WEITBLICKレーベル(ドイツ)
フルトヴェングラー+ストックホルム・フィル
スウェーデン放送による全録音集大成!
放送局とオーケストラ承認による初リリース!
SSS0235/38(4CD,2枚価格)
「フルトヴェングラー&ストックホルム・フィル、スウェーデン放送全録音集」
CD1)
①ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」*
CD2)
②ベートーヴェン:交響曲第8番
③ベートーヴェン:交響曲第7番*
CD3)
④ブラームス:ドイツ・レクイエム
CD4)
⑤リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」*
⑥ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死*
⑦ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
⑧ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番のリハーサル風景
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
①④ストックホルム・フィルハーモニー合唱団
①ヒョルディス・シンベリ(ソプラノ)
リサ・テュネル(アルト)
ヨースタ・ベケリン(テノール)
シーグルド・ビョルリンク(バス)
④ケルステン・リンドベルイ・トルリンド(ソプラノ)
ベルンハルト・ゼネルステット(バリトン)
録音:①1943年12月8日、②③⑦1948年11月13日、④1948年11月19日、⑤⑥1942年11月25日、⑧1948年11月12日
全てストックホルムコンサートホールにおけるライヴ録音
*印①③⑤⑥スウェーデン放送音源からは初出
※フルトヴェングラーはスウェーデン、ストックホルムを頻繁に訪れました。ある時はウィーン・フィルを率いて、そして現地ストックホルム・フィルに客演しました。この度、フルトヴェングラー+ストックホルム・フィル共演の遺されている全録音がスウェーデン放送アーカイヴによる音源提供+ストックホルム・フィルの承認を得ての初発売となりました。フルトヴェングラーの代名詞ともいえる「第九」は、1943年12月という難しい時期に単身ストックホルムに赴いた演奏。狂乱のような合唱には何か特別な感情が籠めらているかのようです。ベートーヴェン・プロ、交響曲第8番、第7番は戦後の客演。元気なフルトヴェングラーらしい自由自在な演奏で、ストックホルム・フィルに秘伝を伝えるかのような見事な演奏。「ドイツ・レクイエム」は巨匠唯一の完全全曲録音であり、崇高かつ燃え上がる情熱が同居した奇跡的な名演として著名。シュトラウスの「ドン・ファン」、ワーグナーの「トリスタン」については語り上手、聞かせ上手のフルトヴェングラーらしい物語性の強いうねる様なロマンが最高です。「レオノーレ」序曲第3番は、正に芸術は爆発だ!を地で行くもの。非常に細かく、エネルギッシュなリハーサルも必聴です。
※過去に正規音源からCD化されたものもありますが、CD初期等のマスタリングには過度のエコー付加など問題があるものも多かっただけに今回のリリースは朗報という他ありません。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付、ネストル・スタリオーネ氏による書下ろし。