GENUIN(ドイツ)

2012年ドイツ音楽コンクール優勝者!
日本のホープ、小山莉絵ファーストCD!
品番 曲目 演奏者

GEN 13288
~ドイツ音楽コンクール2012優勝者~
「小山莉絵~ファゴット協奏曲集」
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲へ長調RV491/
モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調K.191/
ジョリヴェ:ファゴット、弦楽、ハープとピアノのための協奏曲/
ポール=アグリコール・ジュナン(1832-1903):ヴェニスの謝肉祭(原曲:フルートとピアノのための)

※小山莉絵は1991年生まれで2012年に第37回ドイツ音楽コンクールに優勝、他にも2013年にMuri Competition第1位など多くのコンクールに優勝し現在ソリストとしてヨーロッパの多くのオーケストラと共演している。幅広い音域に無理のない音色と豊かな音楽性を感じさせ、特に高音域の柔らかな音は見事で今後の活躍が期待される。バロックから古典派、現代音楽までファゴットの可能性と魅力を詰め込んだ快心のデビュー・アルバム。

小山莉絵(ファゴット)
ゼバスチャン・テヴィンケル(指揮)
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
録音:2013年5月16-18日マタイ教会,プフォルツハイム、TT54:47


大ベテラン、シュヌアー84歳、アフリカの子供達のために弾く!
品番 曲目 演奏者

GEN 14296
「シュヌアー、オジコンド(Otjikondo)のために弾く」
モーツァルト:幻想曲ニ短調K.397、アダージョ ロ短調K.540、デュポール変奏曲K.573/
ベートーヴェン:エリーゼのために、ロンドOp.51-1/
シューベルト:即興曲Op.142-2/
メンデルスゾーン:無言歌Op.67より第1、4番/
J.S.バッハ(M.ヘス編):「主よ人の望みの喜びよ」

※シュヌアーは1929年生まれのドイツの重鎮的ピアニストでウィルヘルム・ケンプに師事し、質実剛健、その堅実な音楽作りは今日の現役ピアニストの中で際立っており、84歳とは思えぬしっかりとしたタッチと澄んだ音色には驚かされる。なおこのCDはナミビアにあるオジコンド(Otjikondo)スクール援助のための企画で収益金CD一枚あたり5ユーロが同学校に寄付される。

フリードリヒ・ヴィルヘルム・シュヌアー(Pf)
録音:2013年3月16-17日、デトモルト・コンツェルトハウス、59:50


名匠セバスティアン・ベンダの没後10年記念リリース

品番 曲目 演奏者

GEN 13283
(2CD,1枚価格)
「セバスティアン・ベンダ~メモリーズ」
①ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調/
②シューベルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調Op.Posth/
③シューマン:幻想小曲集Op.12/
④リスト:ペトラルカによるソネット第104番/
⑤ヴィラ=ロボス:ピアノ小品集(ブラジルの魂、内なる祭り、メスティーソの伝説、セレステイラスの印象、白人インディアンの踊り)/
⑥マルタン:8つの前奏曲/
⑦ムソルグスキー:展覧会の絵

※セバスティアン・ベンダ(1926-2003)は名門音楽一家ベンダ・ファミリーの血筋で、ヴァイオリニストの父とピアニストの母という音楽一家にスイスに生まれ、幼い頃よりピアノの才能を発揮し、後にエドウィン・フィッシャーに師事、18-19世紀の独墺系音楽の演奏スタイルを今に引き継ぐピアニストとしてイェルク・デムスらと並んで音楽界の重鎮として活動してきた。その一方で20世紀の音楽にも積極的に取り組み、その堅実な演奏スタイルは作曲者からも絶大な支持を得た。このセットでは得意のベートーヴェンからロシア物の展覧会の絵、20世紀のマルタン、ヴィラ=ロボスまであらゆる時代と様式の作品が選ばれ、ベンダの多彩な側面を知ることができる。

セバスティアン・ベンダ(Pf)
録音:
①1979年、②③1961年、
④1979年、⑤1981年、
⑥1994年、⑦1964年


※その他 GENUINレーベル新譜

品番 曲目 演奏者

GEN 13290
「グリーン」~シューマン&クルタークの弦楽四重奏曲
シューマン:弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41-1/
ジェルジ・クルターク(b.1926):アンドレー・セルヴァンスキを追悼する小聖務日課(オフィチウム・ブレーヴェ)Op. 28/
シューマン:弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41-3

※GENUINでは4枚目となるこのアルバムで、これまでもベートーヴェンとベルク、ハイドンとウェーベルンという異色の組み合わせでアルバムを出してきたアマリリス四重奏団だが、今回もシューマンとクルタークという意表をつくカップリングだが、ある種の狂気じみた内容に意外な共通点が見出せる。クルターク作品は14の小品からなり、厳しい表現主義ありウェーベルン風の極小主義ありと西洋前衛音楽を俯瞰するような内容。シューマンと聴き、クルタークを聴き、再びシューマンを聴くと聴き手の耳は奇妙な錯覚、異化作用を起こしヨーロッパの歴史の裏に横たわる暗黒の精神史に勢い、思いをさせることになる。

