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(ミッテンヴァルト・レーベル)
夭折した紺野の明朗さ、塚原の快活なる音の運び、 クラシックの伝統を受け継いだ原、名曲発見(西耕一)
日本弦楽三重奏曲の世界Ⅲ~菖蒲弦楽三重奏団

(ミッテンヴァルト・レーベル)
夭折した紺野の明朗さ、塚原の快活なる音の運び、 クラシックの伝統を受け継いだ原、名曲発見(西耕一)
日本弦楽三重奏曲の世界Ⅲ~菖蒲弦楽三重奏団

ミッテンヴァルト・レーベル

夭折した紺野の明朗さ、塚原の快活なる音の運び、
クラシックの伝統を受け継いだ原、名曲発見(西耕一)
日本弦楽三重奏曲の世界Ⅲ~菖蒲弦楽三重奏団
MTWD 99066 ¥3,000 + 税
「日本弦楽三重奏曲の世界Ⅲ」
①-③紺野陽吉(1913-1945):弦楽三重奏曲(1942)
 第1楽章Allegro ma non troppo[5:10]
 第2楽章Andante Cantabile[4:56]
 第3楽章Allegro ma non troppo con leggiero[2:01]
④塚原哲夫(1921-1978):弦楽三重奏曲(1943)[4:44]
⑤-⑧原 博(1933-2002):弦楽三重奏曲「ディヴェルティメント」(1963)
 第1楽章Allegro brilliante[5:31]
 第2楽章Adagio tranquillo[3:41]
 第3楽章Menuet Varié[9:21]
 第4楽章Finale[4:25]
⑨-⑫原 博:弦楽三重奏曲第2番(1997)
 第1楽章Allegro[8:13]
 第2楽章Andantino[6:49]
 第3楽章Andante[4:42]
 第4楽章Allegro[5:53]

菖蒲弦楽三重奏団:
【浜野考史(ヴァイオリン)
 伴野 剛(ヴィオラ)
 江口心一(チェロ)】
録音:①-③2014年4月28日武蔵村山市民会館、④-⑫2018年8月10日五反田市民ホール、TT[65:51]
※紺野陽吉(大正2年~昭和20年)は1942年出征前に面識もなかった清瀬保二を訪ね3曲の作品の楽譜を預けていった。満州で戦病死してしまった紺野陽吉の残された作品はこの3作品のみとなります。さらにこのアルバムに収録されている弦楽三重奏曲は未完で、第3楽章の未完部分は清瀬の弟子の安藤久義によって補作されたものもありますが、このアルバムに納められている演奏は未完のヴァージョンです(完成版はMTWD99058「紺野陽吉の世界」に収録)。
塚原哲夫(大正10年~昭和53年)は池内友次郎の薦めで1947年東京音楽学校(現東京藝術大学)に入学し、信時潔に師事。戦後日本で初めてシンフォニック・ジャズ・オーケストラを結成した。その後アメリカでコープランドに作曲を、ラインスドルフに指揮法を学ぶ。1973年には今も続くジュニア・フィルハーモニック・オーケストラを結成し、指導にあたった。この作品は5分にも満たない小品ですが、古典和声楽、対位法などを基にしながらも不協和音で終わるユニークな作品。
原 博(昭和8年~平成14年)は生涯に2曲の弦楽三重奏曲を作曲した。第1番は1963年にニース、パリで作曲された。「ディヴェルティメント(喜遊曲)」の副題の由来は定かではないが、娯楽的な感じはまったくなく、音響的には当時のモダニズムの影響を感じさせる。第2番は晩年の作で純然たるト長調で書かれている。明るい雰囲気のなかにも書法のうえでは求道的なまでの厳しさに貫かれている。

※「日本弦楽三重奏曲の世界」旧譜のご案内
再プレスできました!日本弦楽三重奏曲集第1弾
MTWD99042 \2,858+税
「日本弦楽三重奏曲の世界」
①團伊玖磨(大正13年-平成13年):弦楽三重奏曲イ短調(1944)
②下總晥一(明治31年-昭和37年):ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための主題と変奏(1933)
③諸井三郎(明治36年-昭和52年):弦楽三重奏曲二長調Op.19(1940)

菖蒲弦楽三重奏団
録音:2009年5月4日、5日、神奈川県生涯学習センター ラディアン・ホール
※團伊玖磨(1924-2001)の弦楽三重奏曲イ短調は、そのまま詩をつけて歌に出来そうな清妙たるメロディの第1楽章、寮歌の如き質実剛健たる主題が耳に残る第2楽章を持つ。東京音楽学校に在学し、下總晥一に師事していたころの作品。
下總晥一(1898-1962)は1932年から1934年までベルリン・ホッホシューレでパウル・ヒンデミットに学んだ。「主題と変奏」は1933のドイツ留学時代の作品である。主題と10の変奏からなり、第7変奏はカノンとなっている。下總は後にドイツ留学時代を振り返り「欧米人の音楽に対抗して私はいつも日本の民謡風の旋律を主題としたものを作って持っていった」と書いている。
諸井三郎(1903-1977)の「弦楽三重奏曲ニ長調Op.19」は1940年1月15日から4月13日に作曲された。皇紀2600年の記念音楽会で日本音楽界に多くの重要作が生まれた年である。祝祭ムードと戦争の影、時代の空気は諸井へも少なからず影響を与えているかもしれない。非常にテンション高く、息の長い音楽に思わず引き込まれる。(西 耕一,ライナー・ノートより抜粋)

近日再プレス予定!日本弦楽三重奏曲集第2弾
MTWD 99049 \2,858+税
「日本弦楽三重奏曲の世界Ⅱ」
①清瀬保二(明治33年-昭和56年):弦楽三重奏曲(1949)
②入野義朗(大正10年-昭和55年):弦楽三重奏曲(1965)
③呉 泰次郎(明治40年-昭和46年):主題と変奏 作品2(1933)
④八木節~弦楽三重奏のための~(2011)幸松 肇(編曲)

菖蒲弦楽三重奏団
録音:2011年8月16、17日、神奈川県生涯学習センター ラディアン・ホール
※日本楽派シリーズの発売によせて(ミッテンヴァルト代表 稲原和雄)
邦人作品を音にして残していきたい、と制作を始めた日本楽派シリーズが、本作品で10作目となった。第1作の「山田耕筰室内楽作品集」から約14年の歳月が経ったわけだが、こんなに長く続けられたという思い半分、まだまだ残したい素晴らしい作品があり、制作への思いが尽きることはない。
菖蒲弦楽三重奏団は、2009年、「日本弦楽三重奏曲の世界」の制作が動き出した時に出会ったトリオであるが、彼らは、私の邦人作品への取組みを理解し、単にCD制作のためだけでなく、実際にこれらの曲をレパートリーとし、演奏活動を続けてくれている。そんな3人とともに、再び、「弦楽三重奏曲の世界Ⅱ」を制作できたことは、この14年の中でも特にうれしいことだと思っている。今後、彼らがより幅広い演奏機会を得て、皆様のお目に触れる機会が増えることを切に願っている次第である。(ライナー・ノートより)

ミッテンヴァルト・レーベル・カタログ

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