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(MSRレーベル)
ブリテン、ミヨー、フィンジ、シュトラウス 20世紀前半に書かれた珍しいピアノ協奏曲集!
他、新譜9タイトル

(MSRレーベル)
ブリテン、ミヨー、フィンジ、シュトラウス 20世紀前半に書かれた珍しいピアノ協奏曲集!
他、新譜9タイトル

MSRレーベル(アメリカ)

ブリテン、ミヨー、フィンジ、シュトラウス
20世紀前半に書かれた珍しいピアノ協奏曲集!
MS 1756
①ブリテン(1913-76):「若きアポロ」Op.16~ピアノと弦楽のための
②ダリウス・ミヨー(1892-1974):「エクスの謝肉祭」Op.83b
 ~ピアノと管弦楽のための幻想曲
③フィンジ(1901-56):「エクローグ」Op.10~ピアノと弦楽のための
④R.シュトラウス(1864-1949):組曲「町人貴族」Op.60

ジョシュア・ピアース(ピアノ)
カーク・トレヴァー(指揮)
①②④スロヴァキア国立ジリナ室内管弦楽団
③ブラティスラヴァ・スロヴァキア・放送交響楽団
④フランティシェク・フィギュラ(Vn)  パヴォル・シムチク(Vc)
 マリア・デュホヴァ(Hrp)
録音:①②④2004年1月24-27日③2005年3月31日 [69:11]
※20世紀に書かれた、普段あまり聴かれることの少ないピアノ協奏曲を収録。ブリテンの「若きアポロ」は第二次大戦勃発とともに一時的にアメリカに避難した際、カナダのラジオ放送局より委嘱された7分あまりの小ピアノ協奏曲。ミヨーの「エクスのカーニバル」は1920年代に演奏活動でアメリカをしばしば訪れるようになったミヨーがボストン響からの委嘱で作曲したピアノ協奏曲的な性格を持つバレエ組曲。彼らしい祝祭的な明るさに溢れている。イギリス田園楽派のひとりフィンジの「エクローグ」はバロック様式と近代的な和声をブレンドした彼の代表作。R.シュトラウスの「町人貴族」はピアノ協奏曲ではないが、ピアノを中心にオーケストラのソロ楽器が合奏協奏的に展開する。円熟期のシュトラウスの筆致が冴える傑作である。

※その他MSRレーベル新譜
MS 1623
「古典派の弦楽三重奏曲の発見 第3集」
サンマルティーニ:ソナタ イ長調 Op.5-1
ロンバルディーニ=シルメン:ソナタ ト長調 Op.1-5
アンテス:三重奏曲 ニ短調 Op.3-2
ザンネッティ:三重奏曲 ニ長調 Op.2-3
ホフマイスター:協奏三重奏曲 ト長調 Op.11-3
ホフマン:三重奏曲オディヴェルティメント ハ長調
ウラニツキ:協奏三重奏曲 ト長調 Op.3-3

ザ・ヴィヴァルディ・プロジェクト:
【エリザベス・フィールド(Vn)
 アリソン・ナイクイスト(Va)
 ステファニー・ヴィアル(Vc)】
(ピリオド楽器使用)
録音:2020年11月15—19日 米国 ニューヨーク州 トロイ、DDD、77’25
※好評の古典派の弦楽三重奏曲の発見、第3集が発売された。ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700-1775)、マッダレーナ・ロンバルディーニ=シルメン(1745-1818)、ジョン・アンテス(1740-1811)、フランチェスコ・ザネッティ(1737-1788)、フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812)、レオポルト・ホフマン(1738-1793)、パウル・ウラニツキ(1756-1808)の作品を収録。ことにマッダレーナ・ロンバルディーニ=シルメン(シルメンは夫の姓)は当時珍しい女性のヴァイオリニスト。ヴェネツィアに生まれ、タルティーニにも学んだ名手。作品の録音は珍しい。 ザ・ヴィヴァルディ・プロジェクトは2006年結成。ヴァイオリンのエリザベス・フィールドとチェロのステファニー・ヴィアルが中心となって、様々な編成で演奏活動を広げている。

MS 1679
①ショスタコーヴィチ(1906-1975):
 ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.61(1943)
②フランク・ブリッジ(1879-1941):
 ピアノ・ソナタH.160(1921-1924)

サリー・ピンカス(ピアノ)
録音:①2020年6月2日、②2021年1月12日、ボストン[58:12]
※ショスタコーヴィチのピアノ・ソナタ第2番は交響曲第7番と8番の間の時期に作曲され作曲者自身により初演されたが、評判は芳しいものではなかった。そのせいか以後作曲家はこの分野に深く踏み込むことはなく、これが最後のピアノ・ソナタになったが、その内省的な内容は実に奥深い。ロ短調という調性もリストやショパン(第3番)のソナタひいてはバッハのミサ曲を思わせて意味深であるが、実際は無調の部分が多く、その黙示録的で厭世的な内容は輝かしい勝利で終わる交響曲第7番の作曲直後の作品とは思えない。この機会に再聴すべき傑作である。ブリッジはブリテンの師匠としても知られる。イギリス田園楽派に近い作風を示す曲もあるが、第一次大戦後はモダニズムの影響を大きく受け、無調、多調など同時代の前衛の様式で多くの作品を書いている。このピアノ・ソナタも自由な無調と激しい表現主義的なスタイルを採っている。なかなか聴ける機会のない作品だけに、このチャンスにぜひ。