アマリリス四重奏団:
【グスタフ・フリーリングハウス(Vn)、
 レナ・ヴィルト(Vn)、
 レナ・エッケルス(Va)、
 イヴ・サンドゥ(Vc)】
録音:2013年3-6月


GEN 13544
「インテルメッツォ」~ヴァイオリン小品集
シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナーデ/
ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲/
コルンゴルト:歌劇「死の都」より「ピエロの歌」/
R.-コルサコフ:(ハイフェッツ編):熊ん蜂の飛行/
ラフマニノフ(ハイフェッツ編):ここは素晴らしき所/
モシュコフスキ(サラサーテ,ハイフェッツ編)ギターラ/
プロフォスト:間奏曲「ウィーンの思い出」/
ブラームス(クレンゲル,ギンゴールド編):ハンガリー舞曲第2番/
シューマン(ハイフェッツ編):予言の鳥/
ドヴォルザーク(クライスラー編):わが母の教え給いし歌/
C-テデスコ(ハイフェッツ編):海のささやき/
ブラームス(ヨアヒム,ハイフェッツ編):ハンガリー舞曲第7番/
サン=サーンス(パラージ編):白鳥/
ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート/
マスネ(ギャレ編):タイスの瞑想曲/
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第5番/
ハロルド・アーレン:虹の彼に(オーヴァー・ザ・レインボー)/
グルック(ハイフェッツ編):メロディ(精霊の踊り)/
ゴドフスキー(ハイフェッツ編):古きウィーン/
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

※デュオ・インテルメッツォは夫婦のコンビで、ヴァイオリンのアンコール・ピースに相応しい小品ばかりを集めた楽しいアンソロジー。クライスラー、ハイフェッツ編のおなじみの編曲の他、コルンゴルトの歌劇「死の都」からの一曲など普段あまり聴くことのない作品も収録。これ一枚でヴァイオリンの有名なアンコール・ピースがほぼ聴ける。

デュオ・インテルメッツォ:
【ラルフ・マティアス・カスパース(Vn),
 タマキ・タケダ(竹田環)=カスパース(Pf)】
録音:2012年12月ハーフォード北西ドイツ・フィルハーモニー・スタジオ,68:34


GEN 14297
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第14番「春」ト長調K.387
弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421


※いわゆるハイドン・セットと呼ばれる弦楽四重奏曲の最初の2曲を収録。メレル四重奏団は2002年に結成されたチューリヒを中心に活動する若いアンサンブルで、既にザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭などに出演しキャリアを積んでいる。古典派の他に現代音楽なども度々取り上げている。当CDは若木のような清新さを感じさせる瑞々しいモーツァルト。

メレル四重奏団:
【ユリア・シュレーダー(Vn)、
メアリー・エレン・ウッドサイド(Vn)、
イルヴァリ・シリアクス(Va)、
ラファエル・ローセンフェルト(Vc)】
録音:2013年2月、58:28


GEN 14304
~2012年ドイツ音楽コンクール優勝者~
「フリー・フォール」~チェロとピアノのための作品集

メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番Op.58/
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタOp.40/
ヴァシリー・ゲラシメッツ(b.1970):チェロ・ブルース(2007)~無伴奏チェロのための/
ファジル・サイ(b.1970):パガニーニ変奏曲(1995)~ピアノ独奏のための/
ヴァシリー・ゲラシメッツ:トランジション(2009)

※ワシリー&ニコライ・ゲラシメッツ兄弟はドイツ・エッセンの音楽家一家に生まれ、これがCDデビューとなる。チェロのヴァシリーはジャズ・テイストあふれる作曲もし、ファジル・サイのパガニーニ変奏曲と共に若々しいパワーが弾ける。メンデルスゾーンとショスタコーヴィチのソナタでもその力は変わることなく、クラシックに荒々しくも新鮮な風を吹き込ませている。

ヴァシリー・ゲラシメッツ(Vc)
ニコライ・ゲラシメッツ(Pf)

録音:2013年3月23-25ベルリン,78'37


GEN 14543
「ボレロ」~エイプソス・サクソフォン四重奏団
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、クープランの墓/
ピエルネ:序奏とポピュラーなロンドによる変奏曲/
ティエリー・エスケシュ(b.1965):湾、タンゴ・ヴィルトゥオーゾ/
フランセ:サキソフォンのための小さな四重奏曲/
ラヴェル:ボレロ

※エリプソス四重奏団は2004年にデビューしたフランス人を中心としたアンサンブル。フランセ以外は編曲物だが、ラヴェルを始め洒落た雰囲気が味わえる。ティエリー・エスケシュは現代フランスのオルガニストで作曲家。ジャズ、タンゴのテイストを持つ楽しい小品。終わりのボレロではサックス4本がいかにボレロのダイナミズムを表現するかお楽しみ。

エリプソス四重奏団(サックス四重奏)
録音:2013年4-5月




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