①フランソワ・クープラン:クラヴサン曲全集3/中野振一郎②豊潤な響きで紡ぐフランス・ハープ作品集~ハープの香り/福井麻衣(ハープ)

299MUSICレーベル(日本)

第1集・第2集はレコード芸術特選!
フランソワ・クープラン:クラヴサン曲全集3/中野振一郎
NIKU-9050,51(2CD)3,300 円(本体¥3,000)
フランソワ・クープラン(1688-1733) クラヴサン曲全集3/中野振一郎
~クラヴサン曲集:第2・12・14・23オルドル/クラヴサン奏法:前奏曲第2番
DISC-1
①クラヴサン奏法/前奏曲第2番 ニ短調(1716) [01’24”]
②-㉔クラヴサン曲集第1巻 第2オルドル ニ調(1713)
 ②苦労/アルマンド(遅くなく、16分音符はいくぶん付点のリズムで) [04’40”]/
 ③第1クラント [01’57”]/④第2クラント [02’02”]/
 ⑤貞淑/サラバンド [02’29”]/
 ⑥アントニーヌ(威厳をもって、遅くなく) [01’08”]/
 ⑦ガヴォット [01’18”]/⑧メヌエット [01’27”]/
 ⑨カナリーとドゥーブル [02’54”]/⑩パスピエ [01’39”]/
 ⑪リゴードン[01’30”]/⑫シャロロワーズ [00’57”]/
 ⑬ディアーヌ(陽気に) [01’28”]/
 ⑭ディアーヌの従者のためのファンファーレ [00’40”] /
 ⑮テルプシコーレ(節度をもって、はっきりと) [03’58”] /
 ⑯フロランティーヌ(優しい軽やかさで) [01’46”] /
 ⑰ガルニエ(節度をもって) [03’53”] /⑱バベ(さりげなく) [02’16”]/
 ⑲幸福な思い(優雅に、遅くなく) [05’35”] /⑳ミミ(情愛を込めて) [01’52”]/
 ㉑働き者(軽やかに) [02’23”]/㉒おべっか(情愛を込めて) [02’58”]/
 ㉓官能的(優雅に,など) [03’27”]/㉔蝶々(極めて軽やかに) [01’43”]
DISC-2
①-⑧クラヴサン曲集第2巻 第12オルドル ホ調(1717)
 ①双子(情愛をこめて) [04’44”]/②親密/クラントのテンポで [02’34”]/
 ③粋(陽気に) [01’35”]/④コリバント(生き生きと) [02’34”]/
 ⑤ヴォーヴレ(流れるように) [01’50”]/⑥糸紡ぎ(素朴に、遅くなく) [02’55”]/
 ⑦ブロノワーズ(優雅に、遅くなく) [02’28”]/⑧アタランタ(極めて軽やかに) [01’54”]/
⑨-⑯クラヴサン曲集第3巻 第14オルドル ニ調(1722)
 ⑨恋のナイチンゲール(ゆっくりと、極めて優雅に、いくぶん拍子通りに) [02’52”]
 ⑩ナイチンゲールのドゥーブル [03’00”]/⑪怯える紅ヒワ(軽やかに) [01’57”]/
 ⑫嘆きのムシクイたち(極めて優雅に) [06’00”]/
 ⑬勝ち誇るナイチンゲール(極めて軽やかに) [01’47”]/
 ⑭ジュリエ(陽気に) [01’52”]※築山茉以(チェンバロ2)/
 ⑮シテール島の鐘(心地よく、遅くなく) [05’16”]/⑯些細なこと(軽やかに) [01’29”]
⑰-㉑クラヴサン曲集第4巻 第23オルドル ヘ調(1730)
 ⑰大胆 [03’37”]/⑱編み物をする人たち(極めて軽やかに) [02’16”]/
 ⑲アルルカン(滑稽に) [01’42”]/⑳デロス島のゴンドラ(優しい冗談) [07’55”]/
 ㉑山羊の脚をしたサテュロス(力強い重々しさで、するどく−生き生きと) [04’28”]

中野振一郎(チェンバロ)、DISC-2⑭築山茉以(チェンバロ2)
録音:2021年9月28-39日、2022年5月30日 岐阜・サラマンカホール
DXD 24bit/352.8kHz RECORDING、
Disc1 [55’38”] Disc2[65’08”]
※クラヴサン曲集:第2・12・14・23オルドル/クラヴサン奏法:前奏曲第2番
※ロココの戯れ、フランス的甘さ、そして謎めいたムードなど、ユニークかつ多様な作品群の情緒あふれる世界を、その流麗で円熟味を増した表現と時折垣間見える遊び心で深みと新鮮さを与え展開する。長年にわたりチェンバロ界をリードし続ける中野振一郎が映し出す、フランソワ・クープランの成し遂げた偉業の真価。

