QUERSTANDレーベル(ドイツ)
ビーバーやヴァルターの他に作者不詳作品も収録!
ウィーンの修道院所蔵の手稿譜によるヴァイオリン・ソナタ集!
VKJK 2010
「ウィーンの小さき兄弟会修道院の手稿譜 XIV 726からのヴァイオリン・ソナタ集」
作者不詳:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
作者不詳(シュトルンク?):ソナタ ニ長調
J.J.ヴァルター:ソナタ ハ長調
ビーバー:ソナタ ホ長調
作者不詳:ソナタ イ短調
作者不詳:ソナタ 変ロ長調
作者不詳:ソナタ ヘ短調
ニナ・ポーン(ヴァイオリン)
マーティン・リッカボナ(オルガン,チェンバロ)
ペーター・トレフリンガー(チェロ)
録音:2020年8月 オーストリア シュタインブルッフ、DDD、70’03
※ウィーンの小さき兄弟会(=フランシスコ会)修道院が所蔵するヴァイオリン・ソナタの筆写譜から、通し番号で81番から87番までを収録している。この筆写譜は存在は知られていたが、これまで取り上げられる機会はほとんどなく、ここでヴァイオリンを演奏しているニナ・ポーンがその重要性に気付いてこうして録音されるに至った。2曲を除いて世界初録音。作者不詳の作品が多いが、当時のオーストリアのヴァイオリン音楽がいかなるものであったか生々しく伝える貴重な資料であり、また優れた芸術作品でもある。
このCDはボーンの初CDでもある。1992年、オーバーエスターライヒ州の生まれ。2013年からバロック・ヴァイオリンを学び、現在は彼女の師でもあるミヒ・ガイグ率いるロルフェオ・バロックオルヒェスターにも参加している。
大バッハのはとこJ.B.バッハからメンデルスゾーンまで!
豪華縦長冊子タイプの装丁「中央ドイツのオルガン音楽」
VKJK 2103(1CD+BOOK、1.5枚価格)
「中央ドイツのオルガン音楽」
(1)J.B.バッハ:チャコーナ ト長調
(2-3)J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549
(4)J.S.バッハ:コラール「高みにおられる神にだけ栄光があるように」 BWV715
(5)J.S.バッハ:コラール「最愛のイエスよ、私たちはここにいる」 BWV730
(6)J.S.バッハ:コラール「来なさい、創造主である神よ、神聖な聖霊よ」 BWV667
(7)J.S.バッハ:幻想曲 ト長調 BWV572
(8-11)ヘンデル:フルートとオルガンのためのソナタ ホ短調
(12)シューブラー:トリオ ニ長調
(13)ハイドン:アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9
(14)ケルナー:前奏曲 ハ長調
(15)ベートーヴェン:アレグレット ハ長調
(16)メンデルスゾーン:コラール ニ長調
(17)メンデルスゾーン:変奏曲を伴った主題 ニ長調
(18-20)ヴィヴァルディ:オルガン協奏曲 ロ短調
トーマス・エンネンバッハ(オルガン)
(8-11)ラルフ・ミーケ(フルート)
(18-20)アンサンブル・アルコ・ルンゴ
録音:2015年8月2-3日,2019年10月8-9日ドレスデン DDD、63’13
※ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749 大バッハとは曾祖父が同じ、はとこ)からメンデルスゾーンまでドイツを中心とした作曲家のオルガン曲を集めている。アイゼナハ生まれのバッハ、ハレ生まれのヘンデルはもちろん、直接の関係はないハイドンやヴィヴァルディの作品も収録されている。
ハレ近郊の村、ランゲンボーゲンの聖マグダレーネ教会に据えられている、1735年、ゲオルク・テオドール・クロス製作のオルガンを使用。21世紀になって復元されたこのオルガンは、バロック時代の小教会のオルガンの特徴を見事に伝えており、現代のホールオルガンや近代の大教会のオルガンとはまったくことなった、ピリオドの味わいが素晴らしい。 トーマス・エンネンバッハは1963年、ドイツ、ルドルフシュタット生まれのオルガン奏者。1999年からハレ=ナウムブルク管区のカントールを務め、後に教会音楽監督に昇進している。
縦長冊子タイプの装丁で、オルガンの写真も豊富。