[東武トレーディング] 輸入クラシックCDのお取り扱いをしております。

(NEOSレーベル)
お待たせしました!現代音楽の世界的な祭典、 ドナウエッシンゲン音楽祭2016初演ライヴ2枚組!
他、新譜9タイトル

(NEOSレーベル)
お待たせしました!現代音楽の世界的な祭典、 ドナウエッシンゲン音楽祭2016初演ライヴ2枚組!
他、新譜9タイトル

NEOSレーベル(ドイツ)

お待たせしました!現代音楽の世界的な祭典、
ドナウエッシンゲン音楽祭2016初演ライヴ2枚組!
NEOS 11716/17(SACDハイブリッド2枚組)
「ドナウエッシンゲン音楽祭2016」
(SACD1)
①レベッカ・ソーンダーズ(b.1967):《スキン》(2015/16)
~ソプラノと13楽器のための
②ベルンハルト・ガンダー(b.1969):《13の傷跡持つ冷たい遺体》(2016)
~21楽器のための
③マーティン・スモルカ(b.1959):《誤植の叫び》(2016)
~アンサンブルのための2つの楽章
(SACD2)
④ジェームズ・ディロン(b.1950):《門》(2016)
~弦楽四重奏と管弦楽のための
⑤フランク・ベドロシアン(b.1971):《ツィスト(ねじれ)》(2016)
~管弦楽とエレクトロニクスのための
⑥マーティン・ヤギー(b.1978):《カラル》(2016)
⑦ゲオルク・フリードリヒ・ハース(b.1953):トロンボーン協奏曲(2015/16)
※全作品世界初演

①ジュリエット・フレイザー(Sop)
①②ティトゥス・エンゲル(指揮)クラングフォルム・ウィーン
②スティームボート・スイス
③アンサンブル・ルシェルシェ
④アルディッティ四重奏団
④⑥ピエール=アンドレ・ヴァラド(指揮)SWR響
⑤⑦アレホ・ペレス(指揮)SWR響
⑤IRCAM/ロビン・メイヤー(コンピュータ・ミュージック・デザイナー)
⑦マイク・スヴォボダ(Trb)
録音:2016年10月14-16日ドナウエッシンゲン音楽祭ライヴ
SACD1) [26:02][23:24][25:02]/SACD2) [32:33][10:18][13:06][18:35]
※ドナウエッシンゲン音楽祭はISCM World New Music Daysと並ぶ著名な現代音楽祭で2016年は10月13日から16日までの4日間開催され、オーケストラ、室内楽、マルチ・メディア作品、レクチャーなど多彩なプログラミングで聴衆を楽しませました。このアルバムはその中からオーケストラおよび大規模アンサンブルのための作品を収録したものです。ソーンダーズの「スキン」はジェームス・ジョイスの代表作「ユリシーズ」をテキストとした声楽作品。詩に使われた言葉のイントネーション、声の質が徐々にオーケストラに波及、反映されてゆくアイデアで書かれ、どこか日本の能楽を思わせる繊細な作品。ガンダーの「13の傷跡を持つ・・・」はパンク・ロックと現代音楽の幸せな(不幸な?)出会いともいうべき作品で、エレキ・ベースやドラムの強烈なビートと不協和音、ノイズが交錯する果てにベートーヴェンの運命が鳴り響きます。日本でも知る人ぞ知る有名なディロンの「門」は日本の神社の鳥居、特に京都のそれに霊感を得て作曲、非常に洗練された抽象度の高い美しい作品。幾重にも重なるオーケストラの響きの門の先に(おそらくは)本殿を象徴する弦楽四重奏が鎮座する発想と思われ、ディロンの近年の作品の中でも代表作と呼ぶに相応しい傑作。ハースのトロンボーン協奏曲は、はっきりしたハ短調の主和音で始まる極めてロマンティックな協奏曲。オーロラのように移ろいゆく美しいオーケストラの響きの中でトロンボーンがメランコリックなメロディを悠然と奏します。このように2016年のドナウエッシンゲン音楽祭は特に傑作、注目作がそろっています。現代音楽ファン必携のセット!

