[東武商事] クラシック音楽CDの輸入・製作・卸を行っています。

(ODRADEK RECORDSレーベル)
①ピアノ教則本で有名なブルグミュラーの弟、N.ブルグミュラーの知られざる交響曲!
②新ウィーン楽派を得意とするピナ・ナポリターノの ブラームス、ウェーベルン、ベルク作品集!
③典雅、繊細、ロマンティックの極致! ショパンの名曲をハープで弾くと、こうなりました!
他、新譜5タイトル

(ODRADEK RECORDSレーベル)
①ピアノ教則本で有名なブルグミュラーの弟、N.ブルグミュラーの知られざる交響曲!
②新ウィーン楽派を得意とするピナ・ナポリターノの ブラームス、ウェーベルン、ベルク作品集!
③典雅、繊細、ロマンティックの極致! ショパンの名曲をハープで弾くと、こうなりました!
他、新譜5タイトル

ODRADEK RECORDSレーベル(アメリカ)

レコード芸術9月号準特選!
ピアノ教則本で有名なブルグミュラーの弟、夭折の天才
ノルベルト・ブルグミュラーの知られざる交響曲!
ODRCD 355 ※日本語オビ解説付き
ロベルト・シューマン(1810-1856):
 ピアノ協奏曲イ短調Op.54
ノルベルト・ブルグミュラー(1810-1836):
 交響曲第2番ニ長調Op.11

アレクサンダー・ロンクィッヒ(ピアノ&指揮)
コリブリ・アンサンブル
録音:2015年3月/5月 [53:17]

※同じ年に生まれた因縁浅からぬ二人の作曲家の作品を収録。ひときわ興味を引くのはノルベルト・ブルグミュラーで彼はピアノ初学者の教則本で有名なヨハン・フリードリヒ・ブルグミュラーの弟。将来を期待された神童であったが、旅先での不慮の事故により早世したと言われる。ブルグミュラーの交響曲第2番は1834年頃の作とされ、その後シューマンによって補筆完成されたが、興味深いことにこの曲はシューマンが自分の交響曲第1番を作曲した1841年よりも前の作品であるにも関わらずシューマン以上にシューマン的な感性、音楽が書き綴られており、シューマン的な感性が実はシューマンひとりによるものではなかったことが示唆される、実に美しい旋律で溢れた隠れた名曲。シューマンの協奏曲で弾き振りするロンクィッヒはソリストとしてアバド、ザンデルリンクらとも共演している中堅。シューマンを得意としていてホリガーのシューマン:管弦楽作品全集(AUDITE)の第4巻にも参加しています。最近はF.P.ツィンマーマンとの共演で継続的に録音をしています(WARNER)。コリブリ・アンサンブルは2013年に結成されたばかりの室内オーケストラ。少数精鋭のアンサンブルが精妙で見通しのよい音楽を作る、瑞々しいシューマン。

レコード芸術9月号特選!
新ウィーン楽派を得意とするピナ・ナポリターノの
ブラームス、ウェーベルン、ベルク作品集!
ODRCD 330 ※日本語オビ解説付き
「ブラームス・ザ・プログレッシヴ」
ブラームス:ピアノのための6つの小品Op.118
ウェーベルン:こどものための小品
ウェーベルン:ピアノのための楽章
ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲Op.27
ブラームス:ピアノのための4つの小品Op.119

ピナ・ナポリターノ(Pf)
録音:2017年10月 [64:13]
※シェーンベルクを始めとする新ウィーン楽派は無調様式の可能性を示したワーグナーばかりを崇拝していたわけではなく、自らの様式を確立するためむしろブラームスの作品からより多くを学んだ。ここにはベルクの作品1のソナタとウェーベルンの初期と12音技法確立後の作品とブラームスの晩年の傑作作品118、119が収められ、併せて聴くと互いが照射しあい、ベルク、ウェーベルンに内在するロマンティシズムとブラームスに内在する先進性が改めて浮かび上がってくる。
ピアノのピノ・ナポリターノはイタリアの若手でミケランジェリの弟子ブルーノ・メゼーナに師事、ロマン派から現代音楽を得意としておりODRADEKからは「シェーンベルク:ピアノ作品全集」(ODRCD300)、「シェーンベルク、バルトーク:ピアノ協奏曲、他(ODRCD339)」が発売になっている。イタリア人らしい伸びやかなカンタービレがウェーベルン、ベルクの作品にロマンの香りを与える。

