BRIDGEレーベル(アメリカ)
アメリカの腕っこき集団プロジェクト・フュージョンの
グラズノフのオリジナル作品含むサックス四重奏作品集!
BCD 9561
「プロジェクト・フュージョン」~サックス四重奏作品集
J.S.バッハ(1685-1750):カンタータ「天より雨下り雪落ちて」BWV18よりコラール
グラズノフ(1865-1936):サクソフォン四重奏曲Op.109(1932)
ボザ(1905-1991):アンダンテとスケルツォ(1938)
マスランカ(1943-2017):「朗読の本」(2006)
プロジェクト・フュージョン:
【ダネル・エスピノーザ(S.sax)
マシュー・アメディオ(A.sax)
マイケル・ソウジン(T.sax)
マシュー・エヴァンス(Br.sax)】
録音:2019年4月26-28日ニューヨーク [58:38]
※プロジェクト・フュージョンはアメリカのサックス四重奏団。メンバーはそれぞれソリストとしても活動しているが、アンサンブルとして米国内の数々のコンクールに上位入賞を果たしている実力派。クラシックの作曲家によるサックス作品は19世紀末から20世紀初頭にかけて盛んに書かれ始めるが、グラズノフの四重奏曲は名曲のひとつ。グラズノフらしい民謡風で叙情的な旋律が魅力的。管楽作品に名作の多いボザのアンダンテとスケルツォはドビュッシーの影響が感じられる愛らしい小品。先年亡くなったばかりのマスランカの「朗読の本」はグレゴリオ聖歌やルネサンスの宗教歌の旋律を素材にした瞑想的な音楽。
ジョージ・クラム・エディション最新盤!
メタモルフォーゼス第1集&第2集
BCD 9551
「ジョージ・クラム・エディションVol.20」
ジョージ・クラム(b.1929):
①「メタモルフォーゼス」第1集(2015-2017)
~アンプリファイド・ピアノのための絵画に触発された10のファンタジー
②「メタモルフォーゼス」第2集(2018-2020)
~アンプリファイド・ピアノのための絵画に触発された10のファンタジー
マーカントニオ・バローン(アンプリファイド・ピアノ)
録音:①2019年10月②2021年6月 [75:59]※①はBCD9535で既出
※BRDIGEレーベルが進めるクラム・エディション第20弾。
齢92歳にして全く創作力の衰えを見せないクラムの最新作。プリペアド、アンプリファイドされ内部奏法も頻発するピアノは彼の代表作「マクロコスモス」を思わせる。第1集、第2集ともに近現代の画家の絵画にインスピレーションを受けたそれぞれ10曲、計20曲の小品から構成されている。インスピレーションを受けた絵にはクレー、ゴッホ、シャガール、ゴーギャン、ダリ、ピカソ、カンディンスキー、ワイエスらの作品が含まれている。しかしこれらの名画もクラムの手にかかると、どれも他ならぬクラム・ワールドに変身してしまう。曲によってピアニストは打楽器を叩いたり、トイ・ピアノを弾いたりさらには歌ったり喚いたり、といつものクラム節が炸裂。
※メタモルフォーゼス第1集はBCD9535で発売済。