山下和仁アーカイブ第5弾、第6弾「燦爛〜伝説の幕開け」「カザルスホール特別企画『山下和仁の世界』の記録」

BRINRINRIレーベル (日本)

【山下和仁アーカイブ】
燦爛〜伝説の幕開け 〜80年代前半の演奏記録より
KYBR-2305 ¥2,700 + 税
燦爛~伝説の幕開け ~80年代前半の演奏記録より【山下和仁アーカイブ】
①大序曲(ジュリアーニ) Grande Ouverture, Op. 61 (Giuliani)
②アダージョ(アルビノーニ / 山下和仁編) Adagio (Albinoni / arr.Yamashita)
③独創的幻想曲(ヴィニアス) Fantasía Original (Viñas)
④ソナチネ 第1楽章(モレノ=トロバ)Sonatina I. Allegretto (Moreno Torroba)
⑤ソナチネ 第2楽章(モレノ=トロバ)Sonatina II. Andante (Moreno Torroba)
⑥ソナチネ 第3楽章(モレノ=トロバ)Sonatina III. Allegro (Moreno Torroba)
⑦カプリスNo.24(パガニーニ / 山下和仁編) Caprice No. 24 (Paganini / arr.Yamashita)
⑧ハンガリー狂詩曲(リスト / 山下和仁編) Hungarian Rhapsody No.2 (Liszt / arr.Yamashita)
⑨魔笛の主題による変奏曲(ソル) Introduction and Variations on a Theme by Mozart, Op.9 (Sor)
⑩シャコンヌ(バッハ / 山下和仁編) Ciaccona〜Partita No.2, BWV1004 (Bach / arr.Yamashita)
⑪粉屋の踊り(デ・ファリャ / 山下和仁編曲) Danza del Molinero (de Falla / arr.Yamashita)
⑫ゴヤの絵(グラナドス / 山下和仁編) La Maja de Goya (Granados / arr.Yamashita)
⑬タランテラ(カステルヌォーヴォ=テデスコ) Tarantella (Castelnuovo-Tedesco)

山下和仁(ギター)
録音:1980年ほか
※本CDにはライブ演奏に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。
※還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズ第5弾。16歳でデビューした山下和仁。すぐさま世界のギター界を揺さぶり始める。高校や大学に在学しながらの全国縦断リサイタルツアーに始まり、やがて欧米アジアにも招かれるようになった80年代、ようやく成人を迎えたマエストロは、世界各地で賛否両論も巻き起こしながら熱狂的に迎えられ、超満員の大ホールで連日公演していた時代の記録録音の中からセレクト。いままでの山下和仁CD未収録楽曲のほか、ライブ演奏ならではの迫力あふれる演奏と一緒に時代の雰囲気も伝わる記録集。
※本CDには古いアナログテープの劣化に起因するノイズやライブ録音に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。

【山下和仁アーカイブ】
カザルスホール特別企画「山下和仁の世界」の記録
KYBR-2306 ¥2,700 + 税
カザルスホール特別企画「山下和仁の世界」の記録【山下和仁アーカイブ】
①セヴィリアーナ(トゥリーナ) Sevillana, Op.29 (Turina)
②序奏と主題と変奏 Op.20(ソル) Introduction et thême varié, Op.20 (Sor)
③セレナーデ Op.37(ソル) Sérénade, Op.37 (Sor)
④愛と死と 〜 ゴヤによる24のカプリチョス[第6曲](C=テデスコ)El amor y la muerte 〜 24 Caprichos de Goya, Op.195 (Castelnuovo-Tedesco)
⑤神よお赦し下さい。それが母親だったとは[第8曲](C=テデスコ)Dios la perdone: Y era su madre (C-Tedesco)
⑥何の病気で死ぬのだろうか [第17曲](C=テデスコ)¿De qué mal morirá? (C-Tedesco)
⑦細く紡ぐ[第19曲](C=テデスコ)Hilan Delgado (C-Tedesco)
⑧キューバ風に〜5つのバガテル (ウォルトン) Alla Cubana 〜Five Bagatelles (Walton)
⑨3つのテントス 1 (ヘンツェ) Drei Tentos: I. (Henze)
⑩3つのテントス 2 (ヘンツェ) Drei Tentos: II. (Henze)
⑪3つのテントス 3 (ヘンツェ) Drei Tentos: III. (Henze)
⑫ブーレ 〜 組曲ホ短調BWV996(バッハ / 山下和仁編)Bourrée ~ Suite in E minor (Bach / arr.Yamashita)
⑬アンダンテ 〜 無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番(バッハ / 山下和仁編)Andante ~ Sonata No. 2, BWV1003 (Bach / arr.Yamashita)
⑭アレグロ 〜 無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番(バッハ / 山下和仁編)Allegro ~ Sonata No. 2, BWV1003 (Bach / arr.Yamashita)
⑮鳥の歌(カタロニア民謡 / 山下和仁編)The Song of Birds (Catalan Folk Song / arr.Yamashita)

