伝統と革新のなかに見出すヴィオラとの対話~《ダイアローグ》ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ集 小峰航一(ヴィオラ)

299MUSICレーベル(日本)9月10日発売

伝統と革新のなかに見出すヴィオラとの対話
《ダイアローグ》ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ集
小峰航一(ヴィオラ)
NIKU-9047 3,080 円(本体¥2,800)
《ダイアローグ》 ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ集
パウル・ヒンデミット(1895-1963):
無伴奏ヴィオラ・ソナタ op.31-4 (1923)
(1) I. Äußerst lebhaft ….03’26”
(2) II. Lied: Ruhig, mit wenig Ausdruck. Langsame Viertel ….04’22”
(3) III. Thema mit Variationen: Schnelle Viertel ….11’24”
無伴奏ヴィオラ・ソナタ op.25-1 (1922)
(4) I. Breit. Viertel ….02’02”
(5) II. Sehr frisch und straff. (Viertel) ….02’12”
(6) III. Sehr langsam ….06’52”
(7) IV. Rasendes Zeitmaß. Wild. Tonschönheit ist Nebensache ….01’40”
(8) V. Langsam, mit viel Ausdruck ….05’14”
無伴奏ヴィオラ・ソナタ (1937)
(9) I. Lebhafte Halbe ….04’36”
(10) II. Langsame Viertel – Lebhaft – Wieder wie früher ….07’23”
(11) III. Mäßig schnelle Viertel ….04’24”
無伴奏ヴィオラ・ソナタ op.11-5 (1919)
(12) I. Lebhaft, aber nicht geeilt ….03’27”
(13) II. Mäßig schnell, mit viel Wärme vortragen ….05’24”
(14) III. Scherzo: Schnell ….03’55”
(15) IV. In Form und Zeitmaß einer Passacaglia: Das Thema sehr gehalten ….10’35”

小峰航一(ヴィオラ)
録音:2022年3月29-31日いわき芸術文化交流館「いわきアリオス」 77’26”  DXD 24bit/352.8kHz RECORDING ※京都市交響楽団首席ヴィオラ奏者を務めるほかソロや室内楽でも活躍する小峰航一が今回取り上げるのは、ヴィオラを愛した作曲家ヒンデミットがこの楽器の能力を最大限に発揮させ独自の職人的な書法で作曲した無伴奏ヴィオラ・ソナタ。確固たる解釈と揺るぎない演奏で趣が異なる4曲の魅力を存分に引き出し、ヒンデミット作品が持つ普遍的情景を浮き彫りにする。

小峰航一(ヴィオラ) Koichi Komine, viola
6歳よりヴァイオリンを宮澤健一氏に師事。11歳でヴィオラに転向し東京藝術大学附属高校、同大を経てパリ国立高等音楽院を最高位の成績で卒業。ヴィオラを菅沼準二、B. パスキエ、C. ルローン、F. ニェリの各氏に師事。 2007年、東京文化会館にてデビュー・リサイタル(日本演奏連盟主催)を行い、「音楽現代」など各誌で好評を得る。また、同じ年にモーリス・ラヴェル国際音楽アカデミーよりボナ美術館賞を贈られるとともに「レシタル・ドゥ・プランタン」に招かれ、ラヴェルの生地でリサイタルを開催する。2014年、ソリストとして京都市交響楽団「ニューイヤーコンサート」(広上淳一 指揮)に出演。2015年には別府アルゲリッチ音楽祭にてM. アルゲリッチ氏とシューマン《ピアノ五重奏》で共演。2019年、酒井健治作曲《ヴィオラ協奏曲「ヒストリア」》を京都市交響楽団(広上淳一 指揮)と初演。2022年、別府にてアルゲリッチ氏と再共演。このほか、ヴィオラスペース、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)、リサイタル・ノヴァ(NHK-FM)など、多数の音楽祭とラジオへの出演やJ.プーレ、O. シャルリエ、ヤン・ソンウォン、E. シュトロッセ、G. ホフマンの各氏やウィハン弦楽四重奏団との共演、フルート奏者 瀬尾和紀氏とベートーヴェン《セレナーデ》の録音など、その活動は多岐にわたる。2020年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム「モノローグ 無伴奏ヴィオラ作品集」は各紙で高い評価を受け、レコード芸術誌では特選盤に選ばれる。
2012年に結成した関西弦楽四重奏団では、ベートーヴェンを中心に様々な弦楽四重奏曲の演奏を展開。定期的な活動に加えて、クラシック倶楽部(NHK-BSP)、ベストオブクラシック(NHK-FM)への出演、豊嶋泰嗣氏やチェコの名門プラジャーク・クヮルテットと共演するなど幅広く活動している。2014年度大阪文化祭賞奨励賞、2015年度咲くやこの花賞受賞。CD「グラズノフ&ボロディン」をリリース。
オリジナル楽器の演奏では、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、鈴木秀美のガット・サロンなどに参加し、鈴木秀美、若松夏美、佐藤俊介の各氏と共演。
パリ管弦楽団アカデミー生、札幌交響楽団首席奏者を経て現在京都市交響楽団首席奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団、関西弦楽四重奏団、京都ラビッシュアンサンブル各メンバー。京都市立芸術大学、相愛大学非常勤講師。