ISODAレーベル(日本)

幻の室内楽曲がここに蘇る!大澤壽人の室内楽

当盤収録の2作は、1930年代に作曲家の留学先のボストンで初演され、称賛されました。しかし、日本では演奏機会を得られないうち、作曲家は戦後まもなく急逝し、作品も長く埋もれていたのです。ピアノ三重奏曲は「日本のラヴェル」と呼びたい逸品。ピアノ五重奏曲は、日本の伝統の響きと当時のヨーロッパの最先端の技法を結びつけた、よりいっそうの力作。日本の近代音楽史を書き替えるインパクトを持っています。マイ・ハート弦楽四重奏団と藤井由美は、共感もたっぷりと、曲の真価を明らかにしています。

品 番 内 容 演奏者

IE-3003
税込定価
\2,500

「大澤壽人の室内楽」
@ピアノ五重奏曲

 第1楽章ラルゲット・ソステヌート,
 第2楽章ワルツ、アンダンテ・カンタービレ・マ・ノン・トロッポ,
 第3楽章アダージョ・モルト・エスプレッシーヴォ,
Aピアノ三重奏曲ニ短調
 第1楽章アレグロ・アッサイ・ヴィーヴォ,
 第2楽章アダージォ・ノン・トロッポ,
 第3楽章ロンド、アレグロ・アジタート

※神戸出身で近代日本の最重要な作曲家のひとりである大澤壽人(1907〜1953)は関西学院在学中より早くもピアニスト、指揮者、作曲家として活動を開始し、卒業後は直ちに渡米してボストンにて、その後は短期間ではあるが、ロンドン、パリにて傑作を続々と発表し絶賛を得た早熟の天才でした。その大澤のボストン時代の室内楽2作品が大澤生誕100年を記念してオタケン・レコード、太田憲志氏の録音でリリースされます。この録音は昨年の3月、兵庫県立芸術文化センターで開催された「大澤壽人とその時代〜室内楽コンサート」での同作品の日本初演(おそらく)と同時に行なわれ、世界初CD化となるものと思われます。ピアノ三重奏曲は大澤独自の語法で作曲者の内面が吐露された傑作でどちらかと言えば玄人受けする作品ですが、ピアノ五重奏曲は日本趣味も取り入れたより親しみやすい名曲で、これは今後、古今のピアノ五重奏曲の名作群に加えられ、再演の機会も増えていくものと思われます。又、このCDには原稿用紙20枚以上にも及ぶ精細を極めた片山杜秀氏のライナー・ノートが添付されており、この度の大澤作品CD化の価値をより高いものにしております。

マイ・ハート弦楽四重奏団
(辻井淳、釋伸司、沖田孝司、雨田一孝)、

藤井由美(ピアノ)


録音:2006年3月兵庫県立芸術文化センター小ホールにて、

エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)



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