
ヴァージル・トムソン:愛の祝祭(1964)/
ジョン・オールデン・カーペンター:水・色(1916)/
ロイ・ハリス:輝き穏やかな日光をください(1959)/
チャールズ・グリフェス:中国と日本の5つの古い詩(1917)/
ホラティオ・パーカー:赤い手のカハル・モル(1893)

※アメリカの古典とも言える作曲家たちの19世紀末から20世紀半ばまでのオーケストラ歌曲が集められています。ヴァージル・トムソン、カーペンター、ハリスとアメリカ本流の作曲家たちのあまり聴けない作品が勢ぞろい。グリフェス作品は4つの中国の詩に一つだけ日本から藤原定家の「見渡せば花ももみぢもなかりけり浦のとまやの秋の夕暮」が(もちろん英訳)選ばれている。

パトリック・メイソン(Br)
ポール・マン指揮
オーデンセ交響楽団
録音:2007年オーデンセ、デンマーク


BCD9256

「マイルド・ヴァイオレンス」
〜スティーヴン・リックス(1969〜)作品集

@無限の光(2003)〜フルートとエレクトロニクスのための/
A穏やかな暴力(2005)/
Bアメリカの夢のような情景(アメリカン・ドリームスケープ)〜アルト・サックス、パーカッション、ピアノ、コントラバス、エレクトロニクスのための/
C隔てられた時間(2000)/
Dゼロを超えて(2005)〜ヴァイオリンとエレクトロニクスのための/
E俳句(2006)〜打楽器そろとエレクトロニクスにための

※「マイルド・ヴァイオレンス(テレビ・ゲームのR指定基準の言葉)」などという奇妙なタイトルのこのアルバムは、1969年生まれのスティーヴン・リックスの作品集です。リックスははじめトロンボーンを学び、イリノイやユタで作曲を学んだ後、ロンドンのキングズ・カレッジでバートウィッスルに学びました。作風はジャズ風なものとライヴ・エレクトロニクスを多様したものが多いようです。@は仏教の神秘的なものに影響を受けたものだそうですが、尺八のようなフルートとコンピューターによるノイズが不思議な雰囲気をかもし出しています。

@カールトン・ヴィッカーズ(fl)
Aニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル
Bスティーヴン・リックス指揮
ジョン・サンペン(アルトsax)、
ロン・ブロー(Perc)、他
Cタルジョン打楽器四重奏団
Dカーティス・マコンバー(Vn)
Eドミニク・ドナート(Perc)


BCD9257

「庶民のように話し、王のように書く」
〜スティーヴン・マッキー作品集

@往生術(アルス・モリエンディ)(2000)/
Aルード(2002)/
Bがちょうの群れと群れ(2001)

※スティーヴン・マッキー(1956〜)はアメリカ人の両親の元ドイツのフランクフルトで生まれた。初めはロック・バンドでエレキ・ギターを弾いていました。そんな彼もクラシックに目覚め室内楽から管弦楽、オペラを書くまでになりました。経験から2曲のエレキ・ギター協奏曲も書いています。BRIDGEレーベルへは3枚目のアルバムとなります。@は瞑想的な部分とポップなノリな部分が入り混じった弦楽四重奏曲です。Aはバッハのフーガの技法に倣った作品、Bは軽いノリのミニマル風作品。

@ボロメオ弦楽四重奏団
ABブレンターノ弦楽四重奏団
Bファン・シンユン(Va)
録音:2007年3月


BCD9258

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番〜第3番

※ヴァイオリンのカーティス・マコンバーは現代音楽を得意としており、今回発売になる「スティーヴン・リックス作品集にも参加しています。「演奏技術が素晴らしいのはもちろん、驚くべき感性の深さ」とファンファーレ誌に評されています。一方、中国人の両親を持つアメリカ生まれのハンは、ルドルフ・ゼルキンの案内よりマールボロ音楽祭で演奏したこともあるベテランです。この腕の立つ二人による注目のブラームスです。ヴァイオリン・ソナタ第3番、終楽章のうねりのある演奏はこの2人の非凡さを感じさせます。

カーティス・マコンバー(Vn)
デレク・ハン(Pf)

録音:2007年6月ニューヨーク


BCD9259

シュレーカー:歌曲集
母の歌(6曲)、2つの歌Op.2、他、全30トラック


※ツェムリンスキー:歌曲集(BCD9244)に続くハーゼルベックのオーストリア後期ロマン派の歌曲集です。今回は名バリトン歌手ホルツマイアーと分け合って歌っています。シュレーカーは主にオペラを作曲していましたが、それに継いで歌曲に力を入れていました。渋いながらもリート・ファンにはたまらない芸術的価値の高い名作ぞろいです。

ヘルミーネ・ハーゼルベック(MS)
ヴォルフガング・ホルツマイアー(Br)
ラッセル・リャン(Pf)

録音:2007年4月ニュージャージー



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