[東武商事] クラシック音楽CDの輸入・製作・卸を行っています。

(HCRレーベル)
①「不可能の時間」~21世紀の無伴奏ヴァイオリン作品集
②リザ・リム(b.1966): 1993年から2008年までのオペラと声楽作品

(HCRレーベル)
①「不可能の時間」~21世紀の無伴奏ヴァイオリン作品集
②リザ・リム(b.1966): 1993年から2008年までのオペラと声楽作品

HCRレーベル(イギリス)

HCR 26
「不可能の時間」~21世紀の無伴奏ヴァイオリン作品集
クララ・イアノッタ:ジャム瓶の中のスズメバチの死体/
ダリオ・ブッチーノ:「歳月人を待たず」第16番/
レベッカ・ソーンダース:痛み/
リザ・リム:スー・ソン・スター・マップ/
エヴァン・ジョンソン:木の上の雲/
キャシー・ミリケン:クリー/
アーロン・キャシディ:記憶の杖

デヤナ・セクリッチ(Vn)
録音:2021年7月1-2日ブリュッセル、[65:56]
※NMCが配給するイギリス、ウェスト・ヨークシャー州にあるハダーズ・フィールド大学音楽学部の自主制作レーベル。この大学の作曲科学生または関りの深い作曲家の作品を世に出す目的で設立された。若い才能の発掘の場であり、まことに羨ましい限り。大学の援助を受けて制作されているせいか、収益を考えず(?)思う存分、やりたい放題やっている、という作品が多い。
このアルバムでは全てヴァイオリン独奏のための作品が収められているが、ひとつとしてまともな作品がない。イアノッタの「スズメバチの死体」は電子音のスクラッチ・ノイズにヴァイオリンの特殊奏法が絡む。このアルバムで最も著名な作曲家ソーンダースの「痛み」も徹頭徹尾ノイズ、ノイズまたノイズの嵐。全作品そんな調子である。イギリスはビートルズやパンク・ロックを生み出した精神的土壌があるせいか、ドイツ、フランスの現代音楽界とは全く違った潮流があるようだ。大友良英、ジョン・ゾーンも顔負けの反骨精神丸出しのノイズ系現代音楽。ストリート・グラフィティのようなノイズ系ミュージックが聴きたい、という人にお薦め。

HCR 25(3CD)
「シンギング・イン・タン」
~リザ・リム(b.1966): 1993年から2008年までのオペラと声楽作品
CD1)
①オペラ「オレステア」(1993)
CD2)
②オペラ「チャンO、月へ飛ぶ」(2000)
③「母国語」(2005)~ソプラノと15楽器のための
CD3)
④オペラ「ナヴィゲーター」(2008)

エリジョン・アンサンブル
①サンドロ・ゴルリ(指揮)
 ジュリー・エドワードソン(MS)
 デボラ・ケイサー(MS, Vc)
 タイロン・ランドー(T)、ほか
②デボラ・ケイサー(S)
 サイモン・ヒューイット(指揮)
③ピーア・コムシ(S)  ジャン・ドロワイエ(指揮)
④マヌエル・ナウリ(指揮)
 オマール・エブラヒム(Br)
 フィリップ・ラーソン(B)
 アンドルー・ワッツ(C-T)、ほか
録音:①1993年5月31日-6月1日メルボルン②2003年7月20日ブリスベン(Live)、
③2006年6月11日シドニー(Live)、④2008年7月29日ブリスベン、
CD1[48:55]CD2[47:19]CD3[79:57]
※リザ・リムは中国系オーストラリア人の作曲家。彼女はアジアの儀式文化、アボリジニの芸術に関心を持っており、非西洋音楽と西洋前衛音楽を融合するスタンスを取っている。彼女の作品はアルディッティ四重奏団、BBC響などによって度々取り上げられている。彼女の作品は自分の出自でもあるアジアの儀式文化に影響を受けているとはいえ、その作品は非常に前衛的、実験的で時にパンク・ロックを思わせる大音響、ノイズに溢れている。このアルバムには3つのオペラと1つの声楽作品が収められており、いずれも非常に攻撃的、野心的な内容。中国の京劇に通じるような極彩色といかがわしさが渾然一体となったシアター・ピースである。

HCRレーベル・カタログ

« »