※その他NEOSレーベル新譜
NEOS 10831
アンデルス・エリアソン(1947-2013):
鍵盤楽器(ピアノ、チェンバロ)作品全集
①《ベルシオーネ》(1973)
②《デザイン》(1984)
③《デザイン2》(1987)
④《デザイン3「回転木馬」》(2005)
⑤《地面》(1983)
⑥《デザイン》(1982)

アンドレアス・スコウラス(①-⑤Pf、⑥Cemb)
録音:2007/2009年 [55:05]
※エリアソンは現代スウェーデンの作曲家。スウェーデン王立音楽院で学んだ後、数々の賞を受賞、フィンランドに招かれシベリウス音楽院でも教鞭を執った。クリスティアン・リンドベルイのために書かれたトロンボーン協奏曲や交響曲など大規模な管弦楽作品やオペラを作曲、カレヴィ・アホらと並ぶスカンジナヴィアを代表する作曲家の一人と認識されている。このアルバムは彼の鍵盤のための全ての作品を集めた。自由な無調、モードを基本とした内省的、思索的な作品から生命力あふれるトッカータ的な作品まで多彩。北欧のほの暗い空、冬の木々の凍裂の音を思わせるメランコリックなリリシズムが横溢。北欧音楽ファン必聴。

NEOS 11601
ニコラウス・ブラス(b.1949):ピアノ作品集
空の手のための作品~11のベネディクティオン(2011)
《走行中の歌》ピアノ音楽第2番(1983)
《無効》(1999)
《ウンディーネは行く》(2014)
《愛の対話V》(2010/2011)

ヤン・フィリップ・シュルツェ(Pf)
録音:2015年9月 [79:59]
※ブラスはベルリン自由大学で医学を学ぶ傍らミュンヘン音楽大学で作曲を、また私的にラッヘンマンにも師事した。1978年より数年間ダルムシュタット夏季現代音楽講習会で学び、その際、モートン・フェルドマンに会い、影響を受けている。このディスクは作曲者30代の若書きから最近の作品までをピアノ曲で辿る内容。「空の手の歌」はピアニストが時折り、唸ったり叫んだりしながらも終始静かな緊張感が続く、師匠ラッヘンマン譲りの奇抜さとフェルドマンの静謐が合体したような組曲。「無効」ではドビュッシーかスクリャービンと思わせる華麗な響きがフェルドマン風にどこへ向かうともなく霧のように漂い続ける佳品。このアルバムで最も新しい「ウンディーネは行く」では激しいクラスターの嵐と静かな無調の旋律が交互に対話を続ける秀作。

NEOS 11703
「ラディスラフ・クービック(1946-2017):声楽作品集」
《24の俳句》(日本の俳人、歌人、作家の詩による) (2016)
~メゾ・ソプラノとピアノのための
《マグダレーヌ》(詩:B.パステルナーク) (2012)
~メゾ・ソプラノとピアノのための
《ゴング》(詩:R.M.リルケ) (2016)
~メゾ・ソプラノ、アルト・フルート、ピアノとエレクトロニクスのための
《詩人になるということ》(チェコとスロヴァキアの詩人による) (2016)
~メゾ・ソプラノとヴィオラのための
《春の川》(詩:F.カフカ) (1996)
~メゾ・ソプラノと打楽器アンサンブルのための