中野振一郎(チェンバロ) Shin’ichiro Nakano, clavecin
1964年京都生まれ。
1986年桐朋学園大学音楽学部演奏学科(古楽器専攻)卒業。
1990年4夜連続独奏会『ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅』により「大阪文化祭金賞」受賞。
1991年フランス『ヴェルサイユ古楽フェスティバル』のクープラン・サイクルに出演。欧米を代表する名手と肩を並べ「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれる。1992年『バークレー古楽フェスティバル』へ最年少の独奏家として招かれる。その後も、イギリス(ウィグモア・ホール、BBCジャパン・シーズン)、ドイツ(ライプツィヒ・バッハ・フェスティバル)、チェコ等、欧州での招聘演奏旅行を続ける。「例外のチェンバリスト!」「耳の御馳走」等、各地で好評を博す。
また、国内で長年続けていたバッハの〈ゴルトベルク変奏曲〉の演奏には今でも定評がある。「各変奏が持つ世界を可能な限り忠実に描出しようとする真摯な姿勢には心を打たれる」「先人たちの遺産を鑑み、大地をしっかり踏まえた中野の解釈の方が説得力が大きい」「この基本的な解釈にさらなる年輪が刻まれるのを見守っていきたい」と絶賛される。
2000年CD《ゴルトベルク変奏曲》で「第38回レコード・アカデミー賞」受賞。2003年「第22回京都府文化賞」、2004年「文化庁芸術祭・大賞」、2009年《女王の祭壇 ~パーセル作品集》で第47回レコード・アカデミー賞受賞。
2010年日本語による初のチェンバロ教則本『チェンバロをひこう~憧れの楽器をはじめるための名曲集』(音楽之友社)を出版。
そして2020年7月からは、《フランソワ・クープラン全集》のCD収録(長期企画)を、岐阜県のサラマンカホールにて開始。
幅広いレパートリーと楽しいトークによるレクチャー・リサイタルも日本各地で高い人気を呼んでいる。現在、京都市立芸術大学、名古屋音楽大学、大阪音楽大学等で後進の指導にも励んでいる。
使用楽器:アトリエ フォン・ナーゲル社1988年製 フレンチ2段チェンバロ(ブランシェ 1730)

豊潤な響きで紡ぐフランス・ハープ作品集
ハープの香り/福井麻衣(ハープ)
NIKU-9052 3,080 円(本体¥2,800)
ハープの香り/福井麻衣(ハープ)
①ベルナール・アンドレス(1941- ):デューク(1983) [03’10”]
②-④ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):ハープのためのソナタ(1953)
 I. Allegretto [02’56”]/II. Lento [03’49”]/III. Perpetuum mobile [03’04”]
⑤クロード・ドビュッシー(1862-1918)::亜麻色の髪の乙女(1910) [02’40”]
⑥アンリエット・ルニエ(1875-1956):いたずら小鬼の踊り(1911) [03’30”]
⑦アルベール・ルーセル(1869-1937):即興曲Op.21 (1919) [06’38”]
⑧クロード・ドビュッシー:夢(1890) [04’25”]
⑨ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):奇想的即興曲 [05’53”]
⑩ガブリエル・フォーレ(1845-1924)::即興曲Op.86 (1904) [08’10”]
⑪クロード・ドビュッシー:月の光(1890) [04’39”]
⑫カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):幻想曲(1893) [11’37”]

福井麻衣(ハープ)
録音:2022 年9月8-11日 相模湖交流センター(ラックスマン・ホール) 61’25”
※豊潤な響きで紡ぐフランス・ハープ作品集
現代の日本人ハーピストの中でいま最も注目すべき存在はと問われたら私は躊躇無く「福井麻衣!」と答えるだろう。その国際的に通用する演奏能力ゆえではない。「風の時代」、すなわち業界の価値観がマスメディアを通じて押し付けられる時代ではなく、聴き手の個人個人が自らの趣味としてクラシック音楽を聴くようになる時代に対応できるハーピストと思うからだ。
(谷戸基岩/ライナー・ノーツより)

福井麻衣(ハープ) Mai Fukui, harpe
幼少期をスウェーデンで過ごし、ハープに巡り合う
パリ国立高等音楽院ハープ科、室内楽科を経て同音楽院修士課程を審査員満場一致の最優秀賞と審査員特別賞を受賞し、首席で卒業。2008−2009 年度ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。これまでに松尾正代、吉野篤子、S.マクドナルド、G.ロレンティーニ、I.モレッティ、G.レタング各氏に師事。室内楽をM.モラゲス氏に師事。パリ・オペラ座、セイジ・オザワ松本フェスティバル、草津音楽祭、世界ハープ会議、フランス・ガルジレス・ハープ祭、フェスティバル・オウォン、福山国際音楽祭、カマック・ハープ・フェスティバルに招かれ演奏。 ヨーロッパ、アジア、日本各地において演奏活動を行う。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、FM 大阪「くらこれ!」に出演。
2014 年、CD「ハープの宝石箱」をリリース。「レコード芸術」誌14年8 月号にて特選盤および優秀録音盤に選ばれる。
フランス・アミアン地方音楽院非常勤講師を経て、現在、東京藝術大学、神戸女学院大学ハープ科非常勤講師。
〈受賞歴〉
2001 年大阪国際音楽コンクール中学部弦楽器部門優勝、併せて協賛賞を受賞。/2002 年草加-日本国際ハープ・コンクールアドバンス部門第3 位受賞。/2005 年パリ国際ハープ・コンクールにて日本人初の優勝。受賞記念ヨーロッパ・コンサート・ツアーを行う。/2007年アメリカ国際ハープ・コンクール入賞。/2012 年世界最高峰イスラエル国際ハープ・コンクールにて第3 位および現代曲の特別賞を受賞。/2012 年度青山音楽賞新人賞、2014 年度咲くやこの花賞、2021年京都芸術祭賞受賞。