GEGA NEW(ブルガリア)

レコード芸術で準特選盤となりました!!
2014年6月号(5月20日発売)91ページに掲載

ブルガリアの名指揮者エミール・タバコフのショスタコーヴィチ交響曲全集第1弾!
日本語オビ・解説付き!
品 番 内 容 演奏者

GD 380
「ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.1」
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調Op.43

(演奏タイミング:27:07/9:13/26:23)

※エミール・タバコフとブルガリア国立放送響のショスタコーヴィチ:交響曲シリーズ第1弾が登場。タバコフは1947年生まれ、ブルガリアの指揮者で作曲家。CAPRICCIOから出ていたマーラーの交響曲全集は意外な名演として、知る人ぞ知る名盤。
タバコフは余計な思い入れを排し終始速目のテンポでストレートに音楽を構築していくが、その緊張感が凄い。オーケストラの技術とアンサンブルも見事で、ブルガリア国立放響の上手さに驚くに違いない。録音も大変優秀で、あまたあるショスタコーヴィチの第4の中でも上位に入る秀演と言ってよい。

エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団

録音:2013年4月ブルガリア国立放送スタジオ1,ソフィア(セッション録音)62:42、STEREO


ヤッセン・トドロフのバッハ第2弾!無伴奏パルティータ集
品 番 内 容 演奏者

GR 19

「J.S.バッハ:3つの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」
パルティータ第1番ロ短調BWV.1002/
パルティータ第2番ニ短調BWV.1004/
パルティータ第3番ホ長調BWV.1006/

※第1弾のソナタ集(GR16)に続くバッハ。これで無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータが全曲揃った。
トドロフはブルガリアを代表するヴァイオリニストで、地元で学んだ後に渡米、そこで多くのコンクールに入賞。演奏活動の傍ら、後進の指導も行なっている。演奏は正にモダン・ヴァイオリンの王道を行くような出来栄え。何ら変わったことはしていないが、素晴らしい美音による朗々とした歌が見事。録音も優秀。

ヤッセン・トドロフ(ヴァイオリン)
録音:2013年7月、ブルガリア国立放送スタジオ1、79:03、STEREO

※好評発売中! トドロフのバッハ、イザイの無伴奏作品集

品 番 内 容 演奏者

GR 16

「J.S.バッハ:3つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」
ソナタ第1番ト短調BWV.1001/
ソナタ第2番イ短調BWV.1003/
ソナタ第3番ハ短調BWV.1005

ヤッセン・トドロフ(Vn)
録音:2012年12月ブルガリア放送スタジオ1

GR 76

ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):
6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27

ヤッセン・トドロフ(Vn)
録音:2001年6月ブルガリア放送スタジオ1

※その他GEGA NEWレーベル新譜
品 番 内 容 演奏者

GD 350
「天体力学」~ヤッセン・ヴォデニチャロフ(1964~):作品集
①ヴァイオリン協奏曲、
②「蛍」(良寛の俳句による)
③7つのバガテル、
④ステュムパリデス湖の鳥、
⑤交響曲第2番「天体力学」

※ブルガリアの現代作曲家、ヤッセン・ヴォデニチャロフ(1964-)の作品集。「蛍」は良寛の俳句にインスパイアされた曲。「ステュムパリデス湖の鳥」はギリシャ神話に登場する同名の怪鳥をモチーフにしており、また交響曲第2番の副題である「天体力学」は天文学の一分野で、ニュートンの運動の法則や万有引力の法則に基づいて天体の運動と力学を研究する学問のことを指す、という。

①アレクシス・ガルプリーヌ(ヴァイオリン)、ピエール・ルーリエ(指揮)アンサンブル2E2M
②ロザリナ・カサボヴァ(S)、ロッセン・イデアロフ(Cl)、タチアナ・カルパロヴァ(Perc)
③棚田文紀(プリペアド・ピアノ)
④ナタリー・フォルゲ(オンド・マルトノ)、ピエール・クサック(アコーディオン)
⑤イワン・ストヤノフ(指揮)ブルガリア国立放送交響
68:13、STEREO


GD 366

シューマン:
①アベッグ変奏曲Op.1
②ベートーヴェンの主題による変奏曲
③ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
④ピアノ・ソナタ第2番~第4楽章の初稿「プレスト・パッショナート」


※既にGEGA NEWレーベルから交響的練習曲、蝶々(GD325)が発売されているタルリのシューマン第2弾。当ディスクでの注目はほとんど演奏も録音もされないベートーヴェンの主題による変奏曲。シューマン25歳時の作品で、テーマにはベートーヴェンの第7交響曲のアレグレットが用いられている。変奏はのちの交響的練習曲に似たところもある佳品。シューマン・ファンは要注目。他の有名曲2曲もツボを押さえた秀演。

フィアンメッタ・タルリ(ピアノ)
③2007年12月29日ソフィア、ブルガリア・コンサート・ホール/
①②④2012年2月28日ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
53:03、STEREO




MAIN