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(ミッテンヴァルト・レーベル)
冗談音楽、CM音楽の開祖三木鶏郎・初のクラシック作品集 ~日本のクラリネット五重奏曲第1集~

(ミッテンヴァルト・レーベル)
冗談音楽、CM音楽の開祖三木鶏郎・初のクラシック作品集 ~日本のクラリネット五重奏曲第1集~

ミッテンヴァルト・レーベル

冗談音楽、CM音楽の開祖・初のクラシック作品集
~日本のクラリネット五重奏曲第1集~
三木鶏郎:クラリネット五重奏曲
MTWD 99057 定価:¥3,000 + 税
mtwd99057「日本のクラリネット五重奏曲第1集」
~三木鶏郎のクラシック音楽
三木鶏郎(大正3年-平成6年):
①クラリネット五重奏曲(1943/1990)
第1楽章 Allegro [11:10]/第2楽章 Andante [9:21]/
第3楽章 Allegro [5:56]/第4楽章 Allegro [7:52]
②二本のクラリネットのためのソナチネ(1939)
第1楽章 Allegro [2:50]/第2楽章 Andante [2:10]/
第3楽章 Rondo [2:38]
③人形劇のための音楽「桃ものがたり」から(1943)
序曲 [1:42]/戦い [1:04]

伊藤寛隆(クラリネット、②二重録音)*日本フィル首席
①③印田千裕弦楽四重奏団:
【印田千裕(Vn)
竹内弦(Vn)
横畠俊介(Vn)
印田陽介(Vc)】
録音:2014年4月28日、武蔵村山市民会館
TT[45:00]①②世界初録音
※「日本のクラリネット五重奏曲」シリーズ第1集は、2014年に生誕100年を迎えた作曲家 三木鶏郎(1914-1994)の作品を収録した。彼の作品は、冗談音楽やそこから生まれた「田舎のバス」「僕は特急の機関士で」「毒消しゃいらんかね」などの歌や、数々のコマーシャルソング(日本初のCMソング「僕はアマチュアカメラマン(小西六写真工業)」、「明るいナショナル」「キリンレモン」etc)が多くの人に親しまれているが、クラシックの作品は、数曲の歌曲がSP盤の復刻盤の形で紹介されるにとどまっていた。
三木鶏郎が没した1994年、黛敏郎司会によるテレビ朝日の長寿番組「題名のない音楽会」では12月11日に追悼番組「三木鶏郎を悼む」を放送した。そこではコマーシャルソング、冗談音楽がメドレーで多数演奏されたが、「ほとんど唯一のクラシック作品」として「クラリネット五重奏曲」が初めて紹介された。独奏クラリネットは藤家虹二で、弦楽四重奏の各パートを2名ずつに増員した8名の東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団メンバーにより、第1楽章アレグロの冒頭から約2分15秒、全343小節中62小節までが放映された。番組収録時には、もう少々先まで演奏されたようであるが、原曲どおりの編成による4楽章の全曲演奏は、このCDが初演となる。
CD発売は三木鶏郎の生誕100年となる2014年を目指していたが、クラリネット五重奏曲の収録後に、同じクラリネットを用いたソナチネを追加することとなり、発売は少し遅れることとなった。しかし両曲をカップリングできたことで、さらに意義深いアルバムになったと思う。判読しがたい箇所のある手稿譜を読み取り、多重録音に取り組んでいただいた伊藤寛隆氏(日本フィル首席)、貴重なお時間をいただき興味深い話をたくさんお聞かせいただいた永六輔氏、櫻井順氏(永氏と櫻井氏の対談はブックレットに掲載)には厚く御礼申し上げたい。
(プロデューサー・ノートより抜粋)
※近日発売予定!
「日本のクラリネット五重奏曲第2集」(安部幸明、香月修)/「日本のクラリネット五重奏曲第3集」(原博、外山雄三、白石茂浩)

mittenミッテンヴァルト・レーベル・カタログ

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