グリーグの人気作、ヴァイオリン・ソナタをフルートで演奏!/他、新譜3タイトル

MSRレーベル(アメリカ)

グリーグの人気作、ヴァイオリン・ソナタをフルートで演奏!
MS 1743
「グリーグ:フルート演奏によるヴァイオリン・ソナタ集」
ソナタ第1番 ヘ長調 Op.8
ソナタ第2番 ト長調 Op.13
ソナタ第3番 ハ短調 Op.45

ケイレブ・ケスニック(フルート)
ナターリア・カトー(ピアノ)
録音:2021年1月 米国 コロラド州 ボルダー,77’33
※グリーグの人気作、ヴァイオリン・ソナタ全3曲をフルートで演奏している。フルートの軽やかな音で奏でられると、ヴァイオリン演奏の情熱に代わって涼やかな空気が広がり、グリーグの北欧気質が前面に出るように思われて面白い。
ケイレブ・ケスニックは米国の若い世代のフルート奏者。編曲はいずれも彼自身による。

※その他MSRレーベル新譜
MS 1716
C.P.E.バッハ(1714-88):
 ヴュルテンブルク・ソナタ第4番 変ロ長調 WQ.49/4, H.32
 ヴュルテンブルク・ソナタ第5番 変ホ長調 WQ.49/5, H.34
 ヴュルテンブルク・ソナタ第6番 ロ短調 WQ.49/6, H.36
W.F.バッハ(1710-84):
 クラヴィーア・ソナタ イ短調 FK NV8

デイヴィット・マリー(ピアノ)
録音:2020年2月9日,3月22日,4月5日,6月28日 米国ジョージア州ステートボロ、DDD、68’32
※米国のピアニスト、デイヴィッド・マリー(David Murray)の演奏するC.P.E.バッハのヴュルテンブルク・ソナタ集。彼自身が書いた英文解説によると、マリーは1990年代末にグレン・グールドによるC.P.E.バッハの録音(1981年録音のヴュルテンブルク・ソナタ第1番)に大きな感銘を受け、以来C.P.E.バッハのピアノ演奏に情熱を注いで来たという。彼は2013年に他社(Summit Records)からヴュルテンベルク・ソナタ集の第1番―第3番のCDを発売しており、今回はその続編にして完結編になる。明快で確信の強い演奏からは、マリーのC.P.E.バッハへの愛がしっかり聞き取れる。

MS 1767
「グローバル・サクソフォン」
アロディ・マルティネス・セラーノ(b.1977):アルージョ・カプリチョーソ
クリスティアン・ロバ(b.1952):単なる歌
エリオット・パク(b.1980):韓国の3つの土地
ペリー・ゴールドスタイン(b.1952):天国
ウィニー・ヤン(楊嵐茵, b.1980):嵐のそばの庭
ジャン・マティティア(b.1952):クレイジー・ラグ

スコット・リトロフ(アルト・サクソフォン)
マチュー・コニェット(ピアノ)
録音:2021年1月12-14日 米国ニューヨーク州ガーデン・シティ,58’01
※21世紀のアルト・サクソフォン作品を集めたCD。ジャン・マティティアはクリスティアン・ロバの非クラシック作品向けの変名でつまり同一人物。どの作品もアルト・サクソフォンの現代的な美が良く生きている。
スコット・リトロフは1985年生まれの米国のサクソフォン奏者。クラシックでもジャズでも高く評価されている。これまで数々の作品を委嘱しており、このCDでも「韓国の3つの土地」は彼の委嘱作、また「アルージョ・カプリチョーソ」と「嵐のそばの庭」は彼のために書かれた作品で、いずれも世界初録音。

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