MS 1695
「バーバラ・ハーバック作品集VOL.14」
~ハーバック(b.1946):室内楽作品集Vol.6
①「シヴィル・シヴィリティ(市民の礼儀)」
 ~室内管弦楽、ソプラノ、フルート、ヴァイオリンとピアノのための
②「ヒルデガルトの幻影」
 ~ヴァイオリンとピアノのための
③4つの舞曲~フルートとピアノのための
④「星が駆け抜ける音」
 ~ソプラノ、ヴァイオリンとピアノのための

ジェームズ・リチャーズ(指揮)
セント・ルイス室内管弦楽団
ステラ・マークー(Sop)
ジェニファー・マッツォーニ(Fl)
ジュリア・サハロヴァ(Vn)
ジェーン・プライス(Vn)
アラ・ボスコボイニコヴァ(Vn)
録音:2017年10月、2018年6月、2019年6月セントルイス・ミズーリ大学[76:57]
※バーバラ・ハーバックはミズーリ州を拠点に活躍しており、交響曲からオペラ、室内楽、テレビの音楽まで幅広く作曲活動している。作品はテレビの仕事を盛んにしているだけあって、いずれも調性で書かれた明朗快活で親しみ易いものばかり。初期ドビュッシーを思わせる淡い色彩とリリシズムが耳に心地よい音楽。

MS 1713
デイロン・ヘイゲン(b.1961)作品集
①有頂天と悔い(1987)(2曲)
②ピアノのための組曲(4曲)(2009)
③野菜短詩集(8曲)(2011)
④5つの夜想曲(2012)
⑤マルドゥーン歌曲集(1992)

①-⑤トレイシー・コードン(ピアノ)
①③アリアナ・ワイアット(ソプラノ)
⑤ブライアン・ソーセット(テノール)
①ベンジャミン・ワイアット(チェロ)
録音:2018年1月9-11日 米国 バージニア州 ブラックスバーグ、DDD、70’50
※米国の作曲家、デイロン・ヘイゲン(1961-)の歌曲などの作品集。デイロン・ヘイゲンはウィスコンシン州ミルウォーキーの生まれ。カーティス音楽院とジュリアード音楽学校で学び、早くに作曲家として名声を確立し、今日まで様々な作品を書き活躍している。現代米国の作曲らしく、穏やかな作風に近代性が宿っている。
アリアナ・ワイアットは近現代の作品を得意とするソプラノ。ブライアン・ソーセットは現代声楽作品に加えてバロック作品も得意としている。歌曲、独奏曲共にトレイシー・コードンの演奏が冴えている。

MS 1746
「クイックシルヴァー」~吹奏楽伴奏の協奏曲集
①ステーシー・ギャロップ(b.1969):
 クイックシルヴァー(2017)
②デイヴィッド・マスランカ(1943-2017):
 ピアノとウィンド・アンサンブルのための協奏曲第3番(2016)
③デイヴィッド・ビーデンベンダー(b.1984):
 葉の上に書かれたもの(2019)

マシュー・ウェストゲイト(指揮)
UMASSウィンド・アンサンブル
①ジョナサン・ハルティング=コーエン(Sax)
②ナディーン・シャンク(Pf)
録音:①②2018年4月18-19日、③2019年4月28日マサチューセッツ大学ファイン・アーツ・センター[65:09]
※ウィンド・アンサンブル(いわゆる吹奏楽)をバックにした協奏曲を中心にした作品集。ガロップの「クイックシルヴァー」はサックスの抒情的で息の長い旋律にアンサンブルが時に豪快に、時に室内楽的に繊細に色彩をつける秀作。ウィンド・アンサンブルの新作として一聴に値する佳品。吹奏楽界の帝王マスランカの協奏曲はピアノとウィンドアンサンブという組み合わせが珍しく、近代イギリスの作曲家の作品を思わせるメランコリックなハーモニーと旋律が美しい。ビーデンベルダーの「葉の上に書かれたもの」は、ややミニマル風に書かれた奇知に富んだ3楽章からなる作品。

MS 1772
「1920年以降のメキシコの連作歌曲集」
バニュエラス(1931-2015):3つのスペイン語の歌曲
ポンセ(1882-1948):6つの古風な詩
サンディ(1905-96):4つの愛の歌
ポンセ(1882-1948):ブルルの3つの詩
モンカダ(1876-1945):私の土地の様式による歌
ロロン(1879-1945):港の素描集
ロドルフォ・アルフテル(1900-87):陸に上がった船乗り

