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(ZKPスロヴェニア放送レーベル)
追悼盤!幻のヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャルの芸術続編6タイトル!
他、新譜9タイトル

(ZKPスロヴェニア放送レーベル)
追悼盤!幻のヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャルの芸術続編6タイトル!
他、新譜9タイトル

ZKPスロヴェニア放送レーベル(スロヴェニア)

追悼盤!幻のヴァイオリニスト
デヤン・ブラヴニチャルの芸術続編6タイトル!
★2017年に発売されたスロヴェニアの偉大なヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)の秘蔵録音集5枚(ZKP114700、114717、114724、114731、114748)の続編が今回6枚発売に。前回分は2017年10月1日の彼の80歳の誕生日を記念した発売だったのだが、それから半年後、それらのCDが日本の店頭に並んだ頃の2018年3月18日にブラヴニチャルは亡くなった。そのため今回の発売は追悼盤でもある。
ブラヴニチャルのヴァイオリンは、1957年から1960年までモスクワに留学し、チャイコフスキー音楽院でかのダヴィド・オイストラフに学んだことと、さらにローマの聖チェリーチア音楽院でピーナ・カルミレッリにも学んだことで、オイストラフ流の情感豊かな音楽という基礎の上に流麗なイタリア的美感が乗ったものというべき優れもの。今回の6CDもいずれも貴重なものばかり。

ZKP 115134
①バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004~アルマンド,コレンテ,サラバンド,ジーグ
②バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004~シャコンヌ
③ポルポラ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.12-2
④プロコフィエフ:「シンデレラ」からのガヴォット、パスピエ、冬の精、マズルカ
⑤バルトーク(シゲティ編):子供のために BB 53より
 パルランド(原曲 第2巻第28番),
 アンダンテ・ノン・モルト(第1巻第18番),
 アレグロ・ヴィヴァーチェ(第2巻第42番),
 アンダンテ・ソステヌート(第2巻第33番),
 アレグロ(第1巻第6番),
 アンダンテ(第1巻第13番),
 ポコ・ヴィヴァーチェ(第2巻第38番)
⑥ヴェラチーニ(コルティ編):ラルゴ
⑦チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
⑧パガニーニ:24のカプリス Op.1~第9番,第13番,第14番,第23番

デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
録音:2003年 リュブリャナ
録音:1999年6月19日
③マリヤン・リポヴシェク(Pf)
 録音:1964年4月18日 リュブリャナ
④リディヤ・スタンコヴィッチ(Pf)
 録音:1984年3月21日 リュブリャナ
⑤マリヤン・リポヴシェク(Pf)
 録音:1967年6月15日 リュブリャナ
⑥⑦リディヤ・スタンコヴィッチ(Pf)
 録音:1984年3月28日 リュブリャナ
録音:2003年 リュブリャナ
TT.78’11
※スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)の様々な録音を集めたCD。ここではなんといってもバッハのシャコンヌの熱演が嬉しい。ブラヴニチャルはローマで後にイ・ムジチのコンサートマスターを務めるピーナ・カルミレッリに学んでおり、イタリアのバロック時代のヴァイオリン曲も得意としていた。ポルポラのヴァイオリン・ソナタは21世紀でも取り上げられることが稀な作品で、ブラヴニチャルがイタリアで修行した賜物と言うべき演奏。そしてさすがはオイストラフの弟子、プロコフィエフやチャイコフスキーといったロシアものはお手の物、さらに隣国ハンガリーのバルトークも充実。

ZKP 115141
①バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001
②モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのアダージョ イ長調 K.261
③モーツァルト(クライスラー編):ヴァイオリンとピアノのためのロンド ト長調 K.250
④ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲~
 第1番 ト短調,第7番 イ長調,
 第9番 ホ短調,第20番 ホ短調
⑤クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2,ジプシーの女,愛の悲しみ,美しいロスマリン
⑥クライスラー:愛の悲しみ,美しいロスマリン
⑦サラサーテ:序奏とタランテラ Op. 43
⑧ドビュッシー(ロケ編):レントより遅く
⑨プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」~行進曲
⑩イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27~第3番 ニ短調 「バラード」

デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
録音:1999年 リュブリャナ
②アツィ・ベルトンチェルイ(Pf)
 録音:1992年5月6日 リュブリャナ
③アツィ・ベルトンチェルイ(Pf)
 録音:1992年6月6日 リュブリャナ
④⑤モイツァ・プルチェリ(Pf)
 録音:1999年 リュブリャナ
⑥リディヤ・スタンコヴィッチ(Pf)
 録音:1984年3月28日 リュブリャナ
⑦⑨マリヤン・リポヴシェク(Pf)
 録音:1967年6月15日 リュブリャナ
⑧モイツァ・プルチェリ(Pf)
 録音:1999年 リュブリャナ
録音:1998年2月17日 リュブリャナ
TT. 71’28
※スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937―2018)の様々な録音を集めたCD。ブラヴニチャル29歳の時のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番は気迫漲る名演。モーツァルトのアダージョはしっとりとした情感が素晴らしい。クライスラーでは品の高いた美感が好ましい。ブラヴニチャルの弾くクライスラーは、モダン過ぎず情緒綿々過ぎず、絶妙な加減が見事だ。最後の気合の入ったイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番まで、ブラヴニチャルというヴァイオリニストを理解するには打って付けの一枚だ。