レコード芸術9月号準特選!
典雅、繊細、ロマンティックの極致!
ショパンの名曲をハープで弾くと、こうなりました!
HLSCD 008 ※日本語オビ解説付き
(HELLO STAGEシリーズ)
「ハープで聴くショパン」
フレデリック・ショパン(1810-1849):
エチュードOp.25-1「エオリアン・ハープ」
バラード第1番Op.23-1
夜想曲第15番
夜想曲第16番
歌曲集*(「若い少女の願い」「私の恋人」「ハンサムな若者」「伝令」「指輪」「春の歌」「エレジー」)
前奏曲第25番

コリーヌ=マリー・オルリアック(Hrp)
オルガ・パシチニク(Sop)*
録音:2017年10月 [64:13]
※ショパンのピアノ曲と歌曲のピアノ伴奏部をハープに編曲したものを収録。編曲は演奏者コリーン=マリー・オルリアック自らが行っている。ピアノの譜面をそのままハープで弾くことは不可能だが、この編曲版は原曲の持ち味を損なわないよう、音をうまく取捨選択し、なおかつハープらしさが出るように適宜、改作されており大変秀逸。バラード第1番のようなエネルギッシュで情熱的な作品もハープの典雅で上品な音色に変わることで作品の新たな魅力を知ることができる。「エオリアン・ハープ」は文字通りのハープの曲となり、夜想曲は極上のリラクゼーションとして就寝時にかける音楽に最高。歌の数々もまるで歌手がギターや竪琴片手に歌っているような、歌本来が持つ雰囲気を出している。

※その他ODRADEK新譜
ODRCD 350 ※日本語オビ解説付き
レコード芸術9月号推薦!
「三面の鏡」
ドミトリ・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
 ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
レーラ・アウエルバッハ(b.1973):
 ピアノ三重奏曲第1番
 ピアノ三重奏曲第2番「トリプティーク~この鏡は三つの顔を持っている」

デルタ・ピアノ三重奏団:
【ジェラルド・スプロンク(Vn)
 イレーネ・エンズリン(Vc)
 ヴェラ・クーパー(Pf)】
録音:2017年6月 [63:30]
※デルタ・ピアノ三重奏団はヴァイオリンのジェラルド・スプロンク、チェロのイレーネ・エンズリン、ピアノのヴェラ・クーパー、いずれもオランダの若手音楽家によって2013年に結成された。リトアニアのヴィリニュス国際コンペティション優勝後、ザルツブルク国際室内楽フェスティバルに出演するなど、ヨーロッパ、アメリカで活動している。既にNAXOSよりタネイエフとボロディンのトリオでCDデビューし好評を得ている。このディスクではショスタコーヴィチの傑作である第2トリオとロシア出身で現在はアメリカ在住のレーラ・アウエルバッハ(アウアーバック)の2つのトリオが収められている。アウエルバッハの作品はショスタコーヴィチ、シュニトケの影響を感じさせる新ロマン主義的な音楽で大変興味深い。現在まだ40歳代の作曲家で今後の活躍が楽しみ。

SAND 0006
(SANCTIANDREEシリーズ)
「ジェームズ・マクミラン:お告げ」~21世紀の宗教音楽
ジェームズ・マクミラン(b.1959):アヴェ・マリア
ジェームズ・マクミラン:ザカリアのカンティクム
ジョン・タヴナー(1944-2013):お告げ
ケネス・レイトン(1929-1988):マニフィカト
ケネス・レイトン:ヌンク・ディミティス
ジェームズ・マクミラン:新しい歌
アンセルム・マクドーネル(b.1994):ヒネニー
ドミニク・デ・グランデ(b.1980):「眠っている間、サバは私にヤコブについて語った」
ケレンサ・ブリッグズ(b.1990):エクソダスⅢ
ショーン・ドハーティ(b.1987):神はサムエルを呼ぶ
リサ・ロバートソン(b.1993):沈黙の言葉の音
スチュアート・ビーチ(b.1991):ソロモンの受胎告知
ジェームズ・マクミラン:そして主の使が彼らの上にきた
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):聖処女への聖歌
ジュディス・ビンガム(b.1952):お告げ
ジェームズ・マクミラン:おお、眩しい夜明け

トム・ウィルキンソン(指揮)
セント・アンドルーズ大学聖サルヴァトール・チャペル合唱団
ショーン・ヒース(Org)
録音:2017年6月 [74:22]
※ジェームズ・マクミランの作品を中心に彼が影響を受けたジョン・タヴナー、ベンジャミン・ブリテン、さらには彼が将来に期待する現在20~30代の若手作曲家による混声合唱とオルガンによる新しい宗教音楽を集めた。マクミランを初めとしていずれも新しい調性、ロマンティシズムを志向する美しい作品が多い。マクミランは指揮者としてN響に客演したこともあり、新ロマン主義的な傾向の作曲家として知られている。

ODRADEK RECORDSレーベル・カタログ

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