フィリス・パンセーラ(MS)
フイ=ティン・ヤン(Pf)
ハナ・ブロゾヴァ(アルトFl)
イトカ・ホスプロヴァ(Va)
フロリダ州立大学打楽器アンサンブル
録音:2016年 [69:47]
※クービックはチェコ出身で後にアメリカに帰化した作曲家。このディスクは彼の主要な声楽入りの室内楽を収録した。「24の俳句」は松尾芭蕉、小林一茶、夏目漱石、与謝蕪村、正岡子規ら日本の俳人、作家の俳句(英訳)に曲を付けたおよそ30分近くかかる大作。作曲者は俳句の構造を生かした精妙なミクロコスモスを作っている。日本の俳句が後期ロマン派か表現主義の歌曲のように変身するのは驚き。「ゴング」は小説「ドクトル・ジバゴ」で知られるパステルナークの詩による歌曲で電子音を加えて元の詩の世界から大きく飛躍する。カフカの詩による「春の川」はシュプレッヒシュティンメ(語り歌い)と打楽器の多用な音色を駆使しカフカ独自の幻想的な世界を描き出している。

NEOS 11704
ニコラウス・ブラス(b.1949):
クラリネットと弦楽のための作品集
《挨拶》(1997)~クラリネット独奏のための
《シュプール》(2010)~2つのクラリネットと弦楽三重奏のための
《愛の対話VI》(2009/2011)~2つのクラリネットのための
《災害》(2015)~ヴィオラと2つのクラリネットのための
弦楽四重奏曲(2013)第5番《辞書から》(2つのクラリネットのオブリガートつき)
《別れの挨拶》(1997)~クラリネット独奏のための

ベアテ・ツェリンスキ(Cl)
デヴィッド・スメイヤーズ(Cl)
ミンゲ弦楽四重奏団
録音:2016年10月[62:42]
※いまやドイツの現代音楽界で中心的な役割を担うブラスのクラリネットと弦楽のための作品を集成。「挨拶」は意外にも調的に書かれた小品で小鳥がさえずるような音型が可愛らしく詩的な作品。「シュプール」では2つのクラリネットが微分音および重音奏法で薄い音の帯を作りそれが弦楽三重奏と光と影のように重なりあう。弦楽四重奏曲第5番は事実上のクラリネット五重奏曲。クラリネットの旋律が弦楽の描く灰色の響きの空間を縦横にそして物憂げに飛び交う。

NEOS 11709
マルクス・アントニウス・ヴェッセルマン(b.1965):独奏作品集I
ソロ1 (1986)~フルートのための
ソロ2 (1987,version2004+2007)~打楽器のための
ソロ3 (1992)~エレクトリック・ギターのための
ソロ4 (1993,version2003)~ヴィオラのための
ソロ8 (2001-04)~バリトン・サックスのための
ソロ10 (2006)~ファゴットのための
(Bonus Track)イン・ザ・ミックス(1991)*

ヘレン・ブレッドソー(Fl)
ディルク・ロトブルスト(Perc)
マッツ・ベルイストローム(エレキG)
ガース・ノックス(Va)
シモーネ・オットー(B.Sax)
ヨハネス・シュヴァルツ(Fg)
マルクス・アントニウス・ヴェッセルマン(Tape)*
録音:1991-2009年、[70:54]
※ヴェッセルマンはケルンを拠点に活動している作曲家で同じくケルンに本拠を置くアンサンブル・モデルンとは多くのコラボレーションを行っている。彼の音楽はロック、ジャズの影響を受け、現代音楽とそれらを抽象的なレヴェルで融合させた独自のミニマリズムだが、アメリカのそれとは全く異なる非常にオリジナリティあふれるもの。フルートのためのソロ1では息の長い旋律が次第に短くなり急速なパターンとなって繰り返される。エレクトリック・ギターのためのソロ3ではミニマルとR&Bがドイツ風の辛口なテイストでミックスされ、バリトン・サックスのソロ8ではフリー・ジャズとの親近性が認められる。ボーナス・トラックの「イン・ザ・ミックス」は様々な具体的な音声のリミックスで一種のミュージック・コンクレートともいえるが、そのキッチュでポップなセンスはCM音楽や先鋭的なポップスで知られる日本のヤン冨田や中川俊郎を思わせる。