フアン・カルロス・メンドーサ(テノール)
ジェシカ・モニエ(ピアノ)
録音:2019年12月30日-2020年、DDD、57’28
※「声を見つける FINDING A VOICE」と題された、近代メキシコ連作歌曲を集めたCD。ルイス・サンディ(1905-1996)の「4つの愛の歌」とロドルフォ・アルフテル(1900-1987)の「陸に上がった船乗り」は以前CDが出ていたが、他の作品はあるいはこれが世界初録音かもしれない。メキシコの作曲家でも有名なマヌエル・ポンセ(1882-1948)やホセ・ロロン(1879-1945)には録音が多いが歌曲は少ない。ロベルト・バニュエラス(1931-2015)やエドゥアルド・エルナンデス・モンカダ(1876-1945)は録音そのものが極めて少ない。スペイン語とは言えスペインとは異なるメキシコ情緒が楽しめる。 フアン・カルロス・メンドーサは米国、アイオワ州マスカティン生まれのテノール。バロック音楽から現代ものまで幅広いレパートリーを誇る。ラテンアメリカのスペイン語歌曲に力を入れており、このCDでも本領を発揮している

MS 1776
「魔法使いショパン」~ショパン作品集
バラード ヘ短調 Op.52/マズルカ イ短調 Op.17-4/
マズルカ イ短調 Op.7-2/マズルカ イ短調 Op.68-2/
練習曲 変イ長調 Op.25-1/マズルカ 嬰ト短調 Op.33-1/
マズルカ ト短調 Op.67-2/マズルカ 嬰ヘ短調 Op.6-1/
前奏曲 嬰ハ短調 Op.28-10/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3/
マズルカ ニ長調 Op.33-2/夜想曲 変ホ長調 Op.9-2/
マズルカ ハ長調 Op.67-3/マズルカ イ短調 Op.67-4/
マズルカ ハ長調 Op.24-2/前奏曲 ヘ短調 Op.28-18/
練習曲 ヘ短調 Op.25-2/マズルカ ヘ短調 Op.68-4/
マズルカ 変ロ短調 Op.24-4/マズルカ 変ロ長調 Op.7-1/
マズルカ ロ短調 Op.33-4/前奏曲 ホ短調 Op.28-4/
ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/前奏曲 イ長調 Op.28-7/
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66

イリーナ・フェオクティストワ(ピアノ)
録音:2010-2011年、DDD、78’13
※ロシアのサンクトペテルブルク生まれで米国で活躍するピアニスト、イリーナ・フェオクティストワのMSRへの2枚目のCD(ただし録音は1枚目「メトネル&スクリャービン(MS1326)」と同時期と思われる)。マズルカを中心としたショパンの作品集。フェオクティストワはシカゴ・リリック・オペラの練習ピアニスト、歌唱コーチ、さらには指揮者助手として働いており、コンサートピアニストのような華やかさよりも、やはり何か物語を感じさせる語るショパンになっているのが面白い。

MS 1785
「エルバーク・エリルマーズ(b.1989)作品集」
①「ヨーグルト作り職人の踊り」(2014)
②「ホッパ(溌剌と)3」(2018)
 ~弦楽四重奏とダラブッカのための
③ミニアチュアズ・セット第4番(2012)
④ミニアチュアズ・セット第5番(2015)
 ~弦楽四重奏とトルコの民族打楽器のための
⑤「ベシメスルタンのトラキアの大気」(2015)
⑥「執拗な音楽」(2019)~ピアノ五重奏のための

カープ・ディエム四重奏団:
【チャールズ・ウェザービー(Vn.1)
 マリサ・イシカワ(Vn.2)
 コリン・フジワラ(Va)
 グレゴリー・ソーアー(Vc)】
②④⑥エルバーク・エリルマーズ(打楽器、Pf)
録音:2020年1月20-22日テキサス・ヒューストン[60:11]
※エリルマーズはトルコ系アメリカ人の作曲家。トルコ系といえば作曲家でもあるピアニストのファジル・サイが思い出されるが彼はサイより20歳ほど年下の世代にあたる。彼の音楽はトルコ民族音楽の要素と西洋音楽をミックスしたもので、さながら21世紀トルコのバルトークかハチャトゥリアン、イッポリトフ=イワノフといったところ。このディスクには弦楽四重奏が中心になった室内楽が集められており、「ヨーグルト作り職人の踊り」では弦楽奏者が演奏しながら足踏みしたり手拍子を叩いたり叫んだりする。タブラに似たトルコの太鼓ダラブッカと弦楽のための「ホッパ」は溌剌という意味の通り熱い民族的な舞曲。ピアノ五重奏曲「執拗な音楽」はその名の通り、中近東の脂がギトギトした味の強い料理を食べさせられているような濃ゆい音楽。絵葉書的エキゾチシズムと紙一重の危うさはあるものの細部の書法の筆致は確かなもの。この手の音楽が好きな人には堪らないはず。

MSRレーベル・カタログ

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