MUSIC&ARTS(アメリカ)

ロッテ・レーマン生誕125周年記念アルバム
品 番 内 容 演奏者



M&ACD 1279
(4CD,3枚価格
+ CD-ROM)
「ロッテ・レーマン 生誕125周年記念」

※ドイツ生まれでウィーンで大プリマドンナとして活躍したロッテ・レーマン(1888-1976)は、1938年、ナチを逃れて米国に亡命、亡くなるまでここで活動した。生誕125周年を記念したこのCDでは、主として米国時代の貴重な録音が5時間近くも収録されている。世界初出音源もいくつもある。111ページの詳細な解説は付属CD-ROMにPDFファイルで収録されており、コンピュータで閲覧できる。

ロッテ・レーマン(ソプラノ)
TT 295:05 解説CD-ROM付き

CD1 「1927年12月~1938年1月の録音」
○R.シュトラウス:「バラの騎士」第1幕から(録音:1927年12月13日)
○R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」―一つの国がある(1928年9月4日)
○ベートーヴェン:「エグモント」-太鼓が鳴ると,喜びに満ち悲しみに満ち(1932年4月25日)
○グノー:アテネの聖母(1936年3月31日)
○ワーグナー:「ローエングリン」-哀れなあなたには分からないのね(1937年1月10日)
○ルビンシテイン:春(1937年1月10日)
○ヴォルフ:あの国をご存知ですか,めぐる春,君の愛する人が焦がれ死ぬのを見たいなら,愛する人よ、あなたが天へと昇るなら,春に,小さなものでも,少年と蜜蜂,春が来た,コウノトリの使い,エオリアンハープに寄せて,私も巻き毛の影で,祈り,もう仲直りしよう,庭師,あなたは私を細い糸一本で,望郷,ちょっと黙ってちょうだい,ペンナに恋人がいるの,アナクレオンの墓,隠棲(1938年1月18日)
CD2 「1938年1月~1941年7月の録音」
○R.シュトラウス:セレナード/ブラームス:テレーゼ,甲斐なきセレナード/ブレッヒ:祭からの帰宅/R.シュトラウス:献呈(1938年1月18日)
○プッチーニ:「トスカ」-歌に生き/R.シュトラウス:献呈,黄昏の夢,セレナード/ブラームス:乙女は語る/プフィッツナー:グレーテル(1938年4月3日)
○チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが/ロジャーズ:星(1939年9月18日)
○シューベルト:若い尼,影法師(1941年3月4日)
○シューベルト:愛の便り(1941年3月19日)
○シューマン:言伝/メンデルスゾーン:朝の挨拶(1941年6月26日)
○メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌,新しい愛/シューマン:くるみの木/ベートーヴェン: 悲しみの喜び/ブラームス:子守歌,セレナード(1941年6月30日)
○メンデルスゾーン:歌の翼に(1941年7月2日)
○モーツァルト:春への憧れ/(1941年7月9日)
CD3 「1941年7月~1948年3月の録音」
○ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集(天使,温室にて,苦しみ,夢)(1941年7月9日)
○シューマン:「詩人の恋」-君の目を見ると,私は心を浸したい,花が、小さな花が分かってくれるなら,あれはフルートとヴァイオリンの響きだ,いまわしい昔の歌(1943年1月24日)
○シューベルト:泉に,死と乙女,若者と死,解消,鱒,美も愛もここにいたことを,さすらい人,春に,白鳥の歌/ブラームス:私は夢見ていた,春の歌,私に行ってほしいの(1946年2月10日)
○グノー:アヴェ・マリア(1947年6月30日)
○ベートーヴェン:新しい恋、新しい人生/メンデルスゾーン:葦の歌,問い,月,お気に入りの場所,挨拶,小姓の歌,恋する女が手紙を書く(1948年3月7日)
CD4 「1941年6月~1949年7月の録音」
○ベートーヴェン:遥かなる恋人に(1948年3月7日)
○モーツァルト:ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時,夕べの想い,寂しく暗い森で,秘めごと/ブラームス:君の青い瞳,早く来て,ひどいことを言ってやろうと,私があなたに捧げたものは美しいものだった,日曜日の朝,恋人のところへ,死は涼しい夜,愛のまこと,春の慰め,くちづけ,ああ、私が帰り道を知っていたら,何と喜ばしく生き生きと(1949年2月27日)
○ベートーヴェン:「エグモント」-太鼓が鳴ると,喜びに満ち悲しみに満ち/モーツァルト:すみれ/シューベルト:音楽に寄せて/ヴォルフ:アナクレオンの墓/ブラームス:便り(1949年7月10日)
○グロース:私の思う自由は(録音時期不明)
○ヴォルフ:ヴァイラの歌(1941年6月30日)
○ブルーノ・ワルターがレーマンについて語る/レーマン自作の詩の朗読/レーマンが自らの歌について語る(録音時期不明)

ベートーヴェン:交響曲選集から新リマスター盤の分売!