NEOS 11715
アルベルト・ポサダス(b.1967):
《アナモルフォシス》(2006)~アンサンブルのための
《解けないものの条約》(2013)
~バリトン・サックス、ダブル・バス・クラリネット、アコーディオン、チェロとコントラバスのための
《3つの想像上の絵》(2014)~アンサンブルのための
《夜の光》(2010)~アンサンブルのための

ナチョ・デ・パス(指揮)
クラングフォルム・ウィーン
録音:2015年12月 [72:14]
※ポサダスはスペインの作曲家で自然科学と数学、音楽との関係を探り、彼自身がマイクロ・インストゥルメンテーションと呼ぶ独自の概念を提唱し、それによって作品を作り続けている。一聴した印象では時に武満、リゲティ、クセナキスを思わせるが、その荒々しくも詩的な音楽はルイス・デ・パブロ以後のスペインの新しい世代の作曲家のものと確信させる。「アナモルフォシス」はまさに武満の70年代の諸作やリゲティの「ロンターノ」を彷彿とさせるが一転、「解けないものの条約」はアンサンブルが電子音楽のような響きの帯を延々と奏し続ける。「3つの想像上の絵」はレオナルド・ダ・ヴィンチ、モンドリアンらの絵画に触発されたというが、抽象画をそのまま音符にして音響化したかのような、その個性的な触発のされ方は聴き手の想像力をはるか上回る独自の世界を確立している。

NEOS 11718
タツィアナ・ゼリアンコ(b.1980):ピアノ作品集
8つの前奏曲(2009)
《フリーダ・カーロ、”フレーム”裂け目で揺れる》(2013)
《幻影》(2016)

アレクサンドラ・マトヴィエフスカヤ(Pf)
録音:2017年4月 [58:08]
※ゼリアンコはベラルーシ出身の若手。地元ベラルーシで学んだ後、ルクセンブルクに移住し現在はここを拠点に活動している。若い世代らしく、ヨーロッパを席捲した前衛の多くの各流派の影響から離れ、自由に自分のヴィジョン、ファンタジーに従う姿勢が好ましい。様式としてはドビュッシー、シマノフスキ、スクリャービン、ソラブジらを思わせるモード、自由な無調を折衷したもので、画家フリーダ・カーロに捧げるオマージュや多くのピアノ小品を作曲している。モダン・ジャズにも通じる響きを持っており、広く聴衆にアピールする内容。

NEOS 11719
「ヴォールハウザー・エディション5」
「音の画像」~ルネ・ヴォールハウザー(b.1954)作品集
①《ユウェ・ラスベク・ノダク》(2012)
~Sop,Br,Fl,Cl,Perc,Pf,Vn,Vc
②《音の画像》(1993-1995)~Vn独奏版
③《ドストレイフ》(2016)~Sop,Br,Perc
④弦楽三重奏曲(2007)
⑤《音の画像》(1993-1995)~Fl,Cl,Perc,Pf,Vn,Vc

アンサンブル・ポリソーノ(Ens)
録音:2013-2016年 [73:22]
※ヴォールハウザーはスイス出身の作曲家でバリトン歌手、ピアニスト、指揮者としても活動し、このアルバムでも自らの渋い歌声を聴かせている。当初ジャズ・ミュージシャンとして活動した後、現代音楽に転向、セロツキ、カーゲル、ホリガー、ファーニホー、フーバーらそれぞれ傾向は異なるがヨーロッパで主導的な役割を果たした作曲家に師事。このアルバムではソロから声楽を含む室内楽を収録しており、様式としてはファーニホーらの「新しい複雑性」の影響が感じられる。しかし音色や倍音の特性を生かしたり、声楽の新しい可能性を探したりする姿勢は彼独自のもの。ブックレットに一部掲載されたそのスコアの複雑さ、音符で真っ黒に埋め尽くされたジャングルのごとき譜面の風景に彼の音楽が端的に示されている。

NEOSレーベル・カタログ

« »