BRINRINRIレーベル(日本)
山下和仁の待ち望まれた新録音!
知られざる珠玉の名曲集
古典ギターの至宝 百曲選 第一集
KYBR-2401 ¥3,960(¥3,600+税)
古典ギターの至宝 百曲選 第一集
~待ち望まれた新録音、知られざる珠玉の名曲集 山下和仁(ギター)
①アンダンテ・ソステヌート – アレグレット・カンタービレ (ホレツキー)
Andante sostenuto ~ Allegretto cantabile (Horetzky)
②アンダンティーノ ニ短調 (コスト)
Andantino (Coste)
③ラリアーネ祭 (モッツァーニ)
Feste Lariane (Mozzani)
④25のエチュードより第15番 (カルカッシ)
25 Etudes, No.15 Allegro moderato (Carcassi)
⑤第4プレリュード (カルッリ)
4th Prelude en Accordes frises (Carulli)
⑥モデラート ト長調 (カルッリ)
Moderato (Carulli)
⑦ト短調のプレリュード (カルッリ)
2nd Prelude (Carulli)
⑧ロ長調のプレリュード (カルッリ)
4th Prelude en Si (Carulli)
⑨アンダンテ (カルッリ)
Andante (Carulli)
⑩第5ポジションで (カルッリ)
Alla quinta posizione (Carulli)
⑪25のエチュードより第16番 (カルカッシ)
25 Etudes, No.16 Andante (Carcassi)
⑫25のエチュードより第19番 (カルカッシ)
25 Etudes, No.19 Allegro Moderato (Carcassi)
⑬レクシオン (コスト) Leccion (Coste)
⑭-⑯ ソナタ第2番 (カル) Sonata No. 2 (Call)
I. Adagio/II. Menuetto, con moto/III. Andantino
⑰アレグレット (モルコフ) Allegretto (Morkov)
山下和仁(ギター)
録音:2024年
※古典ギターの至宝 百曲選 第一集~待ち望まれた新録音、知られざる珠玉の名曲集。
謎多き山下和仁が還暦後、一気に録音したもの。転機なのか日常なのかは不明だが、今までのアルバムとは異なる魅力になっているのが興味深い。空想的なサロンのようでもあり、手許の仕草をも感じ取れる美しいギターの音色も特徴で、結果的にギター音楽を愛好する独習者や初心者に捧げているかのようでもある。世界ツアーの合間に図書館や古書店などで発見したものも含み、殆ど耳にすることのない曲ばかりを二百曲ほども録音し百曲を選んでいる。
※本アルバムには、第1曲〜第15曲を収録。3楽章のソナタは全体で1曲と数えている。
100 Treasures of Classical Guitar Music Vol.1
<アーチスト紹介> 山下和仁
1961年長崎市に生まれ、父、山下亨に8歳よりギターを学ぶ。また作曲家の小船幸次郎に師事。15歳で全国コンクール(現:東京国際ギターコンクール)優勝のあと、1977年、16歳でラミレス、アレッサンドリア国際、パリの世界三大国際ギターコンクールに、いずれも史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。LP.,CD合わせてこれまでに101枚のアルバムを発表。1980年発表の自身の編曲による〈展覧会の絵〉が大反響を得る。以後〈火の鳥〉〈シェエラザート〉〈新世界より〉などオーケストラ用大曲をギター用に次々アレンジ、さらに「バッハ:無伴奏ヴァイオリン、チェロ、フルート、リュート組曲BWV995-1013(5CDs)」を全て編曲。かたわら「ソル:ギター曲全集(16CDs)」「ヴィラロボス:12の練習曲と5つの前奏曲」「カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24のカプリチョス」など、ギター本来のレパートリーの名演も誉れ高く、広大なレパートリーを有する。ウィーン・ムジークフェライン大ホール、ロシア・サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー大ホール、カペラ劇場、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホール、イタリア・テアトロオリンピコ、テアトロ・レッジョ、ニューヨーク・リンカーンセンター、シカゴ・シンフォニーセンターオーケストラホール、など世界各地でソロリサイタル。また世界各地で行われるジャンルの混交した大規模フェスティバルにも、クラシックの雄として、たびたび招待されている。L.スラトキン、R.フリューベック・デ・ブルゴスなど世界的指揮者やオーケストラとも数々共演。また、ジャズ・ギタリストのラリー・コリエル、フルートのJ.ゴールウェイ、コントラバスのゲリー・カー、東京クヮルテットなどと共演。2004年に自身の子供たちと「山下和仁ファミリーカルテット・クインテット」を結成、長女(紅弓)、次女(愛陽)とのギターデュオでも世界各地で公演。国内外の作曲家、特にアジアの作曲家たちの新作委嘱初演にも意欲的で、山下和仁のために書かれた作品は60曲を越えている。CD『黎明期の日本ギター曲集』で平成11年度文化庁芸術祭大賞を受賞。2019年サンクトペテルブルグでスタートした”Creative meeting with maestro Kazuhito Yamashita”が好評を博し、日本でも2021年に名古屋しらかわホールでスタートし、Creative guidance, Discovery concert, Private Lessonと広がりを見せている。2021年から2022年にかけて、同しらかわホールに於いて5回のリサイタルも開催され、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホールで大好評だった自作曲を披露したほか、新旧の自編曲作品やギター小品集の数々を含む意欲的なプログラムが連続し、2022年12月24-25日にはバッハの無伴奏チェロ組曲全6曲BWV1007-12を全曲演奏した。