山下和仁(ギター)
録音:1989年カザルスホール
※本CDには古いテープの劣化に起因するノイズやライブ収録に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。 ※還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズ第6弾。わずか六本の弦で、彼は六万光年の宇宙を作る・・・
1989年1月から12月までの1年間を通して開催されたカザルスホール特別企画「山下和仁の世界」シリーズ全7公演の記録録音より、いままでの山下和仁CD未収録楽曲、世界初演「ゴヤによる24のカプリチョス」、歴史的コンサートとなった「フェルナンド・ソルの限りない世界」、「2夜連続バッハリサイタル」などから数々セレクト。なお、1月公演の第2部で演奏されたドヴォルジャーク作曲山下和仁編曲の「新世界より」全楽章については、同じアーカイブシリーズで別途発売されています(brinrinri:KYBR-2302)。

<アーチスト紹介> 山下和仁:
1961年長崎市に生まれ、父、山下亨に8歳よりギターを学ぶ。また作曲家の小船幸次郎に師事。15歳で全国コンクール(現:東京国際ギターコンクール)優勝のあと、1977年、16歳でラミレス、アレッサンドリア国際、パリの世界三大国際ギターコンクールに、いずれも史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。LP, CD合わせてこれまでに93枚のアルバムを発表。1980年発表の自身の編曲による〈展覧会の絵〉が大反響を得る。以後〈火の鳥〉〈シェエラザート〉〈新世界より〉などオーケストラ用大曲をギター用に次々アレンジ、さらに「バッハ:無伴奏ヴァイオリン、チェロ、フルート、リュート組曲BWV995-1013(5CDs)」を全て編曲。かたわら「F.ソル:ギター曲全集(16CDs)」「H.ヴィラロボス:12の練習曲と5つのエチュード」「M.カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24のカプリチョス」など、ギター本来のレパートリーも名演の誉れ高く、広大なレパートリーを有する。ウィーン・ムジークフェライン大ホール、ロシア・サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー大ホール、カペラ劇場、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホール、イタリア・テアトロオリンピコ、テアトロ・レッジョ(オペラハウス)、ニューヨーク・リンカーンセンター、シカゴ・シンフォニーセンターオーケストラホール、など世界各地でソロリサイタル。また世界各地で行われるジャンルの混交した大規模フェスティバルにも、クラシックの雄として、たびたび招待されている。L.スラトキン、R.フリューベック・デ・ブルゴスなど世界的指揮者やオーケストラとも数々共演。また、ジャズ・ギタリストのラリー・コリエル、フルートのJ.ゴールウェイ、コントラバスのゲリー・カー、東京クヮルテットなどと共演。2004年に自身の子供たちと「山下和仁ファミリーカルテット・クインテット」を結成、長女(紅弓)、次女(愛陽)とのギターデュオでも世界各地で公演。国内外の作曲家、特にアジアの作曲家たちの新作委嘱初演にも意欲的で、山下和仁のために書かれた作品は60曲を越えている。CD『黎明期の日本ギター曲集』で平成11年度文化庁芸術祭大賞を受賞。2019年サンクトペテルブルグでスタートした”Creative meeting with maestro Kazuhito Yamashita”が好評を博し、日本でも2021年には名古屋しらかわホールで開催。2021年から2022年にかけて、同ホールに於いて5回のリサイタルも開催され、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホールで大好評だった自作曲を披露したほか、新旧の自編曲作品やギター小品集の数々を含む意欲的なプログラムが連続し、2022年12月24-25日にはバッハの無伴奏チェロ組曲全6曲BWV1007-12を全曲演奏した。