品 番 内 容 演奏者

M&ACD 1276

ベートーヴェン:交響曲第9番二短調Op.125「合唱」

※フルトヴェングラーによる数ある第9の中でも最も壮絶と言われる1942年3月のライヴ。過去数限りなく再発売されているが、当盤はアーロン・Z・スナイダーによる2012年の新たなリマスターで、大変聴き易い音に仕上がっている。尚、2013年6月に同じくMUSIC&ARTSから発売されている4枚組のフルトヴェングラーによるベートーヴェン:交響曲選集(M&ACD4049)に収録されているものと同じ演奏、リマスター。第9のみ聴きたい方にはこちらを。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ティラ・ブリーム(S)、
エリーザベト・ヘンゲン(A)、
ペーター・アンダース(T)、
ルドルフ・ヴァツケ(B)、
ブルーノ・キッテル合唱団
録音:1942年3月22/24日ライヴ(アーロン・Z・スナイダーによる2012年新リマスター)


大ベテラン・チェンバロ奏者コリン・ティルニーのフローベルガー新録音!
品 番 内 容 演奏者

M&ACD 1280

「フローベルガー:チェンバロ作品集」
フローベルガー(1616-67):
①ウィーン写本第2巻(1649)より(組曲第1番 イ短調/ファンタジア第5番/組曲第2番 ニ短調/トッカータ第3番/組曲第3番 ト長調/カンツォン第2番/トッカータ第4番/組曲第4番 ヘ長調/ファンタジア第2番/組曲第5番 ハ長調/組曲第6番 ト長調)/
②ウィーン写本第4巻(1656)より「ローマ王フェルディナンド4世の悲しき死に捧げる哀歌」

※ARCHIVやL’Oiseaux Lyre始め様々なレーベルに録音をしている大ベテランのバロック鍵盤楽器奏者、コリン・ティルニー(b.1933)によるフローベルガー集。ティルニーらしい派手さを廃したじっくりした味わいの音楽が素晴らしい。1976年、ユベール・ベダール製作のリュッカースのコピー楽器を使用。

コリン・ティルニー(チェンバロ)
録音:2010年6月15-18日、カナダ、ブリティッシュコロンビア、68'45


※その他MUSIC&ARTSレーベル新譜
品 番 内 容 演奏者

M&ACD 1271
「亡命者(EXIL/EXILE)」
 ~2大陸で活躍した作曲家達の音楽

①コルンゴルド:4つのワルツ/
②ツァイスル:8つのピアノ小品「11月」/
③トッホ:スケルツォ ロ短調Op.11/プロファイル第3番Op.68/ブルレスケ「ジョングルール」/
④シェーンベルク:6つの小品Op.19/
⑤カステルヌオーヴォ=テデスコ:9月の空Op.1/航行者Op.13/ファンダンゴ

※コルンゴルト、ツァイスル、トッホ、シェーンベルク、カステルヌオーヴォ=テデスコ。戦争などの理由により、ヨーロッパからアメリカに亡命せざるを得なかったユダヤ系作曲家達によるアメリカ時代に作曲されたレアなピアノ作品集。どの曲も総じて聴きやすく、特にコルンゴルトやカステルヌオーヴォ=テデスコの曲には爛熟した魅力がたっぷりと感じられる。シェーンベルクの曲は世界初録音である。ル・ヴァンの演奏は、切れ味のよい技巧と豊かな情感を兼ね備えており、見事。

エリック・ル・ヴァン(ピアノ)
録音:2009年2月2-4日、バイエルン放送、ミュンヘン、DDD、68:18


M&ACD 1273
(6CD,4枚価格)

「D.スカルラッティ:ソナタ全集第3巻」
パルマ写本第6巻(30曲)
パルマ写本第7巻(31曲)
パルマ写本第8巻(30曲)

※1990年代の半ばにDANTEレーベルにかなりの量のスカルラッティのソナタを録音していたイタリアの名匠カルロ・グランテ。MUSIC&ARTSに新たにスカルラッティの全集を録音という壮大な計画、今回はその第3弾(第1巻は練習曲集・パルマ写本1、2巻M&ACD1236、第2巻はパルマ写本3~5巻M&ACD1242)ティルニーをコンサルタントに迎え、使用楽器はバドゥラ=スコダ所有のベーゼンドルファー・インペリアル。一聴、どの曲も歯切れの良いアーティキュレーションとリズム感が大変心地よい。現代ピアノを用いてのスカルラッティの規範たりうる演奏。

カルロ・グランテ(ピアノ/ベーゼンドルファー・インペリアル)
録音:2012年、ウィーン、DDD、6:03:08



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