ZKP 115158
①タルティーニ(クライスラー編):ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」
②バブニク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ長調
③ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
④イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27~第6番 ホ長調
⑤マティヤ・ブラヴニチャル:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ

デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
①モイツァ・プルチェリ(Pf)
 録音:1991年3月30日 リュブリャナ
②アツィ・ベルトンチェルイ(Pf)
 録音:1979年7月11日 リュブリャナ
③マリヤン・リポヴシェク(Pf)
 録音:1967年6月23日 リュブリャナ
録音:2003年6月1日 リュブリャナ
録音:1966年11月2日 リュブリャナ
TT. 76’52
※スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937―2018)の様々な録音を集めたCD。ブラヴニチャルはローマで後にイ・ムジチのコンサートマスターを務めるピーナ・カルミレッリに学んでおり、イタリアのバロック時代のヴァイオリン曲も得意としており、しかもジュゼッペ・タルティーニの生地ピラーノは現在はスロヴェニア領ピランという縁もあって、悪魔のトリルはブラヴニチャルの腕前が冴えた名演。マテイ・バブニク(1787―1868)はおそらくスロヴェニア系の作曲家。ウィーン生まれで十代の頃にリュブリャナに移住し活躍、その後ブダペストで教育家として過ごした。しっかりとしたウィーン古典派の作風で、これは知られざるヴァイオリン・ソナタの名作と言えるだろう。30歳目前のブラームスの瑞々しい演奏も素晴らしい。マティヤ・ブラヴニチャルはデヤンの父。
なお、マティヤ・ブラヴニチャル:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ はZKP 115189に収録されているものと同じ録音。

ZKP 115165
①マティヤ・ブラヴニチャル:ヴァイオリン協奏曲
②マティヤ・ブラヴニチャル:ファンタジア・ラプソディカ
③シュケルヤンツ:ヴァイオリン協奏曲

デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
①ミラン・ホルヴァート(指揮)RTVリュブリャナ交響楽団
 録音:1991年3月30日 リュブリャナ
②マルコ・ムニー(指揮)RTVスロヴェニア交響楽団
 録音:1985年12月18日 リュブリャナ
③マルコ・ムニー(指揮)スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1997年4月14日 リュブリャナ
TT. 67’15
※スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)によるスロヴェニアの作曲家のヴァイオリン協奏曲ほか。マティヤ・ブラヴニチャル(1897-1977)はデヤンの父親。1963年にデヤンのヴァイオリンで初演された。穏やかな近代的響きの美しい作品で、埋もれたままにするには惜しい曲。指揮はクロアチアの巨匠、ミラン・ホルヴァート。
ルチヤン・マリヤ・シュケルヤンツ(1900-1973)は20世紀のスロヴェニア音楽界の重鎮。ウィーンでピアノと作曲を学んだ後、パリでヴァンサン・ダンディに作曲を、バーゼルでフェリックス・ワインガルトナーに指揮を学んだ。ヴァイオリン協奏曲は1945年に初演された作品で、渋めだが力作。

ZKP 115172
①ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
②ヒンデミット:室内音楽第4番 Op.36-3

デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
①サモ・フバド(指揮)RTVリュブリャナ交響楽団
録音:1973年7月19日 リュブリャナ
②ジャン=クロード・カサドシュ(指揮)RTVリュブリャナ交響楽団
録音:1973年10月11日 リュブリャナ
TT. 65’09
※スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)の演奏するベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とヒンデミットの室内音楽第4番。ベートーヴェンは力み無く豊かに歌う演奏。ヒンデミットの室内音楽第4番は1925年作。5楽章のヴァイオリン協奏曲で、晦渋さと奇怪さの中に独特の美しさが入り混じるユニークな曲。指揮は当時37歳のジャン=クロード・カサドシュ。

ZKP 115189
「マティヤ・ブラヴニチャル:ヴァイオリン作品集」
①古風な様式のソナタ
②若い演奏者
③幻想曲
④夜想悲歌
⑤タンゴ・ムーヴメンツ
⑥無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ

デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
①アツィ・ベルトンチェルイ(Pf)
 録音:1979年1月12日 リュブリャナ
②リディヤ・スタンコヴィッチ(Pf)
 録音:1984年6月4,11日 リュブリャナ
③-⑤マリヤン・リポヴシェク(Pf)
③-⑥録音:1966年11月2日 リュブリャナ
TT. 67’30
※スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)が、父である作曲家、マティヤ・ブラヴニチャル(1897-1977)のヴァイオリン作品を弾いたCD。マティヤ・ブラヴニチャルはスロヴェニア最西部の都市トルミン(当時はオーストリア=ハンガリー帝国に属していた)の生まれ。リュブリャナでヴァイオリンと作曲を学び、ヴァイオリニストとして活躍する一方、ヴァイオリン作品を中心に多数の作品を残している。作風はロマンティックなもの。
なお、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ はZKP 115158に収録されているものと同じ録音。

