※レコード芸術2020年1月号準特選!
全力で生きたモーツァルトのいら立ちまで聞こえてくる! 吉川隆弘のモーツァルト・アルバム | "/>

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(イプシロン・インターナショナル)※レコード芸術2020年1月号準特選!
全力で生きたモーツァルトのいら立ちまで聞こえてくる! 吉川隆弘のモーツァルト・アルバム

(イプシロン・インターナショナル)※レコード芸術2020年1月号準特選!
全力で生きたモーツァルトのいら立ちまで聞こえてくる! 吉川隆弘のモーツァルト・アルバム

イプシロン・インターナショナル(日本)

※レコード芸術2020年1月号準特選!
全力で生きたモーツァルトのいら立ちまで聞こえてくる!
吉川隆弘のモーツァルト・アルバム
YIL-005 ¥2,700 + 税
「TAKAHIRO YOSHIKAWA – WOLFGANG AMADEUS MOZART」
モーツァルト:
①-③ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 KV 310 (300d)
 I ALLEGRO MAESTOSO (9’27”)
 II ANDANTE CANTABILE CON ESPRESSIONE (9’17″)
 III PRESTO (3’05″)
④ロンド ニ長調 KV 485 (6’48″)
⑤ロンド イ短調 KV 511 (10’12″)
⑥-⑧ピアノ・ソナタ第15番 へ長調 KV 533/494
 I ALLEGRO (10’10″)
 II ANDANTE (11’03″)
 III RONDÒ – ALLEGRETTO (5’36″)

吉川隆弘(ピアノ)
録音:2015-2016年Studio Pianoforte、ピアノ:Steinway&sons C-227 n. 584042

※ドビュッシー(YIL-002)、シューマン(YIL-003)、リスト(YIL-004)の各作品集がレコード芸術特選になるなど、高評価が続くイプシロン・インターナショナル・レーベルでの吉川隆弘第5弾!
※・・・そうした周到なプログラム構成と響き合うように、ここに聞こえてくるどの曲のどの一瞬も、演奏家の緻密で厳格な意図を丁寧に映していないところはない。つまり、一瞬として、モーツァルトは寝そべったり、鼻歌を歌ったり、あくびをしたりはしていない。それどころか、全力で生きている。なんというひたむきさだろう、と聴き手は思わずにはいられない。そして、彼が人生の瞬間をいかにていねいに生きていた人かということが、吉川隆弘の演奏を通じた作品の息づかいから、丹念に伝わってくる。それは徹頭徹尾、人間的なものだ。
そのように私はこのアルバムを聴いた。吉川隆弘の弾くモーツァルトを。音楽を聴くことは、弾き手の導きにそって、作曲家の内面に進行した感情の体験を生き直すことでもある。モーツァルトはここで、ピアニストの丹念な仕事を通じて、やはりどこか正当に苛立っているのではないか。それが彼という、そして他ならぬ私たちの生々しい、生のありようだからだ。
(青澤隆明 ライナーノーツより抜粋)

イプシロン・インターナショナル・レーベル・カタログ

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