BMOPサウンド(アメリカ)
バーンスタインの盟友ルーカス・フォス作品集2タイトル!
ジョン・レノン追悼作を含む管弦楽作品集とショート・オペラ2作品!
BMOP 1103(SACDハイブリッド)ルーカス・フォス(1922-2009):
①ジョン・レノンのための夜の音楽(1981)
②チェロ協奏曲(1966)
③独奏打楽器と大または小管弦楽のための協奏曲(1974)
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
②デイヴィッド・ラッセル(Vc)
③ロバート・シュルツ(Perc)
[81:08]
※ルーカス・フォス(1922-2009)はドイツ・ベルリン出身の作曲家、指揮者、ピアニスト。1937年に渡米し本格的な活動を開始する。そんなルーカス・フォスの様々な管弦楽作品を収めたアルバム。フォスは親友バーンスタインと同様、様々なスタイルを折衷する作曲家でこの作品でも無調、調性または様々な時代のスタイルを縦横無尽に駆使して作曲している。
ジョン・レノン追悼のために作曲された「ジョン・レノンのための夜の音楽」は第1楽章では静かな祈りの音楽、そして第2楽章ではレノンの足跡を辿るかのように活気に満ちた音楽が展開し、時にエレキ・ギターも登場するが、最後に銃声を思わせる打楽器の一撃で突然閉じられる。
チェロ協奏曲はフォスにしてはかなり前衛的な作風で不確定性も含まれる作品。
打楽器協奏曲は打楽器の超絶技巧に管弦楽が呼応し共に相乗効果的に大きな音の渦が次第に沸き上がってゆくプロセスが聴きもの。
BMOP 1102(SACDハイブリッド)ルーカス・フォス(1922-2009):
①9分のオペラ「序奏とグッド・バイ」(1959)
②歌劇「キャラベラス郡の名高き飛び蛙」(1949)
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
①トーマス・メリオランツァ(Br)
②フェリシア・ガヴィラネス(M.Sop)、ニール・フェレイラ(Ten)、
デイヴィッド・ソールズベリー・フライ(B)、アイザック・ブレイ(Br)、
ジェームズ・デムラー(B、Br)、ジョナサン・ボイド(T)、
ジョン・ポール・ハックル(B)
録音:➀2017年7月19日、②2021年6月4日ボストン [49:51]
※ルーカス・フォス(1922-2009)はドイツ・ベルリン出身の作曲家、指揮者、ピアニスト。1937年に渡米し本格的な活動を開始する。レナード・バーンスタインとは親友で互いに切磋琢磨しあったことでも知られている。武満徹とも親しく、サントリー・ホールの現代音楽シリーズ「国際作曲委嘱シリーズ」にテーマ作曲家として招かれたこともある。
このアルバムはフォスの比較的初期のショート・オペラ作品が収められている。「キャラベラス郡の名高き飛び蛙」はマーク・トウェインが原作のコメディ・オペラ。
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