※その他 ZKPスロヴェニア放送レーベル新譜
ZKP 114823
「エルヴィラ・ハサナジッチ ソプラノ歌曲集」
ベルク:7つの初期の歌(夜,葦の歌,夜鶯、この上ない夢,部屋で,愛を讃える,夏の日々)
ヴォルフ:ミニョンの歌(君はあの国を知っているかい?,私に語れ命じないで,憧れを知る者だけが,私を見させておいて)
オステルツ(1895-1941):晩に,あなたはもう庭にはいない,子守唄,夜鶯,日本の主題,聖ゲオルギウスの祝日,母を恋しがり,私が少年だった時,ハチが飛びまわる
シモニティ(1914-1981):花が一輪,春,晩の涼しさ,私があなたを思う時,あなたは知っているか,ささやく風,澄明,多過ぎる喜び,月夜,裸足で行こう,赤い踊り,

エルヴィア・ハサナジッチ(ソプラノ)
ハインツ・ヒェン(ピアノ)
アンドレヤ・コスマッチ(ピアノ)
録音:2014年月31日-4月4日,2016年6月3-5日,2016年8月1日 リュブリャナ、68’45
※スロヴェニアのソプラノ、エルヴィラ・ハサナジッチの歌う近代歌曲集。エルヴィラ・ハサナジッチはリュブリャナの生まれ。ドイツを中心に活躍している。スラヴコ・オステルツ(1895-1941)、ラド・シモニティ(1914-1981)はスロヴェニアの作曲家。全曲スロヴェニア語―ドイツ語―英語の歌詞対訳あり。

ZKP 115011(2CD)
「クラシカ」
 ~20世紀スロヴェニアの管弦楽Vol.2
①コゴイ:「もし私たちが踊るなら」~管弦楽のための組曲(3曲)
②ジェブレ:管弦楽曲「走行」
③オステルツ:交響詩「母」
④レビッチ:「焦げた草」 メッゾソプラノと管弦楽のための(4曲)
⑤ラモヴシュ:交響曲68
⑥イェジュ:「弦よ、私たちにお前の優美な響きをおくれ」~マンドリンと弦楽オーケストラのための
⑦レイコ:「傷ついた時の誕生」
⑧レビッチ:クイーンズランドの音楽~管弦楽のための
⑨グロボカル:「労働」~大管弦楽団のための

①ウロシュ・ラヨヴィッチ(指揮)スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1986年
②-⑤⑦-⑨RTVスロヴェニア交響楽団
⑥RTVリュブリャナ室内管弦楽団
②エン・シャオ(指揮)
 録音:2012年 リュブリャナ
③アントン・ナヌート(指揮)
 録音:1993年 リュブリャナ
④マリヤーナ・リポヴシェク(MS)
 スタニスラフ・マクラ(指揮)
 録音:1981年 リュブリャナ
⑤サモ・フバド(指揮)
 録音:1968年 リュブリャナ
⑥ヴラディミル・フロヴァト(マンドリン)
 ウロシュ・ラヨヴィッチ(指揮)
 録音:1977年 リュブリャナ
⑦リオル・シャンバダル(指揮)
 録音:2000年 リュブリャナ
⑧マルコ・レトーニャ(指揮)
 録音:1991年 リュブリャナ
⑨ヴィンコ・グロボカル(指揮)
 録音:1992年 リュブリャナ
TT.138’25
※第1集 ZKP 113802 に続く20世紀スロヴェニアの管弦楽曲集の第2集。マリイ・コゴイ(1892-1956)、デメトリイ・ジェブレ(1912-1970)、スラヴコ・オステルツ(1895-1941)、ロイゼ・レビッチ(1934-)、プリモジェ・ラモヴシュ(1921-1999)、ヤコブ・イェジュ(1928-)、ウロシュ・レイコ(1954-)、ヴィンコ・グロボカル(1934-)の作品を収録。
アントン・ナヌート、マリヤーナ・リポヴシェクが参加した録音も含まれている。

ZKP 115066
「テオバルト・ベーム(1794-1881):フルート作品集」
アルプスの思い出第5番 Op.31
タランテラ風のロンド Op.34
ラルゲット Op.35
シューベルトと他の作曲家のワルツによるポプリ Op.18
アンダンテ Op.33
大ポロネーズ ニ長調 Op.16

マルティン・ベリッチ(フルート)
イヴァン・フェルチッチ(ピアノ)
TT.41’09
※ベーム式フルートで知られる現代フルートの開発者、ドイツのフルート奏者、テオバルト・ベーム(1794-1881)のフルート曲集。ベームは作曲をペーター・フォン・ヴィンター(かのサリエリの弟子の一人でミュンヘンの宮廷劇場の宮廷楽長を長く務めた)に学んでおり、作曲の腕前も一流である。
マルティン・ベリッチはスロヴェニアのフルート奏者。マリボール音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウムで学び、2007年からミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のフルート奏者を務めている。

ZKPスロヴェニア放送レーベル・カタログ

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